MOTORISTS合同会社は、ファンティック・レーシングが参戦したMoto2 オーストラリアGPの結果を発表した。
同チームのアーロン=カネット選手は、最終ラップの最後まで勝利をかけて戦い、2位表彰台に上る成績を収めた。これにより、カネット選手とファンティックにとっては今シーズン6回目の表彰台となり、5レースのうち4回目の表彰台獲得となった。また、ザビ=カルデラス選手も着実な成長を見せながら20位でフィニッシュした。
ファンティックとカネット、またも表彰台を獲得。
オーストラリア GP でのカネットは最終ラップの最後まで勝利をかけて戦い、2 位表彰台に上る成績を収めました。これでカネットとファンティックにとっては今シーズン 6 回目の表彰台、またここ 5 レースのうち 4 回目の表彰台でもあります。
アーロン=カネットはフィリップ・アイランド・グランプリサーキット(オーストラリア)で最後まで目が離せないレースを展開しました。2 番手グリッドから見事なスタートを見せ、レース開始からハイペースで 3 台からなるトップグループを支配する序盤に。中盤、ロペス脱落後はアルデガーとカネットの一騎打ちになり、互いに何度もトップを入れ替えながらレース中のベストラップを競い合う熱い戦いになりました。
最終ラップ、見透かしたかのようにリードを奪ったカネットでしたが、残すところ 2 コーナーでインに入ったアルデガーと接触、押し出される形でトップを奪い返され、フィニッシュラインを 2 位でくぐる惜敗。とはいえこのレースで改めてカネットとファンティック・レーシング MOTO2 の素晴らしいスピードと、進化を続けるシナジーとを発揮することができました。レース中のベストラップは、24 歳のスペイン人カネットが記録した 1‘30.816 で、これは土曜日のポールポジション・タイムをも上回り、フィリップ・アイランドでの MOTO2の最速ラップタイムとして歴史に刻まれることになったのです。
ザビ=カルデラスも着実な成長を見せながら 20 位でフィニッシュ。スピーディーで難しいこのサーキットも見事に攻略を果たしました。
アーロン=カネット:僕の中でも最高の MOTO2でのレースといっていいだろうね!もう僕としてはほぼ優勝したような気分なんだ。何しろ今僕にできることをすべてやり切ったからね。今回のパフォーマンスには本当に満足しているよ。チャンピオンシップ争いでも再び 2 位にランクすることができたしね。この調子でバレンシアの最終戦に向けて進んでいくつもりさ。チームの献身的な仕事と、もちろんスポンサーやファミリーのサポートに心から感謝しているよ。
ロベルト=ロカテリ(ファンティック・レーシング MOTO2・チームマネージャー):今日の 2 位はほとんど優勝していたようなものだし、この結果には十分以上に満足しているよ。アーロンは素晴らしいレースを戦ったね。レースを完全にコントロールで来ていたし、トップに立ったのも完ぺきなタイミングだった。こうした走り方がチャンピオンシップを戦う上では大切なんだ。レースでは確かに 2 位だったけれども、ウィナーは毎回違っているだろう?つまり、アーロンは誰よりも確実に速く、チームとともにこの素晴らしい成績を記録し続けているってことなんだよ。ファンティック・チームの戦いぶりはこの表彰台で十分に報われているし、だからこそこれを実現できたすべてのスタッフ、関係者に感謝をささげたい。今、我々チームとライダーはこういう戦い方ができることに深い自信を持っているし、だからいつも自信をもってトップを競える立場にいるということだろう。ザビ=カルデラスにとっては依然厳しい戦いだったけれど、完走を果たしてまた経験を積むことができたと思うよ。我々の戦いの中に身を置くことで、彼もまたレースごとに大きく成長しているからね。
リリース提供元:MOTORISTS合同会社