【brand pickup】
走行時の安全性を確保するだけでなく、エンジンの熱から足を守ったり、快適なライディングには欠かすことのできないアイテムとなっているライディングブーツ。
数あるブーツの中でもフラッグシップのタクティカルライディングブーツは快適にバイクを乗る上で必要な装備は全て抑えつつ、ミリタリーで無骨なデザインはシンプルながらも存在感があり、今ではすっかり私のお気に入りのブーツだ。
今回はタクティカルライディングブーツが登場して以来ずっと履き込んできた私が、実際に２年以上使用してきた感想と共に、このブーツは全てのライダーにおすすめできる”ベストバイアイテム”である理由について紹介していこう。
FLAG SHIP / タクティカルライディングブーツ : impression
2020年の秋に登場以来ずっとジャンルを問わず数多くのライダーから支持を集めているタクティカルライディングブーツ。
その無骨でミリタリーなデザインは存在感がありつつもシンプルにまとまっているので、スポーティーなライディングウェアからアーバンライクなカジュアルウェアまで、幅広いコーディネートに合わせることはもちろん、ツーリング先から街中まで様々なシーンで違和感なく使用できるのもポイントだ。
また、デザイン性だけでなく性能面も充実しており、脱ぎ履きが非常に手軽なSPINONシステムを履き口と甲部分がそれぞれ調整可能な点や、透湿防水フィルム「ヴォクサーム」を採用することで防水性の高さを実現。さらに、オリジナルソールはステップの上からアスファルト、濡れた草原など様々な場面で高いグリップ力を発揮し、弾力性の高いインソールはそんな様々な場面で着用しても疲れにくい。
丈の長いロングブーツは万一の転倒時にもブーツが脱げてしまう心配が少なく、しなやかながらもしっかりとした表皮に、くるぶし部にはプロテクションも装備しており、安全性が高いのも嬉しい。
そして、特筆すべきはやはりなんと言っても見た目に反したその軽さで、実測で一足570g（27.5cm）という軽さ。この軽さによるアドバンテージはかなり高く、走行時から街歩きまでの快適性をグッと底上げしてくれているのだ。
２年以上使っても全く問題ない、バツグンの耐久性
発売以来、筆者はタクティカルライディングブーツを２年以上に渡りずっと愛用してきたのだが、ここまで愛用してきて改めて驚いたのはその耐久性の高さ。
表皮に使われている高品質な合皮はひび割れや硬質化してしまうことなく、擦れや汚れによる使用感は出てくるものの、この使用感もなんともいい雰囲気。
SPINONシステムのワイヤーレースこそ多少クセは付いているが、使用しているうちに新品時より滑りも良く、使用しているうちにまるで手に馴染んだグローブのように足に馴染んでくる。
弾力性の高いインソールもへたってしまうことがなく、ステップと接地するブーツの内側をはじめ、ブーツ各部のステッチのほつれや削れも見られなかった。
２年以上使った今でもまだまだ使用できそうなブーツ自体の剛性の高さを考えると、使用していくうちにソールがすり減ってしまったり、ソールが剥がれてしまうというのが限界になりそうだが、それはもう少し先になりそうだ。
どんなライダーにもおすすめできる”ベストバイアイテム”
走行時の快適性や安全性の高さに加えて、カジュアルからスポーティーな雰囲気にも合わせることのできる懐の深いデザイン性。そして、２年以上の使用にも余裕で耐えうる耐久性を兼ね揃えたタクティカルライディングブーツは、どんなアイテムを選べばいいか悩んでいるバイク初心者はもちろん、既にライディングシューズを持っているライダーにとってもバイク用と割り切らずに様々なシーンで使いたくなること間違いナシ。
そして、ここまでのブーツが21,780円（税込）という価格になっており、品質や性能、耐久性を考えるとコスパ感としても非常に高く、まさにどんなライダーにもおすすめできる”ベストバイアイテム”なのである。
