ヘルメットを選ぶ時、ライダーは何を重視するのでしょうか?
50年前なら、ちょうど着用が義務化された時代ですから「安全性」という答えが大半だったかもしれません。
20年前だとヘルメットの多様化が進み、「デザイン」や「機能」を重視するライダーが増え始めた頃ですね。
現在なら「価格」でしょうか。
というのも、ひと昔前のヘルメット価格は高くても5万円程度。多くのライダーは「命を守る装備だから」と割り切って購入していました。しかし現在は物価高の影響で10万円に迫るモデルもあり、割り切って購入…は難しくなっていますよね。
今、ライダーは何を重視してヘルメットを選んでいるんでしょうか?
気になったので調査してみました!
こんにちは! ライターのサブローです!
というわけでさっそくアンケートを実施しました。
場所は愛知県日進市にあるヘルメットメーカー・ゴッドブリンク本社。
7月8日(土)と9日(日)にアウトレットセールを実施していましたので、買い物に来たお客さんにアンケートをお願いしました。
どんなアンケートかというと…。
アンケートの項目はこんな感じ
・Q.1 使っているヘルメットのタイプは?(複数回答可)
フルフェイス/ジェット/システム/オフロード/ハーフキャップ
・Q.2 使っているヘルメットのメーカーは?(複数回答可)
Arai/SHOEI/Kabuto/ゴッドブリンク/その他
・Q.3 ヘルメット選びで1番重視していること、2番目に重視していることは?
安全性/価格/デザイン/機能/メーカー/その他
・Q.4 ヘルメットの理想的な価格帯は?
1万円未満/1~2万円台/3~4万円台/5~6万円台/7万円以上
そして集計結果は…?
アンケートに協力してくれたのは、セールに来ていたライダーさん60名。
みなさん、どうもありがとうございました。
ただ、この日は目玉商品にオフロードヘルメットがあったためか、オフ好きライダーの割合がチョット高くなっています。
それと、アンケート当日に購入したゴッドブリンクのヘルメットは、「使っているヘルメットのメーカーは?」の集計ではノーカンとさせていただきました。
それでは集計結果をどうぞ!
わかったこと
まず注目したいのはQ.3。「ヘルメット選びで1番め/2番めに重視していること」の結果ですね。
「安全性」を1番に選び、2番めに「価格」を選ぶライダーの割合が多くなっています。
意外と、「メーカー」で選ぶ人は少数派のようですね。
総合的にみると「デザイン」を重視するライダーが多いことがわかります。
ちなみに「機能」を選んだ人は、以下を重視しているとの回答でした。
・軽さ…7票
・涼しさ…4票
・風切り音の少なさ…2票
・内装の洗いやすさ…3票
・インナーバイザーの有無…3票
・ワンタッチバックルの有無…1票
そしてQ.4の「 ヘルメットの理想的な価格は?」については、「3~4万円台」が過半数を占める結果になりました。「安すぎると心配だからこのくらいの価格が妥当」という意見が多かったですね。
3~4万円台はあくまでライダーの理想なので、メーカーからすれば実現が難しいところでしょうけれど、比較としてArai、SHOEI、Kabuto、ゴッドブリンクがリリースしている現行モデルの平均価格も調べてみました(ディスプレイ内蔵モデルやキッズモデルは除外。税込価格)。
・Arai 5万5,400円
・SHOEI 6万1,877円
・Kabuto 4万2,961円
・ゴッドブリンク 2万7,353円
うーん…
やっぱりArai・SHOEIはプレミアムヘルメットがラインナップの中心だけあって高額志向かな…。もちろん3~4万円台のリーズナブルなモデルもありますけどね。
Kabutoは理想の価格帯にピッタリ収まる感じで、ゴッドブリンクはそれ以上にリーズナブルな価格設定になっています。
今回のアンケートでわかったことは、「安全性が高くて3~4万円台のヘルメット」を多くのライダーが求めているということです!
8月に掲載予定の記事で、その条件を満たすオススメのヘルメットをまとめているので、ぜひ読んでみてくださいね!
モトメガネでは定期的にアンケートを行い、一般ライダーさんからご意見をいただいています。道の駅やイベント会場などにモトメガネスタッフが出没することがありますので、見かけた際はぜひご協力お願いします! また、「ライダーの◯◯が知りたい」などの疑問やテーマがあれば、どしどしコメント欄にご投稿くださいね。