コロナ禍でバイク免許を取得する人が増えているらしい。
バイク用品メーカーの人間と話していると売り上げもかなり好調のようだ。
用品店のスタッフに聞いてみると比較的ハイブランド製品が好調とのこと。僕にとってのハイブランドはクシタニだ。
バイクパーツメーカー勤務時代は必死に副業をしてクシタニ製品を購入した。
ここ数年はクシタニ公式youtubeチャンネルで新作が発表される。実に今どきの発表方法だ。
ところがだ、新作が発表されると同時に注文が殺到して品薄になるケースが増えている。
メディアとして紹介した商品が品薄で買えないというのはマズイ。
という事で今季完全新作1つとアップデートした製品4つをまるっとお借りした。

煽るわけじゃないけど、気になる製品があったら早めに注文した方がいいよ!ちなみに僕は身長164cm 60㎏借りた製品は全てLサイズだぞ!
K-2822 ウインターフィンジャケット


テキスタイルウエアのフィンジャケットの冬仕様が登場!
高機能ウエアをバイクのみならず普段使いもしてもらいたいというコンセプトで登場したテキスタイルウエアのK-2353フィンジャケット。本作は更に大好評のインナーつきのウインターモデルとなる。
個人的に普段使いできるバイク用品に強く惹かれるので、この製品は正にストライクゾーンど真ん中。
デザインのポイントに随所にクシタニらしいレザーが採用されているのもポイントが高い!アーバンユースというとフードを付けてカジュアルに仕上げる製品が多い中で、ミリタリーっぽく仕上げているのも特徴的。
全体的なシルエットはミリタリージャケットM-65っぽく仕上げつつ、バイクで使い勝手が良いようにカスタム。肩のエポレットもミリタリー感を際立たせている。
めちゃくちゃ防寒性の高いインナー付
フード無しのシックなデザイン
耐水圧10000mm 透湿性10000mmで快適


K-2821 アニフェスジャケット


インナー無しでスマートに着こなしたいならコレ!
ここ数年クシタニの防寒テキスタイルウエアはンナー付が主流。
中綿たっぷりのインナーは防寒性抜群でミドルレイヤーとして使い勝手が最高。モコモコのインナーを採用すればアウターは多少ゆったりとしたシルエットになる。ところがクシタニはそう見せないように上手にシルエットを調整している。
アニフェスジャケットはインナーを採用せずアウターに中綿を入れて細めのシルエットに仕上げている。ただ昨年モデルに比べて多少ゆとりを持たせているとのことだ。
ゆとりがあるとはいえ、中にインナーを仕込まないアニフェスジャケットは他製品に比べてもスッキリしたデザインとなっている。
下袖や見頃脇には強度を持たせるナイロン素材を採用しているが、色は黒を採用しているため引き締まって見える。見ためとシルエットにこだわりたい人にダントツにおすすめしたい逸品だ。
インナー無しで一枚で暖かい
フード付きのカジュアルなデザイン
防水生地を使っていないので見ためがカジュアル


K-2819 ガルジャケット


ソフトシェル素材はアウトドア感満載!
防水性・防風性を持たせたジャケットは基本的に見ためがシャカシャカした素材感になる。
ところがガルジャケットは伸縮性のあるソフトシェル素材を採用しているのが特徴的だ。
筆者は日常使い用にアウトドアメーカーのソフトシェルジャケットを愛用しているが、高機能なジャージという感じで非常に使い勝手が良い。
動きやすい伸縮性ソフトシェル素材に防寒インナー付、更に防水・透湿性能を持たせているのだから日常使いからライディングまで使い勝手最高なのは間違いない。
めちゃくちゃ防寒性の高いインナー付
背中にベンチレーションファスナー採用
耐水圧10000mm 透湿性10000mmで快適


K-2818 ウィンターアメニタジャケット


アルパインジャケットっぽくカラバリが豊富
ガルジャケットがソフトシェル素材を採用したアウトドアジャケットっぽいコンセプトなら、ウィンターアメニタジャケットはハードシェルのアルパインジャケットだ。
ただウィンターアメニタジャケットの方がカラーバリエーションが豊富で比較的派手な色が多いのが特徴的。
アウトドア、バイクのライディングどちらも安全性を重視すれば色は派手な方がいい。
カラバリだけでなくデザイン上の色の切り替えやロゴの位置一つとっても少々派手なので従来のライディングジャケットの印象が強い。ライジャケ×アウトドアのお手本のようなジャケットだ。
めちゃくちゃ防寒性の高いインナー付
安全性重視の派手めなカラーリング・デザイン
耐水圧10000mm 透湿性10000mmで快適


K-2817 アキュートジャケット


スポーツライディングなら絶対コレ!
最近はライダーの価値観が多様化していることからアウトドア、ミリタリーなどのテイストを加えて日常使いにも違和感のないデザインを採用する製品も徐々に増えてきている。
今回紹介した商品も日常使いしやすいデザインを採用しているように感じたが、アキュートジャケットは「ザ・ライディングジャケット」という印象が強い。
あくまで主観的な考えだが、スーパースポーツバイクなどはカジュアルな装いよりも王道的なライディングジャケットスタイルの方が似合うような気がする。
日常的な乗り物ではなく、休みの日に楽しむために乗るものという印象が強いからだ。そうなると装いも普段着じゃなくバイク用を用意したいところだ。
めちゃくちゃ防寒性の高いインナー付
丈が短くスポーティーなザ・バイク用ジャケット
耐水圧10000mm 透湿性10000mmで快適


インナーもアップデートしてます!

今回紹介したいくつかのジャケットに付属のインナーは非常に暖かい。
今年はインナーもアップデートしており、表生地の摩擦が少なくなっている。
重ね着する際に内側に着るものだから摩擦が少なくなれば着心地が良くなる。
また防水、透湿性を備えたジャケットに関しては去年に比べて透湿性がアップしているので蒸れにくくなっている点も見逃せない。
クシタニ冬のラインナップはカジュアルからスポーティーまで幅広くラインナップしている。
ぜひ手に入れたい!という製品がある人は原稿を執筆している10月初旬現在、クシタニオンラインストアで予約を受付中となっているので要チェックだ。
動画で更に細かいディテールを見たい方はこちら
