株式会社ピーエムシーは、Z900RS専用の「ARCHIシートASSY Z1/Z2タイプ」を発売した。
同製品は、Z900RSに違和感なくなじむZ1/Z2タイプシートのシルエットを実現し、基本形状は内部ゲルによる乗り心地の向上と、脱着のスームズさでは純正同等以上の精度を誇っている。また、シートベルトは同梱され、ベルト無しのZ1風とベルト有りのZ2風でオーナーの好みに応じて選択できるのもうれしいポイントだ。興味のある方は、詳細をチェックしてみてはいかがだろうか。
“Z900RS専用 ARCHIシートASSY Z1/Z2タイプ”の開発
ARCHIの代名詞ともいえるKawasaki Z900RSカスタムパーツ。
「ネオクラシック」を標榜するARCHIにとって、最も実現したかったパーツのひとつが今回紹介する「Z900RS専用 ARCHIシートASSY Z1/Z2タイプ」だ。
<Z1風:シートベルト無し>
<Z2風:シートベルト有(シートベルトは商品に同梱される)>
こだわりポイントは以下の3点。
1. Z900RSに違和感なくなじむZ1/Z2タイプシートのシルエットを実現する
2. 基本形状は先行発売のタックロールと同様に内部ゲルによる乗り心地の向上及び、脱着のスームズさは純正同等以上の精度で完結する
3. あんこ抜きでの20mmローダウン
それでは、詳しく見ていこう。
1. Z900RSに違和感なくなじむZ1/Z2タイプシートのシルエットを実現する
同じ系譜に属するとは言え、Z1/Z2とZ900RSのシート形状は全く異なる。しかし「Z1/Z2タイプのルックス確保」は外せない大きな目的でもある。
無地のベースに対し、まずはZ1シートから採寸した型紙を当てて検証することろから始めた。
ところが予想通りと言うべきか、単純に乗せただけではお話にならない。特に困難だったのはエッジからZ1/Z2パターンに至るクリアランスの確保。元のパターンに忠実すぎると狭く、均一に幅を取ると不格好になってしまう。
ある程度の検証が済んだ段階で3Dデータに落とし込み各部の調整を行ったが試作と検証を繰り返し最適なバランスを見つけるまでに数か月。後部パイピングのバランスも考慮しながらの悪戦苦闘が続く。
<終盤近くの試作品:パターンは縫製で再現している>
そしてたどり着いた答えがこちら。Z900RS専用の形状でありながらZ1/Z2を彷彿とさせるデザインは「より完成度の高いZ1/Z2風ネオクラシック」を目指すARCHIが送り出す究極のシートに仕上がったと言える。
シートベルトは同梱されるので、ベルト無しのZ1風/ベルト有のZ2風はオーナーが選択できるのもポイント。
<Z1風:シートベルト無し>
<Z2風:シートベルト有(シートベルトは商品に同梱される)>
2. 基本形状は先行発売のタックロールと同様に内部ゲルによる乗り心地の向上及び、脱着のスームズさは純正同等以上の精度で完結する
「Z900RS専用 ARCHIシートASSY タックロール」はゲルを内蔵し、内もも部を最適に削り落とした形状も相まってZ900RSの乗り心地を格段に向上させ、ストレスのない取り外し機構により2024年を代表する商品の一つになった。
本作はその良い点を全て踏襲し、更に低反発のスポンジを外皮との間に追加する事で見た目と乗り心地のさらなる向上を目指している。
3. あんこ抜きでの20mmローダウン
こちらも前作からの踏襲で、乗せ換えるだけで20mmのローダウンを実現する。やや腰高なZ900RSのローダウン対策としては最もお手軽な方法の一つと言えるのではないだろうか。もちろん見た目の良さは言わずもがな、である。
Z1/Z2風のネオクラシックスタイルをさらに進化させる「Z900RS専用 ARCHIシートASSY Z1/Z2タイプ」は2024年新春の発売予定。
リリース提供元:株式会社ピーエムシー