点と点を線で繋ぐ　北海道ライダーハウス8か所で「スタンプラリー」開催

2024年10月31日

北海道のライダーハウスによる「スタンプラリー」が開催されました。協賛している9か所すべてに宿泊すると、特典として完泊記念のオリジナルステッカーがプレゼントされます。だだし台紙は枚数限定のため出会えた際は是非、参加してみて下さい。

オーナー同士の繋がりができればいいね

スタンプラリーを開催したのは「北海道ツーリングは2度目」という「しおのや」さんです。昨年のツーリングでライダーハウスを利用したときに、オーナーさんが放った「オーナー同士の繋がりができればいいね」という言葉が頭に残っていたそうです。

旅館やホテルと違い、ライダーハウスには組合のような組織は存在しません。ライダーハウス経営の他に仕事を持っている、繁忙期はオーナーがツーリングに出かけられない、そもそもバイクに乗らないオーナーもいるなど、足並みがそろう要素は見当たりませんでした。

今シーズンも北海道のライダーハウスにお世話になっている中で、全道に散らばった点のようなライダーハウスを線で結ぶものとして「スタンプラリー」をやりたいと仰られたオーナーさんの話を聞き「オーナーさんが動けないなら私が動けばいい」と行動に移しました。

張り切る「しおのや」さんの前に、いくつもの壁が立ち塞がります。最盛期より減少しましたが、北海道にはたくさんのライダーハウスがあります。これらすべてを調べ上げて賛同を得るのは大変な作業です。さらには意見を求めたライダーから「道内すべてのライダーハウスに声を掛けなければ不公平」や、「行先を誘導するような仕組みはどうか」など冷ややかな意見が浴びせられ、スタンプラリー構想は暗礁に乗り上げました。

「ライダーさんが名刺、ステッカーなどのポップをライダーハウスに置かせてもらうのと同じ扱いにして私がお金を出せば、どのライダーハウスが参加しても文句はないはず」と発送の転換をし行動を加速させました。スタンプについては賛同いただけたオーナーさんにお願いしました。台紙やコンプリートした際の特典ステッカーは道中で賛同していただいたライダー（Designed by まひろ）さんがデザインをしていただき、ようやく恩返しの１つのカタチになりました。

今後のスタンプラリーの予定については未定とのことですが、もし開催するならスタンプラリーをやりたいと思うライダーハウスをもっと増やしつつ、ライダーさんに台紙を買ってもらい、1週間ほどの滞在期間の方でも周れて、盛り上がれる形がより良いのかと考えているようです。

協賛ライダーハウス紹介

スタンプラリーに協賛しているライダーハウスを紹介します。対象はバイクか自転車で旅をされている方です。9つのスタンプを集めると、最後に宿泊したライダーハウスで、オリジナルステッカーセットが贈呈されます。道内広範囲に渡り宿泊することが求められるため、有効期限は定めていません。無理のない予定で楽しんでください。