こんにちは!けんです!
突然ですが、こちらの画像をご覧ください。
お分かりいただけただろうか…。
そう、実はこれパーカーの下にネックガードを付けています!
革命的すぎる…。ここまで目立たないネックガードは今までなかった!
今回はネックガードの概念をぶっ壊したアトラスの革命児を紹介するぞ!
そもそもネックガードってなに?何のためにつけるの?
ネックガードはズバリ!首を守るために付けます!(そのままですね…)
バイクで走っていて転ぶと、重い頭は慣性の法則に従いスゲー力であらぬ方向に飛んでいこうとします。
最悪は下半身麻痺など…考えたくない…
その首をガードするために登場したのがネックブレース!
しかしこのネックブレース、既存製品は様々な問題を抱えていました…。
その問題に立ち向かったのが、アトラス!既製品の問題を解決する革命的商品を出したので、紹介しよう!
新ジャンルのネック”カラー” アトラス ヴィジョン ”
そこで今回紹介するのが新ジャンルのネックガード、アトラス ヴィジョンです!
アトラス ヴィジョンはネック”ブレース”ではなく、新しいジャンルのネック”カラー”です!
アトラスエアーを初めとするネックブレースと比べ、前後のサポートがないことが分かります。
当然、ガード性能は落ちるのですが、それにより既製品(アトラス エアー)比で可動域が最大66%拡大し、重量は約35%削減しています。
つまり「ガード性能を落として使いやすくした」ということ!
エンデューロや林道ツーリングなど、低速スポーツユーザにはこの割り切りが嬉しい!
首の可動域はほぼ無着用と変わりません!
が、限界まで首を下げると確かに当たるのでガード性能はありそう!コレはすごい!
この究極とまで言えるスリム化により、マジで目立たないネックガードになっています!
ちょっと出っ張りますが、ゆったり目なら服の下にも着られます!
今まで競技専用品という位置付けのネックブレースでしたが、コレならツーリングにも使える?!
しかも価格は29,700円!
このレベルのネックガードが3万円を切るのは大変にお値打ちである。
というワケでマジで使えるのか、今回もオフロードに突撃したぞ!
早速ツーリングで試した感想!
ツーリングで試してみたが、何の違和感もない!
今回はあえてリュックを背負い、干渉しないかもチェックしてみました。
が、何の支障もなく乗れてしまいました!
公道では、標識や看板、スピードメーターなどをチェックする必要があります。
しかーし!アトラスヴィジョンならこの通り!全く支障になりません!
大事なことなので繰り返し言いますが、「なんとか使える」ではなく「全く支障にならない」です。
コレはスゲぇ
オフロードコースで一応試した感想!
一応!オフロードに行って試してみました!
…が、全く普段と同じように走れてしまいました…。
インプレって言われても「いつもと同じ」としか…
凄すぎて感想がないという謎の体験をした。
特に恩恵を感じるのは、激坂やフロントアップ時です。
今回はフロントアップまで検証しなかったですが、坂道でも全く邪魔になりませんでした!
この製品、もはや言うことなし。
ちなみにネックブレースがないと、どのくらい危ないのか?
ここまで読んだ方の中には「本当にネックブレースって効果あるの?」と疑問に思った方もいるでしょう!
一時Twitterでも話題になりましたが、アメリカのオフロードスポーツ救急医療サービス団体が非常に興味深い論文を出しています。
以下要約です。
2009/1~2018/10までの約10年、ネックブレース着用有無が確認できた8529人の患者のうち、頸椎損傷、鎖骨骨折、死亡などの有無を記録した。
8529人のうち、着用ありは3802人、着用なしは4726人。
深刻な頸椎損傷者はネックブレース着用なし239人、着用あり26人
深刻ではない頸椎損傷者はネックブレース着用なし702人、着用あり109人
鎖骨骨折者はネックブレース着用なし443人、着用あり291人
うち死亡者は着用なしで4人、着用ありで1人(グラフは簡素なため省略)
まとめとして「ネックブレースは指数関数的にライダーの安全性を高めている」と結論づけています。
こりゃスポーツするならネックブレース大事だわ…
最後にアトラス ヴィジョンの微妙なとこ!
完璧に見えるアトラスヴィジョンだが、やはり欠点もある!
欠点1 よーくみると着用しているのは分かる
もうこれ以上目立たないように作ることはできない!と言えるくらい極小な造りだが、やはりよーく見ると着用がわかります。
ツーリングでは気付かれないと思う。
ただ、渋谷を歩けって言われたら嫌かな…。
街歩きする時などは外したほうが良いと思います!
欠点2 メーカーによってはボディプロテクターと干渉する!
ごつい肩プロテクターとは干渉するので注意!
特にハード系プロテクターの入ったツーリング用ジャケットだと当たって痛い。
アトラスヴィジョンと肩ガードどちらかしか付けられないので注意!
ちなみに私はこのジャケットを着てオフで何度か転倒しているが、肩ガードはあまり活躍しなかったです。
まとめ!こいつは神よ。
ネックブレースにあまり馴染みのない人には伝わらないが、コレは本当に本当に革命的です(3回目くらい)。
邪魔にならないネックガードはオフ乗りの夢でした。
それが令和になり、とうとう公道で使えるレベルまで昇華されてきました。
皆さんもぜひ新時代の先進的な転倒対策を!