MOTORISTS合同会社は、第46回ダカールラリーに参戦したファンティック ファクトリーチームが3人のライダーとともに走り切るという見事な結果を残すことに成功したと発表した。
その中でも、今年のダカールラリーは過去の歴史の中でも類を見ないほどの厳しい内容だったが、それに初めて参加したイギリス・チャンピオンでもあるジェーン=ダニエルズ選手は、2022年および2023年の世界選手権エンデューロ(女性クラス)を制覇。また、ただ一人フィニッシュラインにたどり着いた女性ライダーとして、カテゴリートップのフィニッシャーとしても表彰されている。
ファンティック、ダカールから帰還したファクトリーチームを歓迎!
2024 年 2 月 6 日、サンタ・マリア・ディ・サーラ(ヴェニス、イタリア)
この日の朝、ファンティック本社の従業員は、第 46 回ダカールラリー(2024 年 1 月 5-19 日に開催)から帰還したファンティック・ファクトリーチームの面々を暖かく出迎えました。
イタリアのメーカーとして唯一ダカールラリーに参戦したファンティック・チームは、この世界で最もタフなラリーを3人のライダーとともに走り切るという見事な結果を残すことに成功しました。そのチーム、イギリス人女性ライダーのジェーン=ダニエルズ、フランス人ライダーのジェレミー=ミロイア、イタリア人ライダーのトマソ=モンタネリの 3 名のパイロットと、これを率いたチーム・マネージャーのマチルダ=トマグニーニ、アドバイザーでダカールベテランのフランコ=ピコと、彼らを支えたチームの総勢がサウジアラビアから帰還し、ファンティックの本社に集まったのです。
チームはファンティック本社の開発部門を訪問、XEF 450 Rally をプロトタイプとしてではなく、市販車として見事に完成させ、同時にチームをフィニッシュラインまで導いた開発部隊とその仕事場を直接目にし、改めてその感動を共有しました。
今年はファンティックにとって 3 年目の挑戦であり、3台ものマシンを走らせた初めての年として、また1台もかけることなくゴールさせることができた記念すべき年としても大いなる成果を上げたレースとなりました。
今年のダカールラリーは、技術的にも、またその厳しさから体力的にもメンタル的にも、過去の歴史の中でも類を見ないほどの厳しい内容だったと言われています。
そのレースに、初めて参加したイギリス・チャンピオンでもあるジェーン=ダニエルズは、ファンティックのライダーとして2022年及び2023年の世界選手権エンデューロ(女性クラス)を制覇したライダーでもありますが、デビュー・ラリーにして特別な「ダカール・スピリット」を受賞、さらにただ一人フィニッシュラインにたどり着いた女性ライダーとして、カテゴリートップのフィニッシャーとしても表彰されました。
同じく初挑戦となったジェレミー=ミロイアはベスト・ルーキー賞を受賞。レース中のベストは 23 位、最終的には総合 31 位の記録を残しました。トマソ=モンタネリは 2 回目の挑戦にしてチームトップのスピードを見せつけ、ベスト・ステージでは 15 位を記録しています。こうした見事な結果は、もちろん彼らを支えたファンティック・ラリー・チームの素晴らしいスピリットによるものであり、それこそがファンティックとしての誇りでもあります。
ファンティック・モーター社の代表(CEO)、マリアーノ=ロマンは、関係した勇者たちすべてにファンティックのヒストリーブックを記念に捧げながら、語りました:『私から、このプロジェクトを成功に導いたすべてのスタッフに心からお礼を申し上げたい。先頭に立ってサウジの砂漠で我々ファンティックの車両が走り切ることを支えたチームはもちろん、これを開発し、プロジェクトを毎日おい、イタリアでサポートをつづけた面々にも。これこそが我々が誇るチームプレイであり、得られた結果なのだ』
リリース提供元:MOTORISTS合同会社