非常に繊細な操作が要求されるトライアル。
タイヤがグリップするわずか数センチ幅のところへバイクをコントロールして持っていくのは、まさに神業!! スロットル、クラッチ、ブレーキなどの繊細な操作と絶妙なステップワークなど、ミリ単位の微細な動きが求められる。
そんな究極の世界で戦い前人未到のV12、10連覇しているのが全日本トライアル選手権A級スーパークラスの小川友幸選手だ。
ミリ単位の操作が要求されるからこそ、マシンの細かい整備や調整は日常茶飯事。
そんな整備を支えているのがKTC(京都機械工具)の工具なのだ。
小川選手がKTCの工具を選んだ理由、そしてお得にKTCの工具をゲットできる注目のSKセールの情報を紹介していこう。
小川選手がKTCを選んだ経緯
ライディングの根幹となる要素が詰まっているトライアル。今ではロードレースのライダーもトレーニングに入れるほどなのだ。
そのライディングで重要なのがマシンのセッティングと整備。どのような状況でも確実に操作できるための操作系のセッティングや、ライディング中にマシンが激しく転倒した際など整備は欠かせない作業だ。
今はメカニックがいるので重整備などはしないとのことだが、ちょっとした整備は日常のこととなっている。
「もともと自宅の工具がKTCだったんです。高い精度の工具に慣れていたこともあって、それが当たり前と思っていました。格安工具でも作業できなくはないですが精度が低いため、メンテビギナーの方だとネジやボルトの頭をナメてしまうことがあるかもしれませんね。
有名工具はベテランの方が選ぶものと思いがちですが、ビギナーこそいい道具を選ぶべきです。
道具が作業を助けてくれますから。
バイクのライディングでも一緒ですよね。
ちゃんと整備されたマシンだからこそ正しいマシンの挙動を学ぶことができます。
それが整備もされていないマシンだと、いくら練習したところでなかなか腕は上がりません。整備された良いマシンは、ライディングスキルの上達を助けてくれるんです。
道具選びは大切ですよ!」
そもそもKTCとはどんな工具メーカーなの?
KTCとは京都府久世郡久御山町に本社を置く工具メーカー。京都機械工具株式会社といい、KYOTO TOOL Co., Ltd.の略称で『KTC』なのだ。
モータリゼーションが一気に広がった1960年代。KTCはトヨタ自動車の車載工具として採用され確固たる地位を確率。
品質の高さに定評がある工具メーカーだ。
SKセールを見逃すな!
高い品質の工具セットをお得な価格で購入できるのが、毎年恒例のSKセールなのだ。
工具はありとあらゆる種類があり、バイクビギナーにはどれを購入していいのかわからないかもしれない。
そこでモトメガネ編集部が「コレを買っておけば大丈夫!」という工具セットを紹介していこう。
『メンテビギナーならここからスタート!』
6.3sq.モーターサイクルツールセット[15点]
SK21523MC 価格¥33,410⇒キャンペーン価格¥31,000
日常のメンテナンスであるオイル交換、注油作業や増し締め、各消耗パーツの交換作業などで使う一般的な工具が揃った基本のセット。
KTCの中でもコンパクトな工具がチョイスされ、さらにロールタイプの収納バッグに工具を収納するので持ち運びも楽だ。収納バッグは収納スペースに余裕があるので、必要に応じて工具を増やせられる。メンテビギナーや林道などへ走りに行き出先でも作業をすることがある場合に最適な内容となっている。
『家庭用と侮るなかれ! 充実の内容に納得』
9.5sq.片開きメタルケースセット[43点]
SK34323S 価格¥73,050⇒キャンペーン価格¥58,000
家庭用と謳っているが、工具の入り組みはバイクメンテでも使用する種類が入っている。モーターサイクルツールセットが軽量コンパクトな目線で工具の種類がチョイスされているのに対し、同製品はより使い勝手を重視。日頃からメンテナンスを行うバイクユーザーにおすすめ。
『バイクのメンテはコレにおまかせ!』
9.5sq.モーターサイクルツールセット(3段3引出し)[56点]
SK35623XMC/XBKMC 価格¥150,130⇒キャンペーン価格¥95,000
様々なバイクの整備が可能で、なおかつ使い勝手の良い工具が揃っている「バイクメンテ用工具」の決定版。入り組みの充実ぶりとコンパクトにまとまった内容から、プロがサーキット等で使用する場合にも選ばれる。引き出しにはボールベアリングスライドレールを採用することで、スムーズな開閉を実現している。チェストのカラーはレッドとブラックの2色展開。
『工具ケースの特注カラーにも注目!』
チェスト:SKX0213(5色展開)、ワゴン:SKX2613(6色展開)、両開きメタルケース:EK-10A(3色展開)
工具ケースというとレッド、ブラック、シルバーが定番。
ガレージではなくリビングや趣味の部屋に見せるようなカタチで置きたい、といった場合は、カラーが主張しすぎて浮いてしまうこともあった。
そこで特別カラーを用意! パープル、バイオレット、オフホワイト、オレンジ、マットグレー&パステルグレーの全6色がラインナップされる。
スマホをかざして工具ケースを試しおき!
『バーチャルレイアウト』
KTCはスマートフォンやタブレットをかざすだけで収納具の大きさやカラーイメージを、まるで設置したかのように確認できるKTCバーチャルレイアウトを導入している。
アプリのインストール不要で会員登録不要なため、気軽に試し置きできる。
取材協力:BIVOUAC所沢×STRADA
東京都府中市に店舗を構えていた知る人ぞ知るオフロードバイクにめっぽう強い『motoshop strada(モトショップ・ストラーダ)』。その名店が2022年7月に『BIVOUAC所沢×STRADA』として復活した。
オフロードモデルを得意とするが、来るもの拒まず的な対応からロードモデルからビジネスバイクまで幅広く対応してくれる困った時の駆け込み寺的な存在だ。
独自にライディングスクールなども実施している。