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愛車をカスタマイズして自分だけの1台に仕上げる!「バイクのカスタマイズガイド:足回り編」

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクのカスタマイズの一つに足回りパーツの交換がある。サスペンションやブレーキなど車種別に様々な種類がラインナップされている。ここではそんな足回り交換についてガイドしていこう。

足回りをカスタムして理想の走りを手に入れよう

一般的にバイクの足回りのカスタムと言えば、サスペンション、ブレーキ、ホイールなどの交換があげられる。どれもバイクが走るためには必須のパーツであり、これらを交換することで走りが大きく変わると言われている。
中でもサスペンションを交換する効果は特に大きい。サスペンションは凸凹路面の振動を吸収したり、加速時にはエンジンで生まれたパワーを、タイヤを介して効率的に地面に伝えるという役割がある。そして、減速時には車体の変化を軽減しながら、ブレーキで生まれた制動力を路面に反映して車体を減速させる。さらに、コーナーリングでは旋回動作で生まれた遠心力を受け止めながら、バイクの旋回力へ還元するなど、バイク走行のあらゆる場面で大きな役割を果たしている。そんなサスペンションだけに、交換することでより理想的な走りを手に入れられる。
ブレーキについては、いかにスムーズに減速できるかが重要。ノーマルのブレーキでは物足りない人もいるだろう。そんな時はブレーキ回りを交換すれば制動力もフィーリングも向上できるのだ。

その①サスペンション

サスペンションの交換で乗り味は大きく変わる!

ノーマルサスペンションは、メーカーがテストを重ねて開発しており性能が劣るものではない。しかし純正車両に採用されている純正ショックは、当然ながら車両開発のなかで車体全体のコストを考えながら採用されている。それに対してサスペンションを専用設計している社外メーカー製は、性能を最重視して作り込めるというメリットがある。その結果として、とくに微入力時の作動性が良好にすることができているのだ。ライダーの好みに適応できる細やかな調整機構を備えるなど、ノーマルサスにはない高いパフォーマンスを実現している。より衝撃を吸収し、路面情報を正確に把握し、パワーを確実に伝達することが可能になるのだ。なお、交換するにあたっては、前後サスペンションのバランスを重視することが欠かせない。交換する際は前後同時に行うようにしよう。

バイクのタイプに合わせて最適な形式を採用している

フロントサスペンションは正立と倒立の2種類がある。正立式は、一般的に多くのバイクに採用されているサスペンション形式。この形式の大きな特徴としては、メンテナンスが比較的容易であることが挙げられる。また、内部機構がシンプルであるため、トラブルが少なくコストも安価というのも特徴だ。デメリットとしては、高速走行時や激しいライディング時には剛性が不足しがちという点が挙げられる。一方の倒立式は、スポーツバイクやレーシングバイクに多く採用されている。剛性の高さが特徴であり、高速走行時や激しいコーナリングにも対応でき、バイク全体の安定性が向上するというメリットがある。デメリットは複雑な構造ゆえにメンテナンスがやや難しく、コストも高くなる。
一方のリヤサスペンションだが、サスペンションが1本のモノショックと2本のツインショックがある。その違いは、モノショックは重量物をできるだけバイクの重心に近づけることができ、短いストロークで低〜高荷重に対応できるという点にある。それゆえにスポーツモデルに多く採用されているのだ。
 ツインショックも現在では性能的には十分高いものが装備されているが、オートバイらしい伝統的なルックスを重視している車両に多く採用されている。 

サスペンションカスタマイズ

自分の愛車に合ったタイプを選ぶようにしよう

サスペンションカスタマイズを行うには自分の愛車に合ったパーツを選ぶ必要があるが、様々なメーカーから多種多様なアイテムがリリースされている。どのような乗り方をするのか、どのような乗り味を求めるのかなどによって選ぶパーツは異なってくる。ショップなどに相談して最適なアイテムを選ぶようにしよう。

サスペンションメーカーでも有名なオーリンズ。その性能の高さはレース用で使われることからも納得できる。

NITRON

ナイトロンジャパンは完全日本国内組立てを実現する「Assembled in Japan」の生産体制を整えている。これにより、日本のユーザーに最適な製品が提供されるのだ。

YSS

YSSは小型スクーターからスーパーバイクまであらゆるジャンルのショックアブソーバーを開発し、ワールドクラスのサスペンションメーカー。ラインアップも豊富でカスタムには最適だ。

サスペンションはオーバーホールでも十分な変化を体感できる!

