250ccクラスで人気の高いレブル250。
無駄のないシンプルなスタイリングは、どこから見てもクールだ。
ただしそれゆえに荷物の積載はやや苦手と言えるだろう。
面積の比較的小さいタンデムシートで荷かけフックがないことから、つるんとしたドラムバッグ形状のものを、ゴムロープなどでそのまま積むのはかなり難しい。
ならば車体にある程度手を加えないと泊まりのツーリングへいけないのか?といえばそんなこともない。積載機能のちゃんとある専用のツーリングバッグを使えばいいのだ。
今回は大きさが手頃なタナックスのシートバッグを二種類用意し、実際に車両へフィティングしてみた。
MFK−100・日帰りから一泊程度のツーリングに最適な容量
バッグ詳細
容量19〜27ℓと収納容量が可変するタイプ。お土産などで荷物が不意に増えても対応が可能な使い勝手の良いモデルだ。
材質 | 1680Dナイロン+PVCレザー |
サイズ | 200(H)×370(W×300(D)mm(最小時)200(H)×510(W)×300(D)mm(最大時) |
容量 | 19~27リットル |
最大収納量 | 7.0kg |
部品構成 | ・Kシステムベルト×1 ・レインカバー×1 ・接続バックル×1 ・ショルダーベルト×1 |
オプション | レインカバー付属 |
車体への取り付け
取り付けにはタンデムシートを取り外す必要がある。
先に紹介した動画で、サイドカバーの中に六角レンチがあることを紹介している。詳しくはそちらで確認してほしい。
タンデムシートを外したら、そこにフィッティング用のベルトを装着。
バッグのバックルと、フィッティングベルトのバックルを組み付ければ、バッグの装着は終了。フックなどを車体側へ用意する必要がなく、非常に簡単だ。
MFK-269・キャンプツーリング向きのテーブルにもなる大容量仕様
バッグ詳細
キャンプ用品一式収納可能な45ℓの大容量で、バッグ上面がテーブルになるちょっと変わった仕様が特徴だ。テントやマットなどはバッグの上面に積載し固定することが可能だ。
材質 | ポリカーボネイト+1680Dナイロン |
サイズ | 300(H)×540(W)×370(D)mm |
容量 | 45リットル |
最大収納量 | 10.0kg |
部品構成 | ・本体×1 ・テーブル脚×2 ・脚袋×1 ・レインカバー×1 ・固定ベルト×4 ・ショルダーベルト×1 ・接続バックル×1 |
オプション | レインカバー付属 |
車体への取り付け
こちらは、固定用のベルトをタンデムステップのステー部分に装着。さらに、後ろ側には固定用ベルトを引っ掛けるところがないので、ナンバープレートを固定するボルトと共締めしてこているタナックス プレートフックMF-4612で、フックを増設した。
後はバッグのバックルと、固定用バルトのバックルを組み合わせて固定するだけ。
後ろ側は、固定用ベルトをリヤフェンダーの裏を通してクロスさせることで、よりバッグの安定感が増した。
余ったベルトをそのまま垂らしておくと、走行中にベルトが風で暴れたり、場合によっては絡まったりするのでしっかりとまとめておくことも大切だ。
詳しいことは動画で説明しているので、そちらを参考にしてほしい!