春の訪れを感じ始める3月。暖かい日が増えて気持ちよくバイクに乗れる季節がやってきた。そんな時期にピッタリな、自然の美しさや季節感を味わえる道の駅を3つ厳選。バイクシーズンは目前だ!
1. 道の駅 果樹公園あしがくぼ(埼玉県)
心地よい春風を感じつつワインディングを走りたい!
埼玉県横瀬町の「道の駅 果樹公園あしがくぼ」は、春になると物産展に山菜やイチゴが並び、旬の食材が楽しめるスポット。山に囲まれた自然豊かな場所で、目の前を流れる横瀬川(よこぜがわ)では春の陽光にきらめく水面が見られる。
農産物直売所では新鮮な地場農産物や特産品が豊富にそろい、手作りマルシェでは焼きたてパンや果物のジャムが味わえる。
バイク駐車場が広く、秩父ツーリングの拠点として多くのライダーが訪れる場所としても有名。国道299号沿いの川沿いを走るワインディングは春の風が心地よく、道の駅で秩父グルメを楽しめばツーリングがさらに充実する。
2. 道の駅 雨晴(富山県)
海沿いを走る快走ルート
富山県高岡市の「道の駅 雨晴」は、3月になると雪解けが始まり、立山連峰が美しく映える場所。富山湾越しに見える立山連峰は、晴れた日にその姿がくっきりと現れ、春の訪れを感じさせる。国道415号線沿いの海沿いをバイクで走るルートは爽快だ。展望デッキで立山連峰や富山湾を眺めつつ、地元の海鮮を使った軽食を楽しめる。
バイク駐車場が広く、ライダーに優しい設計だ。周辺には義経岩や雨晴海岸があり、雪解けが進む立山連峰は、春の始まりを象徴する風景だ。
3. 道の駅 すいかの里うえき(熊本県)
熊本県春木町は「スイカ」が春の味覚!?
「道の駅 すいかの里うえき」がある熊本県植木町は、全国有数のスイカ産地。名物のスイカジェラートは、赤い果肉部分に加え、チョコチップで種を再現し、皮の緑まで表現したこだわりの一品。見た目も味もまさにスイカそのもので、訪れる人々の人気を集めている。
スイカといえば夏が旬のイメージだが、植木町のスイカは春と秋が出荷のピークで、3~6月が旬の春スイカの時期には「春のすいか祭り」が行われ、小玉、中玉、大玉と、多種多様なスイカが店頭に並ぶ。
広い駐車場や休憩スペースも完備されており、快適に過ごせる環境が整っている。熊本の美味しさと魅力を存分に味わえる道の駅だ。