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バイクの車検は何ccから必要?手続きや費用を徹底解説

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクの車検が必要な排気量や手続き方法、車検にかかる費用について知りたい方へ向けたガイドです。本記事では、バイクオーナーが知っておくべき情報をわかりやすく解説します。

目次

バイクの車検とは?

車検の概要

バイクの車検制度は、安全を確保し交通事故を防ぐために一定期間ごとに実施される検査のことです。バイクの状態が良好であることを確認し、故障や劣化によるリスクを減らします。車検を通過することで、公道を走行する許可が与えられます。

また、環境基準を満たすことも求められ、排出ガスの管理や騒音対策が行われます。この制度により、ライダーや他の道路利用者の安全が守られ、適切なメンテナンスが促進されます。また、車検の対象となるバイクは、排気量によって異なります。

車検の法律的な背景

車検制度は、道路運送車両法によって定められています。この法律は、自動車やバイクなどの車両が安全に走行できるように、構造や性能に関する基準を定め、その基準を満たしているかどうかを検査することを義務付けています。車検は、この法律に基づいて実施される検査であり、安全な道路交通環境の維持に重要な役割を果たしています。

バイクの車検が必要な排気量

何ccの排気量から車検が必要?

バイクの車検は排気量によって必要かどうかが決まります。一般的に、排気量が250ccを超えるバイクは車検の対象となります。ただし、例外として、原付一種、二種、軽二輪と呼ばれる排気量250cc以下のバイクは、車検の対象外です。

なぜ排気量によって車検の対象が変わるかについてですが、排気量が大きいほどエンジンのパワーや速度が増し、その分安全性の確保が重要になるためです。車検を通じて、ブレーキやライト、タイヤなどの状態をチェックし、事故のリスクを減らします。

排気量ごとの車検の要否

バイクの車検の要否は、排気量によって異なります。

  • 原付一種(50cc以下)
    車検は不要です。サイズの小さなバイクや、ひとり乗りのスクーターがこれに該当し、簡易な定期点検が推奨されます。
  • 原付二種(51cc~125cc)
    車検は不要です。原付一種に近いサイズですが、ふたり乗りが可能なモデルもあります。法定点検やメンテナンスは必要です。
  • 軽二輪(126cc〜250cc)
    車検は不要です。高速道路の走行が可能です。税金も高くないため、経済的にも優れています。法定点検やメンテナンスは必要です。
  • 小型二輪(251cc~)
    車検が必要です。大型バイクや高性能バイクが含まれ、安全性や排出ガス基準の確認のために定期的な車検が義務付けられています。

これにより、バイクのサイズや性能に応じた適切な管理が行われ、安全運転が促進されます。

バイクの車検に必要な書類

必須書類一覧

バイクの車検を受けるには、いくつかの書類が必要となります。また、申請書類に押印するための印鑑が必要です。

自動車検査証
現在の車検証が必要です。これにはバイクの基本情報が記載されています。

自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書)
保険の有効期限が車検期間中である必要があります。通常は車検期間より少し長めの有効期限にします。

軽自動車納税証明書
そのバイクが軽自動車税を適切に納付していることを示すものです。振込みやクレジットカード払いの場合は領収証がないので、証明書を別途用意しましょう。

また、ユーザー車検を受ける場合は下記の書類も必要となります。

定期点検整備記録簿(点検整備記録簿)
バイクのメンテナンス履歴を記録したもの。整備状況を確認するために使います。

追加書類について

上記の必須書類に加えて、場合によっては追加書類が必要となることがあります。例えば、代理人に代行してもらう場合には委任状と、代理人の身分証明書が必要です。またバイクの改造を行っている場合は、構造変更申請が必要となる場合があり、車両の変更前と変更後の仕様が分かる書類(図面や説明書など)や、さらに追加の証明書が必要になる可能性もあります。

バイクの車検費用

法定費用

バイクの車検費用は、法定費用とその他の費用に分けられます。法定費用は、国が定めた費用であり、車検を受ける際に必ず支払う必要があります。法定費用には、以下の費用が含まれます。

検査手数料: 車検を受ける際に必要な印紙代です。バイクの排気量や地域によって異なります。

重量税: 車検と同時に軽自動車税の納税証明書が必要です。軽自動車税は年額で、排気量に応じて異なります。

自賠責保険料:バイクの所有者が、万が一の事故に備えて加入する保険です。車検と同時に軽自動車税の納税証明書が必要です。軽自動車税は年額で、排気量に応じて異なります。

