ツーリングがより楽しくなる春だが、ジャケット選びはかなり重要だ。日中は暖かいとはいえ、夏用ジャケットを羽織るほどではない、かといって冬用ジャケットでは暑すぎる……。また、昼夜の寒暖差が激しいことも、この時期の特徴だからだ。気温の変化に対応しつつ、快適&安全機能にすぐれる春用ツーリングジャケットをモトメガネ編集部が厳選して紹介するぞ。
1.【デイトナ】DJ-005 ソフトシェルジャケット
動きやすいのに防風対策もバッチリ!
防風性能とストレッチ性能に優れたソフトシェル素材を使用したシンプルなパーカーデザイン。脱着インナーや中綿は使用せず、着回しやすさを重視した3シーズン対応となっている。
裏地はメッシュを採用し、腕と脇下にベンチレーションを設置。真夏を除いて長い季節を通して着用が可能だ。標高が高い場所に出かける際や、早朝・夜間の走行時にインナーの重ね着がしやすいように、若干オーバーサイズ設定となっている。フードは脱着可能。肩・ヒシ・背中はプロテクターを装備する。
2.【IXON(イクソン)】M-PULSION AIR A(SSエアスルーライディングジャケット)
日本人の体型にフィットするアジアフィットを採用
アパレル・ファッション文化で世界的に評価が高いフランスのメーカー・IXON(イクソン)の春夏用ジャケットだ。海外メーカーながらすべてのモデルにAsia Fit(アジアフィット)を採用し、日本人の体形に合わせたサイズ感やプロテクションの配置、その他胸部プロテクター(別売)の取り付けを可能にしている。
肩とヒジにはCE認可プロテクターを装備。背中と胸部にはプロテクター用ポケット装備する(別売プロテクターに変更可能)。
3.【ワイズギア】RY1001 2Wayジャケット
袖全体がメッシュになるから春〜夏〜秋まで使える!
最大の特長は袖のパーツが着脱可能であること。気温の変化に合わせて2WAYの使い方ができる春・夏・秋ジャケットとなっている。
これは「Air control armor」と呼ばれる意匠登録出願中の機構で、クイックフリースファスナーで、ジャケットを着たままでも簡単に袖パーツを外すことができる。外した状態は袖全体がメッシュになるため、幅広い温度変化に対応できるというわけだ。
標準装備ソフトプロテクターに加え、CORDURAとケブラー®製ニットを採用することで、安全性・耐摩擦性を強化。万一の転倒による衝撃を緩和している。また、ボディ面は風を通さず、背中にはムレを軽減するベンチレーションを装備するため、春や秋のシーズンにピッタリだ。
フラッグシップ・ライディングギア・ラボラトリー【ウエア・素材編】 皆様こんにちは。オートバイアパレルメーカー・FlagShip(フラッグシップ)の上野です。ここでは作り手として感じてることをシリーズでお話できればいいと思っておりま…