【Brand Pickup】
バイク乗りの必需品のひとつが工具です。日々のメンテナンスから車載工具、さらにはカスタムまで、あらゆるシーンで必要になるのが工具です。例えば、ミラーの角度を調整したり、チェーンの張りを適正にしたり。購入したドライブレコーダーやスマホホルダーを取り付ける際にも工具は必ず必要なもの。エンジンや足まわりなど大事な部分はバイクショップに任せるとしても、ちょっとした作業のために工具を揃えている方も多いでしょう。
どんな作業をおこなうにせよ、大切なことは用途にあった正しい工具を選ぶことです。そして、できれば信頼できる工具ブランドを選ぶこと。精度や強度、使いやすさを重視した一流工具ブランドの工具は、作業を確実にこなすだけでなく、作業時の安全性も担保してくれます。とはいえ、世の中には沢山の工具ブランドがあり、買うときにはあれこれと迷ってしまう人も多いはず。
そこで今回は確実な作業をこなす機能性はもちろん、そのクールな外観で所有欲も満たしてくれるロブテックスの工具シリーズ「ロブスター J-クラフト99(ツーナインズ)シリーズ」をご紹介します。オールブラックで統一された渋い外観デザインと、あらゆる作業の現場でプロたちから信頼を集めてきた使いやすさ。バイク乗りの工具としてもおすすめできるプロダクツです。
「ロブスター J-クラフト99シリーズ」
モンキーレンチ(モンキレンチ)
モンキーレンチはサイズやグリップの長さで各サイズを用意しています。手持ちのレンチにないサイズの大きなボルトを回す際や、ちょっとした軽作業には重宝します。
ロブテックスのモンキーレンチはグリップ部にロブスターのロゴが入ります。
グリップエンドが丸いタイプ(強力型)と角ばったタイプ(軽量型)の2種類を用意。
レンチのサイズはさまざまで、手のひらサイズのコンパクトなものから、アクスルナットやフロントフォークのトップキャップなど大きなトルクをかける際に使いやすい大型のものまで各種用意。工具箱には必ず1本は入れておきたいアイテムですね。
モンキーレンチの調整可能なアゴはサッと使いやすいときにとても便利。ロブテックスのレンチは噛み合わせ精度も高く、スライドさせる際の動きもとてもスムーズです。
各レンチには対応可能なボルトサイズがそれぞれパッケージに記載されています。この指定を守って使用しましょう。
ニッパー
硬いものから柔らかいものまで、さまざまな部材をカットするときに便利なニッパー。ゴムホースや電気配線、さらに細い針金など、ハサミやカッターでは太刀打ちできないものでも安全にカットできるニッパーは、バイク整備では必ず使う機会のある工具です。
ロブテックスのニッパーはヘッドのサイズも各種用意。グリップは滑りづらく、握りやすい形状です。
ペンチ
いろんなものを掴んだり、ときにはカットしたり。ペンチもバイク整備では使用機会の多いアイテムです。例えば、アクスルシャフトのナットに挿入されたロックピンを引き抜いたり、固着したボルトを回したり、さらに針金を掴んで捻ったり、カットしたり。「掴む」「切る」に適した工具です。
ヘッド部では針金をカットすることもできます。先端はシャープな溝が刻まれていて、いろんな形状のものをしっかりと掴むことができます。
電装圧着工具
電工ペンチとも呼ばれる電装圧着工具は、電気配線の切断や接続端子(ギボシ)のカシメに特化した工具です。カスタムや電装アクセサリーパーツの追加など、愛車の電装系に手を加える際には必ず必要になるアイテム。
ワイヤーストリッパーやカシメ(圧着)部は、さまざまなサイズの配線に対応しています。
例えばテールランプなどのカスタムパーツを装着する場合、配線の長さを車体に合わせたいこともよくあります。今回は実際にロブテックスの電装圧着工具を使って作業してみました。
作業の目的はテールランプに付属する、アース、テールランプ、ブレーキランプの3本の配線を5cmほど短くするというもの。まずは工具先端のカッターで配線をカットします。次にワイヤーストリッパーを使って被覆をむきます。実は筆者は長年使用した電工ペンチを持っているのですが、作りがチープゆえにストリッパーやカシメが使い物にならず、毎回ストレスを感じていました。しかし、ロブテックスの電装圧着工具はストリッパーの切れ味も抜群で、スムーズに被覆をむくことができました。
次はギボシのカシメです。銅線を露出した配線に防水スリーブをかぶせてギボシをセット。先端の圧着部でギボシを圧着しました。噛み合わせの精度も高く、しっかりカシメることができました。
作業を終えたテールランプ。今回は中古で入手した際に長さが違っていた配線を同じ長さに揃えました。古いバイクのレストアや修理はもちろん、さまざまな電装パーツを追加して、配線を適切な長さに調整する際に電装圧着工具は必需品です。使いやすいロブテックスの電装圧着工具は初めてこの手のツールを買う人にもおすすめの使いやすさです。
プライヤー
大きなものから小さなものまで、部品を掴んで保持したり、回したりする際に便利なプライヤー。掴むことに特化したツールもまたバイク整備には欠かせないアイテムです。
アゴの先端にはシャープな縦溝と横溝が切ってあり、グリップ力は抜群! プライヤーはアゴの組み合わせを狭くしたり広げたりすることで、ペンチなどでは掴みづらい大きなものでもしっかりと掴むことができます。
さらにロブテックスのプライヤーは、先端に切れ欠きを設けており、固着したネジやボルトを抜く際にも重宝します。
例えばこんなシーン。プラスネジの溝がナメかけていてトルクがかけられない……。試しに使ってみるとかなり小さなネジながら、しっかりとネジの頭をホールド。無事に引き抜くことができました。プライヤーもまた工具箱には入れておきたい頼れる工具です。
ドライバー類
プラスドライバーやマイナスドライバーは誰もが持っている工具でしょう。日常的に使う工具だからこそ、品質の確かなものを使いましょう。日本製のロブテックスの工具は機械整備や設備、建築系まで幅広い業種で使用される安心と信頼の実績がウリ。ドライバー類もハンディタイプをはじめさまざまな種類を用意しています。そうそう、ドライバーを使う際には必ずネジのサイズに合ったドライバーを使用しましょう。サイズの合わないドライバーはネジの頭をナメてしまう原因となります。ですから、愛車の使用部位に合わせて、2番や3番など各サイズを揃えておくのがおすすめです。
こちらはハンディタイプで狭い場所や軽作業におすすめ。プラスとマイナスがセットになったビットは車載工具にもぴったりです。
ここまでご紹介したロブスターシリーズを使って、車載工具セットを考えてみました。各種ドライバー、モンキーレンチ、ペンチなどは車載工具には必須のアイテム。車載工具の積載スペースによっては、各種工具のサイズをさらに小さくするのもアリ。ブラックで統一されたロブテックスの工具はかっこいい!
まとめるとこんな大きさに。必要な工具は車両によって異なりますが、あらゆる工具で各種サイズを用意するロブテックスなら愛車に合ったあなただけの車載工具セットを構築することも可能です。ガレージメンテから車載工具まで幅広く使える安心の工具、それがロブテックスのロブスターシリーズです。シックなブラックで統一した工具は、そのデザイン性で所有欲も満たしてくれます。