往年の名車ザッパーを思わせるスタイリングに、軽量な車体とトルクフルなエンジンが魅力的なZ650RS。
最新のバイクらしく、シート下には車載工具の他にETC車載機が搭載されているため、収納はほぼ無いに等しい。
とはいえ、シートはタンデム部分までしっかりと幅があるので、シートバッグを積載するには最適な形状だ。
専用のツーリングバッグを使用すれば、泊まりのツーリングにも快適に行けるだろう。
今回は大きさが手頃なタナックスのシートバッグを2種類用意し、実際に車両へフィッティングしてみた。
MFK−100・日帰りから一泊程度のツーリングに最適な容量
バッグ詳細
容量19〜27Lと収納容量が可変するタイプ。お土産などで荷物が不意に増えても対応が可能な使い勝手の良いモデルだ。
材質 | 1680Dナイロン+PVCレザー |
サイズ | 200(H)×370(W×300(D)mm (最小時) / 200(H)×510(W)×300(D)mm (最大時) |
容量 | 19~27リットル |
最大収納量 | 7.0kg |
部品構成 | ・Kシステムベルト×1 ・レインカバー×1 ・接続バックル×1 ・ショルダーベルト×1 |
オプション | レインカバー付属 |
車体への取り付け
取り付けにはシートを取り外す必要があるが、Z650RSは鍵だけで簡単に外すことが出来る。
先に紹介した動画でもシートの外し方を紹介しているので、詳しくはそちらで確認してほしい。
シートを外したら、そこにフィッティング用のベルトを装着。
バッグのバックルと、フィッティングベルトのバックルを組み付ければ、バッグの装着は終了。
フックなどを車体側へ用意する必要がなく、非常に簡単だ。
MFK-269・キャンプツーリング向きのテーブルにもなる大容量仕様
バッグ詳細
キャンプ用品一式収納できる45Lの大容量で、バッグ上面がテーブルになるアイデアバッグだ。
テントやマットなどはバッグの上面に積載し固定することができる。
材質 | ポリカーボネイト+1680Dナイロン |
サイズ | 300(H)×540(W)×370(D)mm |
容量 | 45リットル |
最大収納量 | 10.0kg |
部品構成 | ・本体×1 ・テーブル脚×2 ・脚袋×1 ・レインカバー×1 ・固定ベルト×4 ・ショルダーベルト×1 ・接続バックル×1 |
オプション | レインカバー付属 |
車体への取り付け
こちらは、固定用のベルトをタンデムステップのヒールガード部分に装着。
後ろ側には固定用ベルトを引っ掛けるところがないため、ナンバープレートボルトと共締めする『タナックス プレートフックMF-4612』で、フックを増設した。
あとは車体に装着した固定用ベルトと、バッグ側のバックルをはめて固定し、テンションを調節すればOK。
余ったベルトをそのまま垂らしておくと、走行中にベルトが風で暴れたり、場合によっては絡まって危険なので、しっかりまとめておくことも大切だ。
詳しいことは動画で説明しているので、そちらを参考にしてほしい!