その他の費用

その他の費用には、以下の費用が含まれます。

整備費用: 車検前に必要な整備や修理が行われる場合、その費用が別途かかります。例えば、ブレーキパッドの交換やタイヤの交換などが該当します。

部品交換費用:車検の際に、交換が必要な部品がある場合、工賃とは別にかかる費用です。

検査代行手数料:車検を自分で受けずに、車検専門業者やディーラーに代行してもらう場合、代行手数料がかかります。これには検査費用や手続きに関するサービス料が含まれます。

その他の費用は、バイクの状態や車検を受ける場所によって異なります。

車検の手順

ユーザー車検

ユーザー車検とは、バイクの所有者が自分で車検を行うことです。ユーザー車検は、業者に車検を依頼するよりも費用を抑えることができますが、自分で検査を行う必要があるため、ある程度の知識や経験が必要です。ユーザー車検の手順は以下の通りです。

  1. 準備
    車検証と自賠責保険証明書:現在の車検証と自賠責保険の証明書を用意します。
    軽自動車税納税証明書:税金の納付証明書を準備します。
    整備記録簿:修理やメンテナンスの記録です。
  2. 事前点検
    バイクのブレーキ、タイヤ、ライト、ウィンカー、エンジンなどを確認し、必要な修理や調整を行います。車検前に整備が必要です。とくにヘッドライトの光軸は注意しておきましょう。
  3. 予約
    最寄りの運輸支局(陸運局)で車検の予約をします。オンラインや電話で予約します。
  4. 検査場に持ち込む
    指定された日時に、必要書類(車検証、自賠責保険証明書、納税証明書、整備記録簿)とバイクを持参します。
  5. 車検場で用意する書類を揃える
    検査場に受付がありますので、各種書類に記入します。手順や必要な書類が分からない場合は、職員の方に相談すれば教えてもらえます。
  6. 費用の支払い
    印紙代や車検手数料など、法定費用を支払います。
  7. 検査を受ける
    検査場でバイクの検査を受けます。ブレーキ、ライト、タイヤ、排気ガスなどをチェックします。
  8. 合格・車検証の受け取り
    検査に合格すると、新しい車検証と検査標章が発行されます。問題がなければ貼り替えましょう。
  9. 書類の更新
    新しい車検証を車両に大切に保管しましょう。

ユーザー車検は、手続きに少し手間がかかりますが、自分で行うことで費用を節約できます。ただし、自分で検査を行う必要があるため、ある程度の知識や経験が必要です。

ショップやディーラー、整備工場などの業者車検

業者車検とは、バイクの所有者がバイクショップ、ディーラー、または整備工場に車検を依頼する方法です。ユーザー車検よりも費用は高くなりますが、車検を代行してくれるので手間がかかりません。業者車検の手順は以下の通りです。

  1. 車検を代行する業者を選んで連絡
    車検を行う業者を選びます。信頼できる業者や口コミの良い業者を選ぶと良いでしょう。
  2. 車検を受ける前に、業者にバイクを持ち込む
    車検費用の見積もりを出してもらいます。修理や部品交換も費用に追加されます。
  3. 業者に車検を依頼する
    見積もりに納得したら正式に依頼します。お店によっては法定費用だけ先に支払います。
  4. バイクの整備と検査
    バイクを預けます。お店は整備のほか、修理や部品交換を行い、車検を通します。
  5. 車検費用を支払う
    事前に法定費用を払っている場合は、それ以外の費用を払います。
  6. バイクの受け取り
    車検が完了したバイクを受け取ります。バイクの状態をお店が教えてくれる場合があります。
  7. 車検完了
    車検証を受け取って、すべての手続きが完了です。

業者車検は、自分で検査を行う必要がないため、手間がかかりません。ただし、ユーザー車検よりも費用は高くなります。

まとめ

バイク車検の重要性

バイクの車検は、安全な道路交通環境の維持に重要な役割を果たしています。車検を通過することで、バイクが安全基準を満たしていることが確認され、公道を走行する許可が与えられます。車検は、バイクの所有者だけでなく、他の道路利用者にとっても安全を守るための重要な制度です。

費用と手続きのポイント

バイクの車検費用は、排気量や車検を受ける場所によって異なります。ユーザー車検は、自分で検査を行う必要があるため、ある程度の知識や経験が必要です。業者車検は、ユーザー車検よりも費用は高くなりますが、自分で検査を行う必要がないため、手間がかかりません。車検を受ける際には、費用と手続きをよく比較検討し、自分に合った方法を選びましょう。

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