コロナ禍の影響もあり世の中は凄まじい勢いでキャッシュレスに舵をきっている。
クレジットカードやモバイル決済、電子マネーを利用するとポイントがたまるなど利用者へのメリットも多い。
以前は長財布と小銭入れを持ち歩いていた筆者も、最近は小銭入れにクレジットカードと免許証、それと多少の現金を入れて出かけることが多くなった。
大抵の場合はモバイル決済、それが使えない場合でもクレジットカードが利用できるケースが多いからだ。
つまり外出時の持ち物は小銭入れとスマートフォンで事足りるのである。
最低限の荷物を持ち歩くバッグとしてはサコッシュが人気だがバイクでは使い勝手がよろしくない。
何か良いものはないかと探している際に、廃タイヤチューブをバッグのメイン素材としてリユースしている、SEALから思わず「そうきたか・・・」と舌を巻いてしまうバッグがリリースされた。
SEAL アンクルアームバッグ
アンクルアームバッグは読んで字のごとく足や腕に装着するバッグだ。
筆者は太りやすい体質のため定期的なランニングを課しているが、ランニング用のアームバッグは今までも存在した。
ただそれはスポーツ用に割り切ったデザインで日常的に使えるデザインか?と問われればノーだ。
質感の高さが所有感を満たす
SEALお得意のタイヤチューブをメイン素材に採用したアンクルアームバッグはスポーツ用とは一線を画す質感の高さが特徴的。
廃タイヤのチューブを採用していることから一個一個表面の柄が多少違うのもSEALのバッグの特徴で「自分だけのバッグ」という感じがするのが良い。
タイヤチューブはゴムなので防水性が優れているのは今さら言及するまでもないが、ファスナー部分にも止水ファスナーを採用していることからある程度の雨は防ぐことができそうだ。
ファスナーの開閉がしやすくなるジッパープルがついているのもライダー的にはありがたい。グローブをしたままでも開閉するのが楽だからだ。
立体的な構造とゴムバンドでフィット感が素晴らしい
愛用しているスポーツ用のアームバッグは平たいデザインでゴムバンドで装着する。一般的なアームバッグはどれも大体同じような構造だと思う。
SEALのアンクルアームバッグもゴムバンドで装着するが立体的なデザインを採用しておりフィット感に優れている。更にバックルを追加することで脱着を容易にしている点も見逃せない。
アンクルアームバッグの容量
筆者愛用のスマートフォン、アイフォン12proと小銭入れを入れてみた。容量的には2/3程度使っている印象だ。
個人的には追加で鍵を入れたいところだが、荷室が分かれていないのでスマートフォンを傷つけそうな印象を受けた。容量的には問題なく収まるだろう。
バイクに乗って使ってみた
まずは足につけてみた。ミドル丈のブーツを履いていて、写真ではデニムをブーツアウトしているが、バンド部分をブーツのトップラインに合わせると歩き回ってもずれることがなかった。シフトチェンジなどで頻繁に動かす左足に身に着けてみたが違和感がない。
ただきつめに装着するとバンドの端が少々余ってしまうのが気になった。
続いて腕部分に装着してみた。筆者は前述したようにスポーツ用のアームバッグは使用経験があるがフィット感は別物といって良い。立体的な造形になっているので腕に吸い付くように装着することができる。
腕に装着するとバイクに乗ったままでも荷室にアクセスできるので高速道路の通行券や支払いのためのクレジットカードや小銭を入れるサブバッグとして使っても良さそうだ。
サブでもメインでも使い勝手が良好
残念なことにバイクに乗る=仕事になりがちなので、どうしても持ち物が多くなってしまう。
だたできればバイクに乗る時には身軽な格好で乗りたい。最低限の過不足ない荷物で出かけるにはSEALのアンクルアームバッグは最高だ。
筆者のようにバイクで出かける時に、リュックを使っているユーザーでもサブ的に腕にアンクルアームバッグをつけておけば旅中の利便性がアップすることは間違いない。
モトブロガーであればジンバルカメラやアクションカムの予備バッテリーを入れるのに便利だし、メインバッグの中でバッグインバッグとして使っても良いだろう。