こんにちは!毎月2回はバイクを汚します!けんです!
バイクの洗車ってメンドイですよね…。特にマンション住まいだと電源や水道がなく不便だとマジでやる気がなくなります。
一時期ペットボトルに水を汲んで洗車してたけど、アレは地獄だった。
しかし、電源・水道が不要な洗車機がマキタから出ているのをご存知でしょうか?!
マンション勢でも気軽に高圧洗車できる魔法のアイテムを紹介します!
今回使う洗車機は「マキタ MHW080D」だ!
これが魔法の洗車機マキタMHW080Dだ!
上が洗車機本体、下は収納箱を兼ねた貯水タンクです。
ノズルは4種類あり、各用途に合わせて付け替え可能です!
- サイクロンジェットノズル
→直噴の水を高速で回転させながら噴射するノズル。 - バリオスプレーノズル
→水圧調整可能なノズル。 - 泡ノズル
→ボトル内の洗剤を吸い込みながら泡状の洗浄液を塗布するノズル。 - 洗車ブラシ
→ブラシで洗いながら水で流すことができるノズル。
収納時は下の箱のサイズに納まります!
ではでは、早速使っていきましょう!
今回洗車するバイクがこいつだ!
今回洗車するのはWR250X(オフロード化済)!
洗車すると聞いて、ガチガチにオフロードを走って汚してきたぞ!
…やりすぎた?これホントに家庭用洗車機で綺麗になる?
洗車機の使い方は簡単!
使い方は非常に簡単です!初見でも15分でセットできました!
まずは電源オフになっていることを確認してバッテリーを取り付けます!
バッテリーは18V×2の合計36Vを使用!
次に貯水タンクに水を貯めます!
なんとこの貯水タンク、50L入ります。すげえ。
タンクに水が貯まったら、洗車機にホースを取り付けます。
白いホースから水を吸い上げ、黒いホースから水が出ます!
直感的に分かる取り付け操作なので、説明書なくても迷わないと思います。
あとはスイッチをオンにするだけ!
標準が強、静音が弱です!洗う箇所によって使い分けましょう!
プロショップに聞いた「バイクを高圧洗車する方法」とは?!
そもそもバイクを高圧洗車して大丈夫なの…?
と思った方も多いでしょう。
そこで、今回はバイクの高圧洗車サービスも行っている、ボンサイモトさんに教わった方法で洗車するぞ!
手順1. 濡らしたくない箇所をシーリング
まずは濡らしたくない箇所をシーリングしよう!
電装系の入り口や、エンジンの吸排気口は要チェックだ!具体的にはこんなところ。
- 排気口
- USBポート
- ETC
など
シーリングの専用商品もあるけど、養生テープで十分だぞ!
手順2.予洗い
まずはサイドスタンドで立てたバイクを思うがまま洗い流します。
今回はサイクロンジェットノズルで洗車しました!
この時、グリスが塗布された箇所は、標準モード(高圧のモード)で近くから洗車しないようにしましょう。
- ステアリング周り(ハンドルポストとフレームのつなぎ目)
- リンク周り(スイングアーム・リアサスとフレームのつなぎ目)
- アクスルシャフト周り(ホイールの回転軸周り)
上に書いた箇所を高圧モードで洗うとグリスがぶっ飛ぶぞ!
静音モードにするか、遠くから洗車しましょう。
オフをよく走る人はグリス切れしやすい!
洗車に関係なく定期的にグリスアップしよう。
手順3. 車体を寝かせる(オンロードの人はスキップでOK!)
車体を寝かせます。
「マジかよ」って思いましたか?
大丈夫、俺も思った。
ハンドルをフルロックして、ビールケースか何かにハンドルを当てるようにして倒します。
予洗いの時点で「洗車終わり!」と思ったけど、倒してみたら全然綺麗になってないことに気付きます。
特に前後フェンダー裏、エンジン下、フォークガード裏などは汚れが残りやすいので注意しましょう!
倒した状態でガシガシ洗いましょう!
