本田技研工業株式会社は、ドイツのエッセンにあるノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する「2023年レッド・ドット・デザイン賞」において、「XL750 TRANSALP」、「CB750 HORNET」(海外専用モデル)、「シビック e:HEV※2」、「シビック TYPE R」の4製品が受賞したと発表した。
「XL750 TRANSALP」「CB750 HORNET」「CIVIC e:HEV」「CIVIC TYPE R」が2023年レッド・ドット・デザイン賞:プロダクトデザイン部門 を受賞
世界的に権威のあるデザイン賞の一つ「レッド・ドット・デザイン賞※1」プロダクトデザイン部門において、「XL750 TRANSALP」、「CB750 HORNET」(海外専用モデル)、「シビック e:HEV※2」、「シビック TYPE R」の4製品が「レッド・ドット賞」を受賞しました。Hondaとして「レッド・ドット賞」の受賞は4年連続となります。
※1レッド・ドットは1955年に設立された、世界的に最も権威あるデザインに関する賞の一つ。主催はドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター。プロダクトデザイン部門は51カテゴリーに分けられ、主に工業製品を対象に、デザインの革新性、機能性、耐久性、人間工学など9つの基準から審査されます
※2e:HEV(イーエイチイーブイ)は、電動化コア技術である高効率・低燃費な2モーターハイブリッドシステムのグローバル統一呼称。“e:”には「electric(電気)をenergy(原動力)にして、みんなの笑顔と元気を力強くenergize(活気づける)していく」という意味が込められています
各製品について
【XL750 TRANSALP】
XL750 TRANSALPは、「日常から世界一周までを叶える、新世代ジャストサイズオールラウンダー」をコンセプトとし、市街地から高速道路、峠道から未舗装路まで、オールラウンドで、雄大なスケールのロングツーリングを快適に楽しめるモデルを目指し開発されました。
《デザインの特長》
親しみやすく頼れるタフなデザインをスタイリングコンセプトとし、冒険心を掻き立てるアドベンチャースタイルを追求しました。防風性能と空力性能を兼ね備えた機能的な大型ウインドスクリーンを採用しています。
【CB750 HORNET】
CB750 HORNETは、「ワインディングを、都会を、颯爽と駆け抜けるパフォーマンスミドルスポーツ」を開発コンセプトとし、「755cm3エンジンによる迫力のダイナミズム」、「軽快かつ安定した乗り味」、「都市部での取り回し性」、「充実の先進装備」を高次元にバランスさせました。
《デザインの特長》
日常の街中用途から週末のレジャーライドといった幅広い使い勝手の中でワクワクを演出するために、軽量コンパクトな外観を追求しながら、しなやかな俊敏性と力強さを併せ持ったスポーツネイキッドスタイルを目指しました。
【シビック e:HEV】
シビックe:HEVの開発コンセプトは「爽快スポーツe:HEV」。新開発となる2.0L直噴エンジンと、進化したハイブリッドユニットを組み合わせたスポーツe:HEVによる爽快な走りと環境性能の両立を実現したモデルです。
《デザインの特長》
広く運転しやすい室内空間を持ったキャビンを追求しながら、流れるような美しいプロポーションを創出。サイドは、フロントフードからリアエンドまで水平基調を低く一気に繋げることで、力強くも軽快な走りを予感させるデザインとしました。
【シビック TYPE R】
シビックTYPE Rは、「Ultimate SPORT 2.0」をコンセプトに、スポーツモデルの本質的価値である「速さ」と官能に響く「ドライビングプレジャー」が両立する究極のピュアスポーツ性能を目指して開発されました。
《デザインの特長》
ローアンドワイドを強調し、圧倒的な速さと美しさを兼ね備えたデザインを目指しました。冷却性能向上のためグリル開口部を大きくするとともに、サイドシルガーニッシュやアルミダイキャストステーを採用したリアスポイラーなどで空力性能を追求しながらも、リアフェンダーをボディと一体化したしたことで、流れるような美しいデザインに仕上げました。
株式会社本田技術研究所 常務執行役員 デザインセンター担当 南 俊叙のコメント
「今年Hondaは創立75周年を迎えます。その記念すべき年に、モーターサイクル・オートモービル各領域において、レッド・ドット デザイン賞 プロダクトデザイン部門賞を受賞することができ大変うれしく思います。このような世界的なデザインアワードを4年連続で受賞することができたのは、常に人を中心としたHondaのものづくりへの想いが、商品を通じてダイレクトに伝わったからだと考えています。Hondaは今後もこの想いを引き継ぎながら、“驚きと感動”をもたらすデザインを創出し続けていきます」
Hondaデザインアワード 受賞歴
https://www.honda.co.jp/design/award-history/
リリース提供元:本田技研工業株式会社