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公道走行可能な「サーロン」の電動バイクがオフロードレースに参戦!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

電動バイクブランド「Surron」の正規輸入代理店を務める株式会社コハク ジャパンは、大阪・万博記念公園にて開催された電動オフロードレース「FIM e-Xplorer WorldCup」の内容を発表した。
国際モーターサイクリズム連盟公認の世界選手権として、男女2名のライダーで構成されたチームが、世界のさまざまな場所で競い合う同レースは、今シーズン全5戦を予定。今回、Surron車両を使用したのは、名門チームとして知られる「PCR Performance」電動部門の「PCR-e」、オーストラリアの「AUS-E Racing」で、いずれも「Ultra Bee」を使用。公道走行も可能な市販車であることからレースでは苦戦を強いられていたが、トラブルを乗り換えながらの完走となった。残り4戦での活躍に期待したい。

目次

日本初開催となる FIM e-Xplorer World Cup Osaka にて Surron Ultra Bee の躍動を魅せる!

2024 年 2 月-日本では初となる電動オフロードレースとしては最高峰の位置付けとなる「FIM e-Xplorer WorldCup」が大阪、万博記念公園・お祭り広場に設営された特設コースを舞台に開催され、Surron ファクトリーチーム含む 4 台(2 チーム)の Ultra Bee が躍動を魅せた。

FIM e-Xplorer World Cup とは
2023 年にシリーズを開始した電動オフロードレース。国際モーターサイクリズム連盟公認の世界選手権として、ファクトリーチームも含む各チームは男女 2 名のライダーで構成される。市街地や自然の地形などさまざまな場所で開催されるスリリングなレースで競い合う。FIM E-Xplorer World Cup は、電動モータースポーツへの高まる需要を取り込むと同時に、最新の 2 輪技術の実験場となることを目的としている。

開催 2 年目となる 2024 シーズンは全 5 戦を予定しており、今回大会の大阪開催は開幕戦となり、アジア圏としては初となる。2 戦目以降はノルウェー、フランス、スイス、インドの順で開催となる予定だ。
今回大会の FIM e-Xplorer World Cup Osaka では、HRC よりファクトリー体制での CR Electric 参戦が話題を呼び、華々しくデビューウィンを飾った。ワイルドカードでは日本人ライダーのペアが CAOFENでの参戦と健闘が注目を集めるレースとなった。

Surron チームの活躍
Surron 車両を使用するチームは、Surron ファクトリーチーム体制のサポートを受けるモーターサイクルレースの名門チームとして知られる、「PCR Performance」の電動部門の「PCR-e」、電動車両パーツメーカーとして知られる EBMX よりサポートを受けるオーストラリアの「AUS-E Racing」の 2 チームに加え、本戦では KTM での参戦をしていたオーストラリアの電動マシンのカスタムパーツメーカー、「BONNEL RACING」も当初は UltraBee での参戦を表明しており、不幸なことにも練習走行時点でのマシントラブルにより、車両変更を余儀なくされた形となっていた。

PCR-e Sur-Ron Factory Racing レーシングチーム紹介
PCR-e Sur-Ron Factory Racing は、FIM E-Xplorer ワールドカップを主戦場とするプロレースチーム。チームのカスタムバイクである Surron UltraBee とStorm Bee には、K-Tech サスペンションのほか、PCR-e と PCR Performanceが社内で設計した数多くのパーツが採用されている。チームは、7 度の英国エン
デューロチャンピオンに輝いた Derrik Edmondson がマネージャーを務め、ACU 英国スプリントエンデューロ選手権を含む、英国内の数多くの国内選手権に参戦している。

PCR-e は、ブリティッシュ・スーパーバイク・チャンピオンシップに君臨する OMG レーシングのチーム代表であり、有名なモーターサイクル・チューナーの PCR Performance のオーナーでもある、経験豊富なライダー、Paul Curran が率いており、イギリス最大級の電動オフロードバイク販売店である。
2024 年シーズンはアイルランド人でモトクロスライダーの StuartEdmonds(左)とイギリス人でエンデューロライダーの NieveHOLMES(右)が参戦。

FIM e-Xplorer Osaka でのサーロンチームの活躍
16 日金曜日の練習走行では Surron 車両を使用する各チームは、万博公園・お祭り広場に設営された、特設コースの過酷なコース設定に苦戦を強いられることとなった。他のレーサーとして市販またはプロトタイプとなる車両を使用するチームでもサスペンションのセッティングに課題が見受けられたが、あくまで市販車両である Ultra Bee を使用するチームは更なる苦戦を強いられていた。
こうした課題を乗り越え、本戦には Ultra Bee を駆る 2 チームの姿があった。男子 1 ヒートでは AUS-e はスタート地点には立つも、スタート前にマシントラブルによる離脱、PCR-e は順調にラップを重ねていたが、終盤に差し掛かるあたりでのジャンプ後のチェーントラブルによりレース途中リアイアという結果に終わってしまった。しかしながら、女子 1 ヒート以降ではこうしたトラブルをしっかりと乗り越え、全て完走した。競技車両として絶大なるパワーを誇る「StarkVarg」と HRC チームの CRElectric に上位を独占される形で終えた本大会だが、Surron の走りにクローズアップしてみるとカスタム箇所でのトラブルが主とするところであり、今回は最下位に終わってしまった AUS-E もサスペンションは純正品を使用しながらも問題なく走行をしていたところなどからは公道走行も可能とする市販車でありながら、Ultra Bee の走行性能の懐の深さが窺い知れ、高い走行性能を誇示したと言えるだろう。今後の 3 チームの本世界大会での活躍に期待したいところである。

Surron;サーロン(杭州虬龙科技有限公司:HANGZHOU QIULONG TECHNOLOGY CO., LTD)会社紹介
杭州虬龙科技有限公司は年 12 月に設立された。高性能の電動バイクと自転車を製造し、電動バイクと自転車の普及を目指す。
設立当初は 40 人の研究開発チームにより、バイクと生活の間の理念を探求し、環境に優しいスマートな電動バイクと交通ツールの研究開発を開始した。中国の重慶に車体開発の拠点を、杭州にスマートシステムの開発拠点を置き、「Surron」ブランドの電動バイク開発をスタートさせた。2017 年より中国本土はもちろん、欧州や北米に「Surron」ブランドの電動バイクの販売を開始。オフロードバイクと MTB をミックスしたような軽量でスリムなボディと、モーターならではのスムースで力強い走りをする「Light Bee」の発売により多くのオフロードファンの間で瞬く間に人気となった。2023 年現在、250cc クラスに引けを取らない「Strom Bee」、パワフルかつ軽量の両立をさせた「Ultra Bee」を発売させるなど、ラインナップを充実させ、電動オフロードのジャンルを牽引するメーカーとなっている。

SUR-RON 日本正規輸入販売元:株式会社コハク ジャパン 会社紹介
電動アシスト自転車の国内輸入販売を主としている。また、電動アシスト自転車用のモーター、バッテリーの提供や、共同開発なども行う。
2020 年の初夏より、正規輸入代理店として販売を開始。SUR-RON 製品は競技用である為、KOHAKU JAPAN では正規輸入代理店として、純正部品はもちろん、性能アップの為のアフターパーツやカスタム化の為のアクセサリー部品も充実させている。
株式会社コハク ジャパン
〒125-0032 東京都葛飾区水元3丁目22−23
TEL:03-5876-5058
MAIL:info@kohaku-ebike.jp

リリース提供元:株式会社コハク ジャパン

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