ヤマハ発動機株式会社は、2025 年シーズン、Pramac とパートナーシップを構築し、「Prima Pramac Yamaha MotoGP Team」としてMotoGP 世界選手権に参戦するほか、「Pramac Yamaha Moto2 Team」を新たに結成してMoto2 世界選手権に参戦することを決定した。
「Pramac Yamaha Moto2 Team」のライダーは、2024 年シーズンもMoto2に参戦していたトニー・アルボリーノ選手とイサン・ゲバラ選手となる。両選手は、2025年2月7~8日、バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行われる冬季テストでデビューする予定である。今後も両選手の活躍に注目だ。
Moto2 世界選手権 2025 年シーズンは、Pramac Yamaha Moto2 Team が参戦
ヤマハ発動機株式会社は2025 年シーズン、Pramac とパートナーシップを構築し、「Prima Pramac Yamaha MotoGP Team」としてMotoGP 世界選手権に参戦するほか、「Pramac Yamaha Moto2 Team」を新たに結成してMoto2 世界選手権に参戦することを決定しました。ライダーは2024 年シーズンもMoto2 に参戦していたトニー・アルボリーノ選手(イタリア)とイサン・ゲバラ選手(スペイン)です。
最高峰クラスですでに重要な地位を確立してきた当社とPramac は、次のステップとして新たな人材の育成に取り組むためMoto2 世界選手権に参戦します。新チームは有望な若手選手の育成を目標に掲げて活動するbLU cRU と連携しています。
2025 年シーズンに向けて当社とPramac は、新チームの挑戦を後押しできる実力と成熟性を備えたライダーを慎重に選びました。
イタリア人のアルボリーノ選手(2020 年:Moto3 ランキング2 位、2023 年:Moto2 ランキング2 位)と、スペイン人のゲバラ選手(2022 年:Moto3 チャンピオン)が、2025 年2 月7~8 日、スペインはバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで行われる冬季テストでデビューすることとなります。
トニー・アルボリーノ選手
「Pramac とヤマハ発動機の新しいMoto2 プロジェクトに参加できることを誇りに思います。私はヤマハ発動機というブランドやその歴史を愛してきましたし、Pramac に対しても、私をより良いライダーへと成長させてくれる存在として全幅の信頼を寄せています。最高の結果を目指してベストを尽くします。Moto2 タイトル獲得が私たちの目標です。私を信頼してくれた彼らに感謝します」
イサン・ゲバラ選手
「新たなスタートをとてもうれしく思っています。私は来シーズン、まるでファミリーのようなチーム、そしてMotoGP 世界チャンピオンを輩出したチームに加入します。Pramac Racing のチームマネージャーであるジーノ・ボルソイ氏は私を世界チャンピオンに導いてくれたひとりですし、チームで働く人たちの多くを知っているので、また一緒に働けることになり本当に楽しみです。そして何よりも、このようなチャンスを与えてくれたPramac とヤマハ発動機に感謝しています。私たちはきっと、たくさんの成功をおさめるでしょう。この大きな変化と、これから関わっていくことになる新プロジェクトに意欲を燃やしています」
リン・ジャービス(Yamaha Motor Racing マネージングディレクター)
「ヤマハ発動機とPramac とのコラボレーションが2025 年に早くもMoto2 まで拡大されることになりうれしく思っています。Pramac Yamaha Moto2 Team の結成は、若い才能を育成し、ステップアップを促す取り組みであると同時に、MotoGP のトップに返り咲くことを目指すヤマハ発動機の決意でもあります。私たちにとっては自然な流れであり、すでに複数の分野でライダー育成に成功し、高い評価を得ている
bLU cRU の活動にも合致しています。
新しいMoto2 チームにはスキル、才能、ポテンシャルを兼ね備えた素晴らしいライダー、トニー・アルボリーノ選手とイサン・ゲバラ選手を迎えました。ヤマハ発動機の未来のために強固な基盤を構築していくなかで、彼らが大きく羽ばたくのを楽しみにしています」
パオロ・カンピノーティ(Pramac Racing チーム代表)
「Pramac Racing は常に、若く才能あるライダーの育成に取り組み、その成長をサポートし、MotoGP の中心選手やチャンピオンを誕生させるために尽力しています。
このたび活動をMoto2 へと広げることで、ミッションを強化できることを誇りに思います。私たちチームはこのエキサイティングな挑戦を正しい方向へ導くための技術力と知識を備えていると確信しています」
リリース提供元:ヤマハ発動機株式会社