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種類によって性能が違う!?バイクのスパークプラグの選び方

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクの部品のひとつであるスパークプラグについては、純正プラグの他にもラインナップがあり、それらの選び方についてよくわからないという人も少なくありません。

本記事では、スパークプラグの選ぶ基準と種類の違うプラグを3つに分けて、くわしく解説していきます。

目次

自分のバイクに合った「熱価」のプラグを選ぶことが必要

スパークプラグという部品の役割は、エンジン内の混合気に点火することです。身近なところでは、ガスコンロを点火する時に「チチチ」と火花を出す部品も点火プラグの一種です。混合気をプラグの火花で着火させてエンジン内で爆発を起こし、そのエネルギーでエンジンは動いています。

そんなプラグを選ぶ際には「熱価」が重要です。熱価というのは、プラグが燃焼により受けた熱を放出する量を示すものです。熱価の高いプラグと熱価の低いプラグの特徴などを表にまとめました。

熱価の高いプラグ熱価の低いプラグ
放熱量大きい小さい
特徴放熱効果が高くプラグが冷えやすい放熱量が小さくプラグが熱くなりやすい
用途高回転・高出力エンジン一般的なエンジン

基本的に熱価はバイクごとに定められていますが、バイクの使い方などによって1つ高い/低い熱価のプラグを使う人もいます。特別な事情がない限りは、メーカーの定める熱価のプラグを購入すれば問題ありません。

また、プラグが走行距離などに応じて劣化すると、燃費・加速・エンジンのかかり具合が悪くなる、アイドリングが不安定になるなどの症状が出てきます。

もしエンストが起きたり、エンジン始動がキュルキュルと始動音だけでエンジンがかからない場合は、プラグの不具合があるので、プラグの交換をおすすめします。新車購入時に付いている純正プラグで交換することも可能ですが、バイクのパフォーマンスをアップしたい場合は、純正以外のプラグを選ぶと良いでしょう。

ここからは、プラグ別に性能・コストなどについて解説します。

プラグの材質によって性能、価格も異なる

プラグについては、材質別に性能や価格が異なるので、プラグ別の効果などを見て、どのプラグが自分に合っているかを選ぶと良いでしょう。

交換の際は、単気筒・2気筒などでエンジン部がカウルなどでカバーされていないオフロードバイクなどの場合は、プラグ交換もプラグソケットなどの工具があれば取り外し・取付けが可能です。

しかし、4気筒のバイクでフルカウルで覆われたスポーツバイクなどの場合は自分で交換するのが難しく、バイク屋でのメンテナンスになれば工賃も必要になってきます。

プラグの種類ごとに寿命も異なるので、プラグ選びの際には交換の手間などを考慮してもよいでしょう。

プラグは大きく分けて、標準プラグ・イリジウムプラグ・白金プラグの3つのプラグがあります。

標準プラグ

レジスタープラグ(標準プラグ)とは、スパーク時に発生する点火ノイズを抑えるため、セラミック抵抗体を内蔵したプラグのことを言います。

標準プラグは基本的にニッケル合金を使用しており、多くのバイクの純正部品として使用されています。メリットは非常に安価であることでしょう。 

一方、デメリットはニッケル合金が非常に柔らかく、火花が弱く安定しにくい点です。さらに耐久性もあまり高くないため、こまめな交換が必要となり、結果的に維持費がかさんでしまう場合もあります。

イリジウムプラグ

イリジウムプラグとは、中心電極にイリジウムという金属を混ぜ込んだ合金を使用したスパークプラグのことを言います。

イリジウムプラグの特徴は、標準プラグに比べて中心電極が細いことです。メリットは、高い燃焼効率・高い耐久性と耐食性・エンジン始動力アップです。デメリットは、コストが高いことでしょう。

白金プラグ

白金プラグとは、白金(プラチナ)スパークプラグであり、電極に白金を使用したスパークプラグのことを言います。白金プラグの特徴は、標準プラグ(ニッケル合金プラグ)に比べて寿命が長く、耐摩耗性・耐熱性に優れており、安定した着火をもたらします。

白金プラグのメリットは、電極が細く電気密度が高まり、安定した着火性で点火性能の向上が期待できます。デメリットは、通常の標準プラグに比べるとコストが高いことです。また、白金プラグはイリジウムプラグと比較すると、耐摩耗性と点火性能でやや引けを取ります。

白金プラグは、コスパに優れた高性能プラグなので、プラグ交換の頻度を減らしたいユーザーなどにオススメです。

まとめ

本記事ではスパークプラグについて、種類別に特徴などを解説しました。バイクのエンジン特性・使用状況などから、適切な熱価・材質のスパークプラグを選んでバイクのエンジン性能などをキープするためにスパークプラグをうまく活用しましょう。

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