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ファンティック レーシング モトクロス世界選手権 第18戦の結果を発表

MOTORISTS合同会社は、ファンティック・レーシングチームが参戦した、モトクロス世界選手権第18 戦・トルコ GPの結果を発表した。

グレン=コルデンホフ選手は、フリープラクティスでの転倒からひざを痛め、出鼻をくじかれてしまったが、土曜日の予選レースを12位で締めくくることに成功した。レース 1では6位でチェッカーを受けることに成功し、レース2でもさらに力強いレース運びを見せ、5位を獲得。予選からの総合順位は7位と、怪我を考えれば上出来の週末となった。同選手は、次の中国に向かう前の大きな自信にもつながったと述べており、次戦での活躍にも注目だ。

目次

トルコ GP のファンティック、コルデンホフは厳しい戦いの中、総合 7 位を確保。

2024 年度世界選手権モトクロス MXGP の第 18 戦となるトルコ GP、9 月の集中的なスケジュールの最初のレースはファンティック・チームのグレン=コルデンホフにとっては楽なレースではなく、確かなスピードを見せながらも 6 位-5 位の総合 7 位という結果になった。

ファンティック・ファクトリー・レーシング MXGP

グレン=コルデンホフはこのところの好調さをここ、トルコでも発揮すべく乗り込んできた。だがフリープラクティスでの転倒からひざを痛め、出鼻をくじかれてしまったようだ。とはいえそんな状況でもひるむことなく体に鞭を売ったコルデンホフは、土曜日の予選レースを 12 位で締めくくることに成功した。状況を考えれば悪くなかったといえるだろう。一方チームメイトのブライアン=ボガースは相変わらずいいセットアップを見つけられないまま 20 位に沈んでしまっていた。

レース 1、コルデンホフはいつものようにいいスタートを見せ彼のファンティック XXF450 を 1 周目早々から上位進出を図れるところまで持ち込むことに成功。ベストとはいいがたい体調ながらも、「ザ・ホフ」はレースペースを力強く守り、6 位でチェッカーを受けることに成功した。レース 2 でもさらに力強いレース運びを見せ、最終的には 5 位にまでマシンを運び込んだ。予選からの総合順位は 7 位と、怪我を考えれば上出来の週末となった。

不運なことに、ブライアン=ボガースはトルコのハードパックに合わせることができないままとなり、レース 1ではスタートに成功し 1 周目には一気に 10 位にまでマシンを進めながらも、ペースをキープできないままに 15位、レース 2 も 16 位と総合 16 位に収まるのがやっとだった。

グレン=コルデンホフ:今回はあまりいいスタートじゃなかったね。金曜日にでかいクラッシュを喫したおかげで、だいぶ痛めつけられて、歩くのがやっとだったんだ。それでも幸運なことに骨折のようなひどいダメージではなかったから、レースを走ることにしたんだ。とはいえひざを曲げることがなかなか厳しくて、日曜日に向けてあまりいいポジションとは言えない 12 位で土曜日のレースを終えざるを得なかった。レースでは、はるかアウト側からスタートする羽目になり、イン側は先行するライダーたちにきっちりと閉められてなかなか前に出られそうになかったよ。いいスタートを切るには厳しい条件だったけど、それでもそこそこのスタートを決められたんだ。レース前には膝だけじゃなくて首も痛み出して、痛み止めを打ってのレースだったから、2 つのレースを6-5 位でまとめられたのは幸運だったと言っていいだろうね。実際、出来うる最高の結果だったよ。
この結果につながるだけの十分なスピードを僕が持っていることが証明できたし、ここ 2 週間、テストしながら仕上げてきたサスペンションのセッティングが最高で、時間をかけてきた価値がある仕事だったんだ。
だからここまでで大きく前に進むことができたと思っているし、その結果には満足しないとね。マシン、スピードと、僕自身のライディングそのものを考えれば、非常にポジティブな週末だったといえるだろう。
これは次の中国に向かう前の僕の大きな自信にもつながっているよ。何しろ前回は 1 ヒートでは勝って、総合 2位に入ったレーストラックだからね。僕たちはもう 2 回、表彰台に上がるチャンスを今シーズン残しているわけだし、いやそのうえモトクロス・ネーションズも残っているからね。

ブライアン=ボガース:今週は最低だった。今回みたいなトラックに合わせられる練習を積む時間に恵まれていなかったし、それがそのまま僕の走りに出てしまった感じだ。肉体的には好調で、レース終盤には戦える力も残していたんだけど、それまでのレース運びが悪すぎた。でも中国ではもうちょっとマシに走れると思っているし、最後のスペインは僕が得意とするトラックだから、まだまだあきらめていないよ。

ファンティック・ファクトリーレーシング MX2

デビッド=ブラセラスはうまくトルコのコースに合わせることに成功し、フリープラクティスでは 4 位に食い込む走りを魅せた。この調子ならいいか結果を残せそうだ、とスペイン人ライダーは自信を得ていたのだ。実際、予選レースのスタートを決めたブラセラスはしかし転倒。最終的には 16 位と、チームメイトのカイ=カラセメーカースのすぐ後ろに収まることになってしまった。

2 人が操るファンティック XXF250 はしかし十分以上に走り、レース 1 では早速ブラセラスを前半で 7 位にまで押し上げる。だがまたも転倒したブラセラスは 14 位に落ちてのフィニッシュ。カラセメーカースは腕上がりに悩まされながらの 15 位となった(腕上がり:前腕が固くなり、握力低下や手首の転回、屈伸が出来ないなどのライダーが患う職業病の一種)。

レース 2 でもいいリズムをつかみながら順位を上げてきたブラセラスだったがまたも転倒。リアブレーキにダメージを負ってしまい、15 位でフィニッシュするのがやっとだった。カラセメーカースはマシントラブルに見舞われて DNF(did not finish:途中棄権やリタイアの意)。

デビッド=ブラセラス:むずかしい週末だった。フィーリングは正直良かったんだけど、ハードパックに足をすくわれて、結果を出すことができなかったんだ。予選レースでは 12 位走行中にクラッシュして再スタートしたときにはだいぶ遅れてしまって、16 位でフィニッシュするのがやっとだった。日曜日にはコースに水を入れすぎたみたいですっかりコンディションが変わっていて、スタートから前半は 7 位で走れていたんだけどここででかいクラッシュをしてしまったよ。運よくダメージはなかったけど 15 位に入るのがやっとになってしまった。レース 2 ではスタートに失敗して追い上げのレースになり、その最中にほかのライダーに絡んでスリップダウン。リアブレーキが引っかかっちゃってまともに走れなくなり、数周後いつの間にかブレーキが治ってから必死に追い上げてもまた 15 位に入るのがやっとだった。それでもレース 2 でのフィーリングはだいぶ良くて、まあ全体としては悪くない感触だったといっていいんだと思う。でもまあ結果にはつながらなかったわけだから、この先もハードに仕事しながら中国に向かうことになるね。

カイ=カラセメーカース:今週の結果には満足できないね。土曜日はフィーリングも悪く、レース終盤にちょっとだけポジションを回復させるのがやっとだった。日曜日、スタートは手堅く決められたから最初の15 分ほどはトップ 10 にいることができたんだけど、腕上りがひどくて順位をずるずると下げてしまったんだ。レース 2 ではマシントラブルでレースをやめることになってしまったけど、状況は分かっているから前向きに次を目ざしている。最後の 2 レースはもっといい結果を残したいからね

リリース提供元:MOTORISTS合同会社

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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