MENU
カテゴリー
モトメガネ バイク買取一括査定

公式SNS

納車の不安を払拭! バイクビギナーが抑えておきたいポイントはここ!失敗しない「#バイクのある生活」【納車前編】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

待ちに待ったバイクの納車。

何台も乗り継いだライダー経験の長い愛好家であれば、気兼ねくその納車も「楽しむ」事ができるでしょう。一方、初心者ライダーに目を向けると……楽しみの他に「恐怖心や不安感」を抱えたまま納車日を迎え、気持ちの整理がつかないまま公道デビューしていくライダーは少なくないかと思います。

そこで、今回新型XSR900を購入した”とある教習指導員”の「納車の様子」と「納車準備の確認」、「トランポへ積載」における要点をかい摘まんで紹介しつつ、初心者ライダーが事前に納車当日までにやっておくと良いこと、心得ておきたいことをご紹介いたします。加えて、”初心者ライダーを導くベテランの皆様”がこの記事をご覧になっている場合、納車日が「素晴らしいバイク記念日」になるよう暖かく見守ってあげてください。

以後のバイクライフを過ごすにあたり、本記事の内容が安全運転の参考になれば幸いです。

目次

バイクは絶対に転倒するもの。
最悪の場合に備えて走行計画と装備品を必ず整えましょう。

乗ったことないバイクの運転は誰しも不安。特に未経験者は「緊張」「憧れ」「不安」「楽しみ」といった感情が混ざり合って、複雑な面持ちで納車日を迎えることも少なくないと思います。

小さなアクシデントすら発生しないよう準備を確実に行い、最低限ケガしないよう気を付けてください。

そしてライダーとして最低限のバイク知識と技術を心得ておくこと。安全性重視のバイクライフを送りたいですね。

移動手段&納車後の走行経路

運転者は「運転技術」と「交通知識」そして運転の原則として「目的地」の決定がないと運転ができないということをご存知でしょうか。特にバイクは不安定な乗り物である上に「納車日」「初心者」「不慣れなバイク」という要件を運転に加えられるため精神的負担は計り知れません。

 このことから、必要な情報の見落とさないよう走行計画を明確にし、道にも判断にも迷わないような運転を目指したいものです。また、納車直後の新鮮さや嬉しさによる「高揚感」に飲まれた場合、たちまち雑な運転に陥っていく事でしょう。ライダーは自身の精神状況をセルフチェックできるといいですね。

走行計画の立てかた

  1. 走行計画は納車日(ツーリング決行日)までに明確化する。
  2. 当日の天気をチェック。
  3. 納車日は夕方(明るい時間のうちに)までに帰るように。
  4. 夕暮れは事故が多い。
  5. 納車日にはその他の予定を詰め込みすぎない。
  6. 飲酒運転、ダメ絶対。

ヘルメットは強度とデザインへのこだわりが重要。

納車までに覚えておきたい「ヘルメットの装着手順」

 必ず頭にフィットし強度のあるヘルメットを選びましょう。またサイズが不明な場合はバイク用品店にて「フィッティング」をお願いしてみましょう。意外と重要なのがデザイン。ライダー自身が心底「カッコいい!」と感じるヘルメットを選んでみてください。命を守るヘルメットは不用意に落としたり、強い衝撃を与えないよう大切に扱い強い衝撃受けているものは交換しましょう。

ちなみに警視庁「二輪車の交通死亡事故統計(2021年中)」の調べによると、「最悪の結果を招く原因となる損傷主部位は、頭部、胸部、腹部で大部分を占め、2021年中に発生した二輪車乗車中の死亡事故の37.1パーセントで、事故時にヘルメットが脱落がみられた。」とのこと。

出典情報
警視庁 二輪車の交通死亡事故統計(2021年中)https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/2rin_jiko.html

ヘルメットは被るだけでなく「アゴヒモ」を正しく着用しましょう!
胸部プロテクターもあれば、ライダーの模範といえます。

  1. ヘルメットを下向きに構える。
  2. あご紐の左右を広げる。
  3. おでこから頭のうしろ側にかけて撫でるように被る。
  4. 位置を整えて、あご紐を装着。
  5. 鏡に映る自分の顔が「3割増し」にカッコよくなればOK!