手順4. 足回りを掃除(オンロードの人は任意)
特に汚れやすい足回りを掃除します。
オフを走った人は特に、前スプロケットと前後キャリパー周りが壮絶なことになっています。
前スプロケットカバーは外して洗車しましょう。
キャリパー下も要チェック!
手順5. 洗剤で洗う!
次にバイク用洗剤で洗います!
まだ続くのかよ?!って思いましたか?
大丈夫。俺も思った。
ここでようやく洗剤が登場します!バイク用洗剤は宗派があるので多くは語りません。
霧吹きに入れて吹き付けつつ、スポンジで擦ります。
今回は使わなかったけど、泡ノズルで吹きかけた方が早い!
思うまま洗剤で擦ったら、水で流します。
バイクを起こして逆側を洗うのも忘れずに!
手順6. ウエスで拭き上げる!
残った水分をウエスで拭き上げます!
拭けたらお好みでワックスをかけましょう!
好きなだけワックスをかけたらOK!
もうゴールは目前です…!
手順7. 最後に注油!
最後に各部に注油します。
チェーンやサイドスタンド、ステップなどの可動部です。
ボンサイモト曰く、「チェーンルブを吹くと潤滑するけど、遠心力ですぐぶっ飛ぶから錆止め的な効果しかない」らしい。知らんかった。
錆止めも大事なので絶対やろう。
サイドスタンドや可倒式ステップの可動部も忘れずに注油!
洗車終わり!綺麗になったWRがこちら!
では今回のビフォーアフターを見ていただこう!
フロント周り
マフラー&リアフェンダー周り
フロントフェンダー!
非常に長い手順だったけど、バイクはすごい綺麗になった!
使って分かったMHW080Dの良いところ!
実際に使ってみて感じたMHW080Dの素晴らしいところです。
機動力が素晴らしい。
MHW080Dの最も良いと感じたのは、機動力です。
バッテリー+タンク給水により、どこでも高圧洗浄できるのは本当に素晴らしいです。
例えば車にバイクを積んでコースを走る人は、車にMHW080Dを積んでおけば行き先で洗車できます。
(水だけキャンプ用タンクなどで用意が必要ですが…)
そして、家周りのお掃除にも使えるので、水道・電源の用意が難しい家でも玄関タイル、窓、エアコンフィルターなどの掃除ができちゃいます!
ほぼバイク専用のものに数万円は奥さんが許さない…!というご家庭も、家も綺麗になると聞けば意見が変わるのでは?!
バッテリーがマキタ共通品!
バッテリーが他マキタ製品でも使用できるもの(BL1860B)を使用しています!
マキタ製のインパクトドライバーや掃除機を利用していてバッテリーを持っている人は、バッテリーを買い足す必要はありません!
マキタ信者には嬉しい仕様です。
使って分かったMHW080Dの微妙なところ!
ここまで絶賛したけど、微妙なところもあります。。
バッテリーが高級品!
MHW080Dに使うバッテリーは「BL1860B」!
18V6.0Aバッテリーを2つ使用します。
バッテリーアリとナシのモデルは、メーカーの標準小売価格ベースで5万円の差額があります。
しかし他のマキタ製品にもバッテリーが流用できます。
つまり、このバッテリーさえ買えば他のマキタ製品のバッテリーで困ることはないということです。
頑張って買えば、その先は楽になります。
コンセントモデルほどハイパワーではない…?
他メーカーのコンセントモデルと比べ、少しパワーが劣るように感じました。
そもそもバイクの洗車にそこまでのパワーは不要ですが、「家の掃除にも流用したい!」と言う人は注意が必要です。
たとえば家の外壁で高い位置にある汚れや、長年熟成したコンクリートの苔をぶっ飛ばす!という用途だと、パワーが足りないかもしれません…。
機動性の良さとトレードオフですね…。バイクや車の洗車なら十分なので我慢しましょう。
結論!マキタの洗車機は買い…?
結論、これ買いじゃないですかね?
特にマンション勢!共用の駐輪場に水道・電源がなくて高圧洗車を諦めてた人も多いんじゃないでしょうか?
バッテリー式とは思えないパワーでしたし、機動性抜群!
奥さんまで喜ぶお掃除グッズ、一家に一台いかがでしょうか?!