100円均一グッズでもバイクの洗車はまあなんとなく普通にできます!
ついこの間で夏だったはずでありましたが、季節は秋を飛び越して冬へと移り変わる気配を感じる昨今。日本のツーリングシーズンもあっという間に過ぎ去る勢いであります。
季節の変わり目は天候の急変も多く、ツーリングで雨に降られたならば、なるべく早く洗車が吉。それがバイク長持ちの秘訣であるのは疑いようがございません。
洗車とは言っても、何もがんばって高級洗車グッスを使わなくとも、100均グッズである程度洗車できてしまいます。高い洗車グッズは確かに良いのですけどね。
ここでは、とりあえず汚れだけ効率的に手軽にお安く綺麗に落とすことができればという、緩めのコンセプトで100均洗車グッズを使って洗車した模様をお伝えしてまいりたいと思うわけなのであります。
今回用意した100均グッズは8商品!
とりあえず100円玉を握りしめて100均行ってまいりまして、ペイペイで買ってきたのがこの8商品であります。しかし、あまり有用でないのも勢いで買ったしまったりしたのでとりあえず必要なのは500円くらいで事足りますかね。
洗車の下準備として行いたい作業
バイクの洗車の際には水を掛けたくない部分というのが少なからずあるのですが、新しいバイクの場合はそんなに神経質になる必要は無いと思います。が、高圧洗浄機をむやみに使うのを避けた良い部分はありますので、使う場所は選びたいものです。
マフラーエンド塞いでおくとヨシ!
マフラーエンドは養生テープとかで塞いでおくと良いですが、純正マフラーには必ず下側に水抜き穴がついているので、まあ、やらなくても良かったりします。でも、古いバイクは水抜き穴が詰まっている場合が多いのでやったほうが良いです。
メーターは袋で覆っておくとヨシ!
新しいバイクなら防水もしっかりしているので必要ないですけどね。古いバイクはメーターのガラスの内側曇ったりして悲しいので被せておくと良いです。ビニール袋。
あとは燃料キャップとかエアクリーナー周辺とかあまり水をかけない方が良い気がします。古いバイクは電気周りも注意ですかね。
洗車シャンプーは台所用中性洗剤で!
今回はシャンプーとして中性洗剤を使用します。ドロドロのオフ車とか、油ギトギトの旧車はアルカリ洗剤が良い気がしますが、普通の汚れであれば中性洗剤で事足ります。
まず先に空のバケツに洗剤を適量入れて
水を勢いよく入れると
塗装面を傷つけにくい良質な泡が生まれるのです!
洗車の順番は諸説ありますが今回は足回りから!
洗車は上から派と下から派と二分されていると思うのですが、今回は下から行いました。
下から行う理由は、特に天気の良い日は塗装の上の水滴を残したままにすると水玉がレンズのようになって、塗装を傷めたり水滴の跡が残ったりしやすいので、なるべく塗装が濡れている時間を短くするためです。
前後のホイール周辺やエンジンなどを濡らしておきます。
お勧め商品その1「加圧式霧吹き(ペットボトル用)」100円
ここで取り出したるはダイソーの園芸コーナーで見つけた「加圧式霧吹き(ペットボトル用)」100円です。
500mlペットボトルに洗剤液を入れてセットします。
後端のハンドルをシュコシュコするとペットボトル内が加圧されて
ジャーっとプチ高圧洗浄機として使うことができてしまうのです。
ノズルを交換すればやや拡散できたりします。
たいした水圧では無いですが、入り組んだ細かい溝などを集中攻撃するのに便利でした。
お勧め商品2「細部ブラシ」100円
セリアのキッチン用品コーナーで見つけた細部ブラシという商品が結構使い勝手良しでした。
ブラシが柄の先端部分についているので、歯ブラシとかでは柄が邪魔になって届かない部分にも楽々アクセスできてしまうのです。
同じく「排水口ブラシ」ってのもブラシ部分が微妙にカーブしてるし、絶妙サイズなのでブレーキローターを避けてホイール洗浄するのに大変に便利でございました。
ブラシならスポンジとかで洗いにくい入り組んだ部分も洗えるので、バイク洗車ならブラシ必須ですね。
お勧め商品3「マイクロファイバーお掃除手袋」100円
セリアのお掃除用品コーナーで見つけた「マイクロファイバーお掃除手袋」これはかなり良かったです!
バイクだととにかく細かな部分も多いし、曲面も多いし、スポンジで追えないところが多々ございますが、これは手が入る場所ならどこでも洗えるし、複雑な形状にも追従しまくりだし、洗う場所によって力加減も自在に調整できるし良いことづくめ!
ただ100均製品なので素材が薄いのが残念!もう少しもこもこしてたら、もっと洗剤を蓄えられるので、もっと良かったかもなのです。
リアショックのスプリングの隙間も握るようにして洗えるのです!
ペットボトル霧吹きは使う場所があまりないかも
例えばミラーのレンズだけ洗いたいとか、シートだけ洗いたいとか、そういった時には霧吹きは便利なのですが、車体全体を洗うような洗車の際にはあまり出番無いかもでした。
下回りを洗ったら今度は塗装部分の洗車へ
塗装面に堆積したホコリが研磨剤となってしまうので水をたっぷりかけて汚れを洗い流します。
塗装のクリア層は簡単に傷つくので、たっぷりの泡で撫でるように洗います。
洗剤を残さないようにたっぷり水をかけて仕上げます
洗剤分を残すと染みになることもあるので、水で充分に洗剤を洗い流します。
水跡を残さないようにすぐに拭き上げ
お勧め商品4「洗車用ふきあげクロス」100円
セリアの車用品コーナーには「洗車用ふきあげクロス」が売ってました。これはバイク用品店やカー用品店などでも売っている「プラセーム」とか「セームクロス」とか呼ばれている商品と同じものです。
スポンジのような吸水力で洗車の水をぐんぐん吸い上げます。サイズは小さいですが、それがバイクには好都合なのです。
拭き上げはこすらずに軽く叩くように
軽く絞ればすぐに吸水力が復活!
【結論】当たり前ですが100均グッズでもバイクはしっかり綺麗になる!
水を使って洗剤で洗っているのできれいになるのは当たり前なのですが、
マフラーも
フェンダーも
ホイールも
しっかり綺麗になりました。
洗車の後は、バイク用のしっかりしたメーカーのワックスとかコーティング剤とかそういったものでお手入れをしますと、輝きが増しますし、塗装やメッキやアルマイトなどの保護にも繋がりますので、強くお勧めしたい次第なのでした。