「足もと」は何でも良いのか。

ライディングブーツやバイク専用シューズの重要性がより明確になるデータを見つけました。


出典情報
・警視庁 二輪車の交通死亡事故統計(2021年中) https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/2rin_jiko.html
・政府統計 道路の交通に関する統計 交通事故の発生状況 
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003281508


 「二輪車の事故における損傷別負傷部位」なるデータを調べると第一位に「脚部の負傷」との事。したがって、一般的なスニーカーより、防護性と機能性を重視した専用品を選ぶ方が負傷の程度を軽減につながるのです。

「二輪車乗車中の損傷別負傷部位」はダントツ首位・・・脚部!

バイクあるある。ズボンの裾から露出しがちな「くるぶし」。意外と見落としがちです。

二輪車乗車中の損傷部位別ランキング上位5位 (2018年統計データ)

第1位 脚部 18,883件 

第2位 腕部 11,959

第3位 頸部 8,689件

第4位 腰部 4,653件

第5位 胸部 3,933件

ライダーの「脚部」は、車体を支え、転倒を防ぎ、挙動を安定化させる役割を担っています。したがって「重量物」による負荷に耐えなければならず、負傷しやすい部位と考えてよいでしょう。また、脚部の負傷の特徴は件数の多さだけでなく、それに伴う後遺障害に悩まされるケースも考えなければなりません。皆、例外なく親からもらった身体はケガしないように大切にしたいですね。

バイクは一人で乗れます。それを見届ける人たちの気持ちを大切に。
  1. 「バイクの事故における損傷別負傷部位」をみると脚部負傷が第1位。
  2. 立ちゴケ」程度であっても、捻挫や打撲、擦り傷など受傷しやすい
  3. 転倒時、車体へ下敷きの危険性が高い。
  4. 重量のある乗り物を足のみで支えるため、踏み外す可能性が常時ついてまわる。
  5. つま先でギア操作、リアブレーキ操作をするため、操作性も欠かないようなブーツ選びを。
  6. ライディングギアはファッションではなく「防具」と定義する。

重視するのは操作性と防護性。安全靴やミリタリーブーツを代用する場合は素材や乗車時のフィット感を入念にチェックです。安価が魅力的でも、用途が異なるため適したものを探しましょう。

「グローブ選び」は「材質選び」

 防護性に特化したレーシングタイプ
操作性に優れたオフロードタイプ
防護性、操作性を兼ね備えたオールラウンドタイプ

ハンドル周りの素材

バイクを運転する際に適したグローブを考えてみましょう。握りやすければ安全か、分厚い生地は操作に差し支えないか等、操作の要になることを今一度確認しておきましょう。また、バイクのハンドル周りの「材質」に注目すると選び方が見えてくるかもしれません。

ゴムとゴムは滑りにくい性質があります。したがって、滑り止めグリップがベッタリ」と備わっている作業用グローブはバイクの運転に支障が出る場合があります。なぜならグリップに滑り止めグローブにまとわり付いて、スロットルが戻らなくなる危険(暴走)があるからです。また、グローブが濡れると逆に滑りやすくなるかもしれません。滑り止めグリップの無い、あるいはそれが控えめなグローブを選ぶと良いでしょう。

納車前日までにやっておきたいことはこれで終了!
次は納車当日のポイントをご紹介

納車当日に自宅へ帰る走行経路の立て方や、ライディングの際に着用する装具類などをご紹介させていただきました。とくに、初めて乗るバイクで自宅へ向かうのはかなり緊張するものです。事前に無理なく走れる道順をたてておけば、不安をある程度払拭することができるでしょう。

後編では納車当日に気をつけたいポイントをご紹介いたします!

カテゴリー

モトメガネ バイク買取一括査定

目次