1990年代に第一次キャンプブームが起きたが、ここ数年(特にコロナ以降)またキャンプの人気が高まっている。
かくいう私も数年前からキャンプ熱が再燃し、週末は四駆で山や海に出掛け大自然を満喫している。
が、実を言うとバイク歴25年にもかかわらず1度も「バイクで」キャンプに行った事が無い。。
「そうだ バイクキャンプ、行こう」
急にその想いが湧きたち、初のキャンプツーリングに挑戦する事となった。
スポーツスターにリアボックスを装着
バイクキャンプをした事はないが、ツーリング中にキャンプバイカーをよく見ていたので、何となくの装備イメージはある。
カッコイイなぁと思うのはやはり、
「荷物なんざロープで単車に直固定よ」
的なアウトローなバイカー。
しかし、初心者の自分には荷崩れが不安過ぎて絶対に無理!
今までクールな街乗り仕様に作り込んできたが、背に腹は代えられぬ。。
という事で、街乗り仕様のスポーツスターには禁断のリアボックス(&専用キャリア)を装着してみた。
取付け手順はいたってシンプル
※今回使用したリアボックス
World Walk製
スポーツスター用キャンプツーリングキャリア(wxl-22)
①まずはキャリアを装着
リアフェンダーの純正ボルトを外し、キャリアを付属のボルトで固定。
②取付けたキャリアの上にベースプレートをのせる。
③固定が出来たらフタを被せば終了。
④続いてボックスを設置。
まずはボックス前方にある2箇所の凸部を、キャリア側の凹部に差し込む。
⑤同様にキャリア後方にある凸部をボックスの凹部に差し込む。
⑥取付完了!
初めてボックスを取付けたが、ほぼ説明書も見ることなく装着できた。
比較的かんたん作業なのでカスタム初心者の方も挑戦してみよう。
マストバイ積載用品がコレ
テントやイス、寝袋などの大モノの積載はリアシートに括り付ける必要があるのでロープはマストで用意したい。
こちらは人気ブランドのROK straps (ロックストラップ) 。
・米軍採用実績の高品質
・小さな力でしっかり固定できる
・素早く簡単に固定できる
・開放時も跳ね返りもない
・走行の振動で緩む事もない
・見た目がカッコイイ(大事)
などハイスペック。
初心者でも非常に使いやすかった!
実際にバイクに積んでみた
リアキャリアを取付けボックスを装着。
リアシートには下記を積んでみた。
・テント(ステイシーST2)
・寝袋(BearsRock)
・折り畳みチェア(Amazon)
・コット(Dominant-X)
リアボックスが背もたれ代わりになり、ストレッチの効いたロープがガッチリ抑え込んでいるので安心感絶大。
キャリア(World Walk)も堅牢で、ボックスの上に1人乗っても大丈夫なレベル。
ボックス容量はいかほど?
※今回使用したボックス
World Walk製
48L エクスクルーシブリアボックス
▼内容物
・コンパクトテーブル(TENT FACTORY)
・バーナー(SOTO)
・折り畳みナイフ
・LEDライト
・キッチンハサミ
・スライド式トング(World Walk)
・ライター
・割りばし
・ステンヘッドハンマー(TENT FACTORY)
・まな板
・ポリ袋
・食器洗剤セット
・HOME&CAMPバーナー(snow peak)
・焚き火台(Tokyo Camp)
・焚き火用耐火シート
・サランラップ
・アルミホイル
・ブリーザーパック
・着火炭
・ホットサンドメーカー(belmont)
・養生テープ
・キッチンペーパー
・着火ジェル
・ガスボンベ
・調味料セット
・パイロマスター2(conifer cone)
・山ケトル700(UNIFLAME)
・ウェットティッシュ
・シェラカップ(CAPTAIN STAG)
・スキレット
・レジャーシート
・グランドシート(ogawa)
余裕の収納力
これだけ入ってボックス擦り切れライン程の収納具合。
ツーリング途中に道の駅などで食材調達しても十分収納スペースはありそうだ。
開閉もよくあるフラップ式ではなく、
「ワンプッシュ式」なので楽々♪
◆今回使用したアイテム
ブランド | World Walk |
商品名 | キャンプツーリングキャリア |
型番 | wxl-22 |
適合車種 | 2004年式~SPORTSTER(XL1200CX除く) |
メーカー希望小売価格 | 16,280円(税込) |
ブランド | World Walk |
商品名 | 48L エクスクルーシブリアボックス |
型番 | hwb-48 |
メーカー希望小売価格 | 9,878円(税込) |
ブランド | ROK straps |
商品名 | ストレッチストラップ MCタイプ |
型番 | ROK00031 |
メーカー希望小売価格 | 2,530円(税込) |
ボックスがあったお陰で固定面が増え、ロープ2本で十分荷物が固定できた。
結論、キャンツーデビュー可能!?
リアボックスの収納力や、ボックスを利用してうまく積載すれば、街乗り仕様のスポーツスターでも十分キャンプツーリングに出かけることは可能だった。
ただ、見た目が多少なり野暮ったくなるというデメリットは避けられない…。
結論。
「とにかくスタイルを崩したくない」派の方は、BOX無しのロープワークでGO!
「割り切って利便性を取る」派の方は、是非ボックスの良さを味わって欲しい。
キャンプツーリングで生活にスパイスを♪