サスペンションの性能維持にはメンテが必要不可欠だ。しかし分解してメンテは難易度が高い。そんな分解が一般的には難しいとされるようなリヤショックも、サスペンションのプロ集団である「テクニクス」ならオーバーホールすることが可能。海外系サスペンションメーカーはもちろん、通常ではパーツの出ないKYBやSHOWAといった国産サスペンションメーカーからも直接パーツ供給を受けているため、あらゆる車両のサスペンションオーバーホールが可能となっているのだ。なお、一般的な大型ロードバイクでフロントフォークが左右セットで48,000円~、リヤはモノショックで25,000円~とのこと。
◎テクニクス https://technix.jp/

テクニクスのサスペンションオーバーホールの申し込みは3通りあり、なじみのお店からも依頼することができる。
ナイトロン製品を扱うテクニクスでは、ナイトロン製ショックアブソーバーを組み込んだデモンストレーションモデルをレンタル車両として貸し出しており、実際に走ってサスペンションの効能を確かめることもできる。

その②ブレーキカスタマイズ

ブレーキ性能の向上は走りや安全性に貢献する

足回りのカスタムを追求するならブレーキキャリパーの交換も候補の一つだ。現代のスポーツモデルには、高性能なキャリパーが標準装備されていることも多いが、純正タイプとアフターマーケットのハイエンド製品では、剛性や作動性、冷却性など、あらゆる点でランクが一つ上になる。ダイレクトでコントローラブルなブレーキタッチは、スポーツライディングの質を高め、上達にもつながるはずだ。
またブレーキキャリパーは、ドレスアップパーツとしても効果的。アルミ削り出しのものなら、一般的な純正採用品の鋳造タイプにはない切削痕が高級感をもたらしてくれるし、製品によっては表面処理やペイントにより、存在感を高められるケースもある。愛車の足元に個性をプラスできるのも、ブレーキキャリパーカスタムの魅力と言えるだろう。

ブレーキのマウント形式の違い

ディスクブレーキが初めて採用された時はアキシャル(取付ボルトがアクスルシャフトと並行)と呼ばれる装着方法のみだったが、1999年にブレンボが、WGPの500㏄のスズキワークスマシンに、ラジアルマウントを世界で初めて導入。ホイールの中心線に向かって垂直にボルトで固定する方式ラジアルマウントのメリットは、剛性を高められる点にある。これにより制動時のねじれに強く、ブレーキ性能を高めやすいのだ。

モータースポーツの世界では先進のブレーキシステムを採用

モータースポーツではいかに短時間で安定してブレーキングを終えるかが重要。そのため日々進化を遂げている。カーボンディスクの採用をはじめ、キャリパーも高い制動力や冷却性能をもつものが装着されている。

MotoGPで採用されている最新のキャリパー。圧倒的な制動力を誇る。
BMWのスーパースポーツモデル・M1000RRには冷却用のカーボンパーツが備わる。

ブレーキパッドやレバー、ディスクの交換も効果的

ブレーキカスタムを行う際は、もっとも手軽なのがブレーキパッドの交換だ。材質などによって制動力やタッチが変わるので、パッドが磨耗して交換する際はぜひ試してもらいたい。そしてブレーキレバーの交換も思った以上にフィーリングが変わることに驚くはず。レバーと一緒にマスターシリンダーなども交換すればより効果的だ。最後にブレーキディスクだが、摩耗するパーツだけに機会をみて交換してみよう。

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