第1回Honda旧車ミーティング 開催日:2023年4月9日 場所:安住神社駐車場(栃木県塩谷郡)
会場は全国バイク神社認定第一号の駐車場
4月9日(日)に昭和生産のHonda旧車を対象とした、第1回Honda旧車ミーティングが開催された。会場となったのは栃木県塩谷郡高根沢町にある安住神社。草創は平安時代初期(899年)という由緒ある神社だ。子授けや安産に利益があると知られているが、平成20年にライダーの安全を願い、全国バイク神社認定第一号として多くのライダーの参拝を受け、駐車場を使用したバイクイベントの開催地としても知られている。
イベント当日は早朝から快晴で、会場にはなんと600台を超えるHonda旧車が集まった。
イベント主催者のチャンプさんは地元出身で、もともとカワサキの旧車ミーティングを開催した実績があるが、愛車をHondaCB750Fに乗り換えたことから、今度はHondaの旧車で、と今回のイベントを企画した。今回は「第1回目ということで、いろいろ勉強のつもりで準備を進めました」というチャンプさん。しかし、ただ集まるだけでなく楽しめるイベントにしたいという思いから、地元の有名格闘家を招いたデモンストレーションを行ったり、参加者の愛車の排気音を聞く「音だし大会」を実施するなどの趣向も用意した。
天候にも恵まれたこともあって、参加者はのんびりと同好の士との集いを楽しんでいた。主催者は、今回の実績を踏まえて、来年はもっとグレードアップして開催したい、と意気込みを語っていた。
地元のカスタムショップも出展
会場内には地元の有名カスタムショップもブースを出展。栃木県日光市に拠点を構え、CB-F系をメインとしたカスタム制作やパーツ販売を行う市本ホンダ(Team CB’s)は、CB1100R、CB750F、CBX750F、CBX1000などのカスタムマシンを展示。市本ホンダはエクストリームマシンの制作にも定評があるが、今回はイベントの内容に合わせて自慢の旧車カスタムを用意。
T.T.R Motorsは巨摩グンレプリカも展示
埼玉県草加市に店舗を構えるT.T.Rモータースは、今年の東京モーターサイクルショーに出品したCB400SFにインテグラ風のアッパーカウルを装着した車両をはじめ、バリバリ伝説に登場した赤いCB750F、フルレストアしたノーマルベースのCB750Fボルドールを展示した。
ボルドール友の会の整列美も注目
オーナーズクラブの参加で目立ったのはCB750Fボルドールの「ボルドール友の会」。20台を超えるCB750Fボルドールが整列した光景は圧巻だった。