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バイクを大きく見せるカスタムとは?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

原付や中型バイクに乗っている人の中には、少しでも自分のバイクを大きく見せたい、と考える人も多いでしょう。本記事では、バイクを大きく見せるのに効果的なカスタムを4つ紹介します。

カスタムするバイクの部品は、タイヤ・クラシックフェンダー・ハンドル・マフラーです。どれもバイクのパーツとしてバイクを大きく見せることができるだけでなく、走り・操作性などに効果も出すことが可能なので、それぞれのカスタムの特徴について解説します。

目次

タイヤを太いものに交換する

タイヤを太いものに交換するというのは、具体的には履いているタイヤからオーバーサイズ化するorインチアップ化することです。

バイクのタイヤを交換する際には、まず現行のタイヤサイズを確認しましょう。

たとえば、リアタイヤに「180/55R17 73W」と表記されている場合、タイヤ幅(高さ)180×0.55=約9.9cm、R=ラジアルタイヤ、17=リム径、73=過重指数を示し、73の場合は365kgまで最大負荷可能、W=270km/hまでの走行可能というタイヤの仕様です。

オーバーサイズはタイヤ交換だけで済むカスタムですが、タイヤのインチアップはタイヤに合わせてホイールも同時に大きくする必要があるカスタムです。

バイクのタイヤを太いものに交換することによる効果・デメリットを表にまとめました。

項目特徴
効果直進安定性コーナリング安定性グリップ力加速性能視覚効果の向上
デメリット燃費の悪化乗り心地の悪化最高速度が落ちるメーター速度表示の誤差が生じるステアリング操作が難度が上がるロードノイズの増加

さらにタイヤの扁平率が変わると、乗り味が変わるので、扁平率による効果・デメリットを表にまとめました。

扁平率を下げる扁平率を上げる
効果バイクの挙動がするどくなる乗り心地が良くなる
デメリット衝撃が大きくなるコーナリング性が落ちる

タイヤを大きくするカスタムをする際は、新しいタイヤのリム幅・負荷能力・タイヤ外径などから正しいタイヤを選ぶことが大事です。

自分でカスタムするタイヤを選んで、いざバイク屋に持っていったのに取り付けが不可能、ということがないよう、タイヤ選びは慎重に進める必要があります。事前によく調べて買う・ショップのスタッフなどに相談してタイヤサイズを選んでもらうなどしてタイヤをカスタムしましょう。

クラシックフェンダーをつける

アメリカンバイクやレトロな雰囲気のネイキッドバイクの場合、クラシックフェンダーを取り付けると、レトロな雰囲気も出しつつバイクの外観を大きく見せることが可能です。

また本来のフェンダーの機能である泥はね・雨水はねを防ぐことができるので、雨天時の走行では有利な点となるでしょう。

クラシックフェンダーのカスタムは、実用性もアップしながら、スタイリッシュな見た目のイメージに変わるので、好みに応じてカスタムにトライしましょう。

ハンドルを交換する

ハンドルを交換して大きく見せるには、バーハンドルorアップハンドルのカスタムがおすすめです。バーハンドル・アップハンドルにすると純正ハンドルよりもグリップのポジション幅が広がる・高くなります。

ハンドル交換のメリットは、純正ハンドルよりもライディングポジションが楽になる、長時間の運転でも疲れにくくなる、Uターン・低速での旋回・取り回しが楽になることです。

デメリットとしては、コーナリングを攻めて走るようなライディングには効果を出しにくい・高速走行時は風圧を受けるので安定性が低下する可能性があることです。

ハンドル交換は比較的コストもかからないカスタムですが、ハンドル交換と合わせてトップブリッジを交換するとさらに操縦性などのフィーリングが変わるので、合わせて検討するのもよいでしょう。

大きなマフラーに交換する

純正マフラーを社外品マフラーに交換するとメリット・デメリットがあります。

表の内容に注意して自分の好みに合ったものを選ぶことが大事です。

メリットデメリット
パワーアップ排気音の変化・向上軽量化ができるチタン・カーボンマフラーなどでルックスが良くなるアクラポビッチなどの海外マフラー装着での満足感を得る排気音が大きくなり、暖機時などの迷惑性が上がる低回転トルクが薄くなる傾向があり、走り出しに気を使う必要があるコストがかかる車検時に純正マフラーに戻すなど対応が必要な場合もあるトルク全域でのパワーアップはむずかしく、専門的なセッティングを要する

特にキャブ車のバイクでは、マフラー交換後はキャブの空燃比をバランスをよくして、エンジンも最大限のパフォーマンスを出す調整が必要なので注意しましょう。

まとめ

バイクを大きく見せるカスタムについて、パーツ別に4つ紹介しました。バイクのタイプや用途によってカスタムする部分は変わってくるとは思いますが、好みに合わせてバイクを大きく見せるカスタムを楽しみましょう。

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