無駄のないシンプルなスタイリングのレブル250。
そのスタイリングゆえ、タンデムシート部分への荷物の積載は難しいものがある。
ゴムロープ等を引っ掛けるフックがないからだ。
何もレブル250に限ったことではないが、現在のバイクでフックがあるものは非常に少なくなっている。
荷物の積載問題を解決すべく、各社から専用の固定ベルトや簡単にフックを増設できるグッズなども用意されているので、それを使うのが得策だ。
今回はデイトナが手がける、ウエアやバッグのブランド『Henlybegins(ヘンリービギンズ)』のバッグを装着。
レブル250への取り付け方法とフィッティング具合を紹介していこう。
HenlyBegins DH-758 シートバッグPROMⅡ Mサイズ
バッグ詳細
バイクの操縦性、跨りやすさなどを考慮し、高さ30cm以下、奥行き32cm以下に設定。開口部が広く、長尺物の取り出しもストレスなく行える。ミリタリーぽいスタイルを特徴づけているのが、一定間隔でベルトが縫い付けられたウェビングと呼ばれる装備だ。これはもともとイギリス軍やアメリカ軍で採用されていたもの。バックパックにこのウェビングが取り付けられ、そこへ簡単に着脱できるポーチ等を装着することで、さまざまなミッションに対応できるという装備なのだ。
サイズ | 230(H)×500〜520(W)×300(D)mm |
容量 | 37~44リットル |
最大収納量 | 10.0kg |
部品構成 | イージーリングベルト、サブベルト、長物固定ベルト、ショルダーベルト、レインカバー |
車体への取り付け
一般的なシートバッグはシート下に取り付け用のベルトを通し、固定するのが一般的だ。このヘンリービギンズのシートバッグもそのような仕様となっている。
ただし、今回のレブル250に限って言えば、シートバッグを積むタンデムシート部分が小さいため、シート下にベルトを固定する方法では、がっちりとシートバッグを固定することはできなかった。
そこで、タンデムステップとナンバー固定ボルトに増設したフックを利用して、シートバッグを固定した。
①イージーリングベルトをそれそれ一本ずつにばらす
②タンデムステップのステーにベルトを固定
③ナンバーステーに共締めのフックにベルトを固定。固定用ベルトをリヤフェンダーの裏を通してクロスさせることで、よりバッグの安定感が増した。
※増設したフックは タナックス プレートフックMF-4612
④バックルで固定し、各部のテンションを調整
⑤余ったベルトをまとめる
⑥バッグの固定完了!
詳しいことは動画で説明しているので、そちらを参考にしてほしい!