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バイク用にハイコスパな防水透湿ライディングブーツをお探しなら「ハイテック」もおすすめ

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

長引くコロナ禍や戦争などの影響で物価が上がり続けています。インフレ手当なる手当を出してくれる会社も増えているのだとか。筆者のようなフリーランスには縁のない話で、インボイス制度で更に苦しくなるかもしれません。

バイク業界で働いているので、できるだけバイク用品メーカーの製品を買って還元しようとしていますが、どこまで続けられるかわかりません。物価が上昇して給料が上がらないとなると、気になるのがコスパに優れた製品です。

筆者はアンバサダーなので、ワークマンの製品は常にチェックしていますが、かつての同僚が使っていたコスパ抜群の防水透湿ブーツを思い出しました。

それが今回紹介するハイテックというブランドの製品です。

目次

ABOUT ハイテック

ハイテックのロゴ

ハイテックは1974年にイギリスで誕生したブランドです。1978年にリリースしたハイキングシューズ「シエラ」は当時としては革新的な軽さを備えた製品でした。

それ以降FBIから依頼されたユニフォームシューズをはじめ、テニス、ゴルフ、サッカーなど他分野のシューズを開発、一流の選手に使われてきました。

ただ日本で扱っているのはアウトドア関連シューズ中心のようです

日本では1873年から座敷足袋の生産から始まり143年間靴の販売を行っているムーンスター社が販売元となっています。

ライダー人気が高いのはイーストエンドシリーズ

イースエンドミッドは甲部分に合皮を採用している

ムーンスターの広報担当によればSNSなどでライダーが使っているのを見かけるのがイーストエンドシリーズとのこと。実際に製品をホームページでチェックしてみると、ショートとミッドタイプがあり、どちらも防水透湿性を備えたハイキングスニーカー。

ただショートタイプの方は甲部分にメッシュを採用しているので、ギアチェンジで傷むのが早く、足に痛みを感じる可能性があります。

それに対してミッドタイプは甲部分に合皮を採用しています。万が一のことを考えてもこちらの方が良さそうです。

イーストエンドミッドの見ため

トレッキングブーツとスニーカーを合わせたような見ため

見ためとしてはトレッキングブーツとスニーカーを合わせたような形です。アッパーのメイン素材は合皮を採用しており一部にはパンチングが施され、左右にはメッシュを採用して通気性を高めています。

構造としては上から合皮、メッシュ、防水透湿フィルム、内装の4層になっているはず。

また踵やつま先など耐久性が求められる部分は合皮が重ねられおり、縫い目がたくさん見受けられますが、内側に防水透湿フィルムがあるので浸水の恐れは少なそうです。

色はブラックとトープとグレーの切り替えの2パターン。後者は8月中旬発売との事です。ちなみにトープとはグレーがかったブラウンです。

8月中旬発売のトープ
強度が求められる場所は合皮が重ねられている

イーストエンドミッドの機能性

3分間水に沈めてみた

まずは気になる防水性ですがDRI-HI STORMテクノロジー採用によって対水圧10000mm、透湿性5000g/m2/24hrを実現しています。

またソールとアッパーの接着面が浸水しにくい設計を採用しており、水に浸した状態でも短時間なら浸水しないのだとか。それならば試してみたい!

水を貯めた入れ物に3分間つけてみましたが、浸水することがありませんでした。

踵周りには厚めのクッションが貼られることで脱ぎ履きが楽に行え、新品でも靴擦れしにくく、防御力にもつながります。

ミッドソールは指で押すと多少へこむぐらい柔らかく衝撃吸収性に優れており、GRV-30という高反発弾性EVAを使用したテクノロジーを採用していて、着地の衝撃の70%を低減する効果があります。

またインソールを外してみたところ、こちらにもある程度の厚みと弾力性があり、ミッドソールのGRV-30と共に足への負担を軽減しています。

実際に履いて歩いてみると足取りが軽く感じるのは、ミッドソールの高反発弾性素材と靴自体の軽さの影響がありそう。

足首周りはクッションを配置
ミッドソールはかなり柔らかい
インソールもクッション性抜群

実際に靴の重さを測定してみたところ片方400g程度でした。防水レザーブーツだと倍ぐらいの重さはあるのでかなり軽量です。

アウトソールはラバー素材でブロックパターンが採用されておりグリップ力が抜群。バイク取り回しの際や信号待ちで足をつく際に安心感があります。

ソール厚もつま先で15mm、踵で30mm程度と十分で、足つきが良くなるのもありがたいポイント。

シフトチェンジもしてみましたが、シフトアップの際に足の甲部分が痛くなることもありませんでした。レザーブーツでも厚みがないと痛みを感じる場合もあるので、これは嬉しい誤算でした。

唯一気をつけなければならないのは靴紐の結び目。靴紐は長めなのでステップやチェンジペダルなどに引っ掛けないように内側に入れるなど対策は必要になります。

一足あたり400g程度
グリップ力は抜群
チェンジ操作は問題ないが、紐の処理に気をつけたい

価格は9900円(税込み)ですが実勢は・・・

イーストエンドMIDの定価は9900円(税込み)。防水透湿性を備えたトレッキングブーツとしては破格のお値段と言えますが、アマゾンなどの実勢価格を調べてみると、サイズによっては5000円前後で買えることも。

楽天での相場は7500円程度だったので、イーストエンドMIDを買うならアマゾンが良さそうです。

動画で見たい方はこちら

価格も安く機能性も十分

コスパ最高のイーストエンドMIDですが、唯一の欠点はアッパーに合皮が使われているということ。

これはメリットでもあり、欠点でもあるのですが、合皮が使われていることで軽量に仕上がる反面、耐久性は落ちてしまいます。

レザーならメンテナンスをしながら長く使うことができますが、合皮の場合には2~3年で加水分解によって寿命が訪れます。

定期的に新しい靴に履き替えたいという人には向いていますが、長く一つの靴を育てて履きたいという人には向いていません。

ただ製品によってはレザーでもソールの張替えが不可で、アッパーの寿命はなくともソールが減って使えなくなることもあります。

筆者はここ数年レザーのブーツを愛用しており、合皮は避けていましたが、ツーリング先で歩き回るなら軽量で足取りが軽いイーストエンドMIDは選択肢としてありだなと感じました。

とにかく軽くて歩きやすいので、一度履いてみることをお勧めします。

ハイテックの公式サイトでは取扱店舗の検索が可能ですが、ABCマートの取り扱いが多い印象でした。

文/写真:相京雅行

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