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冬の間バイクに乗らないなら!長期保管のポイントと注意点

冬になると、寒さや路面状況からバイクに乗る機会が少なくなり、春までお休みさせる方も多いでしょう。しかし、ただバイクを放置してしまうと、シーズンオフ後にトラブルが発生することも。せっかくの愛車を良い状態で維持するためには、正しい保管方法が重要です。今回は、冬の間バイクに乗らないライダーにとって、長期保管に必要な対策や注意点を詳しく解説します。

目次

冬の間バイクに乗らない場合の基本対策

バッテリー対策

冬の間バイクに乗らない場合は、バッテリーの劣化を防ぐために適切な対策が必要です。バッテリーは気温が低いと化学反応が鈍くなり、放電しやすくなります。そのため長期保管する場合は、バッテリーを取り外して、室内で保管するのがおすすめです。

バッテリーを取り外す際は、マイナス端子から外すようにしましょう。また、バッテリーを取り外したら充電状態を確認し、必要であれば充電してから保管してください。バッテリーを充電する際は、専用の充電器を使用し、説明書に従って行いましょう。

燃料タンクの管理

燃料タンクは空の状態にしておくと、内部に水分が溜まって錆びが発生します。そのため、燃料を満タンにしておくか、専用の燃料安定剤を使用するのがおすすめです。燃料安定剤はバイク用品店などで販売されていて、燃料の劣化を防ぎ、錆の発生を抑える効果があります。

防サビ対策

バイクは金属製の部品が多く、湿気によって錆びが発生しやすいので防サビ対策は非常に重要です。防サビ対策には、防サビスプレーやシリコーンスプレーを使用するのが効果的で、金属表面に保護膜を形成し、錆の発生を防ぎます。シリコーンスプレーは、金属表面に油膜を形成し、水分の侵入を防ぎます。防サビスプレーやシリコーンスプレーは、バイク用品店などで販売されています。

エンジンオイルの交換

エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を減らし保護する役割を担っています。バイクに乗らない場合は、エンジンオイルを新しいものに交換しておくのがおすすめです。エンジンオイルは、長期間放置すると劣化し、エンジン内部の摩耗や故障の原因となる可能性があります。

バイクカバーの使用

バイクを屋外に保管する場合は、バイクカバーをかけておくのがおすすめです。バイクカバーは、雨や風、太陽光からバイクを保護し、劣化を防いでくれます。バイクカバーを選ぶ際は、防水性や通気性に優れたものを選び、バイクカバーをかける前には、バイクを綺麗に掃除しておくのがおすすめです。

長期間の保管で注意が必要なポイント

タイヤの空気圧管理

タイヤは、長期間放置すると空気圧が低下し、変形する可能性があります。そのため、タイヤの空気圧を通常より少し高めに調整しておくのがおすすめです。タイヤの空気圧は、バイクの取扱説明書に記載されています。タイヤの空気圧を調整する際は、空気圧計を使用し、正確に調整しましょう。

エンジンの定期始動

エンジンは長期間放置すると、始動不良を起こす可能性があります。そのため、月に一度はエンジンをかけて、数分間アイドリングさせましょう。エンジンをかける際は、バッテリーの電圧が十分にあることを確認してください。

マフラーの保護

排気ガスが排出されるマフラーは、水分の侵入や害虫の発生を防ぐ必要があります。マフラーの穴をふさいで、内部への水分や害虫の侵入を防ぎましょう。マフラーの穴をふさぐには、バイク用品店などで販売されているマフラーキャップを使用するのがおすすめです。

セルフチェック

長期間保管する場合は、定期的にバイクの状態をチェックすることが重要です。特に、タイヤの空気圧、ブレーキの状態、オイル漏れなど、安全に関わる部分のチェックは欠かせません。また、バッテリーの電圧や燃料の状態も確認しましょう。

バイクを再び走らせるための準備

再始動前の点検

冬眠から目覚めたバイクを再び走らせる前に、各部の点検を行いましょう。特に、ブレーキやタイヤの状態は重要です。ブレーキパッドの残量やタイヤの溝の深さを確認し、必要であれば交換しましょう。また、チェーンの張り具合や灯火類の点灯も確認してください。

バッテリーの充電

バッテリーを取り外して保管していた場合は、充電状態を確認します。バッテリーの電圧が低い場合は、充電器を使用して充電し、再びバイクに搭載したあと、プラス端子から接続します。メーター内の時計などはリセットされているので、再度設定しましょう。

チェーンのメンテナンス

チェーンは、長期間放置すると錆びたり、油が切れて動きが悪くなったりします。そのため、チェーンに注油し、動きがスムーズか確認しましょう。チェーンに注油する際は、専用のチェーンオイルを使用し、チェーン全体に均一に塗布しましょう。

エンジンオイルのチェック

エンジンオイルの状態を確認します。保管前に新品に交換していても、エンジンオイルは空気と反応して劣化していきます。もし交換時期であれば、迷わず交換しましょう。

最終確認

バイクを走らせる前に、最後にもう一度、すべての点検項目をチェックしましょう。特に、ブレーキ、タイヤ、灯火類、エンジンオイルなど、安全に関わる部分の確認はしっかりと行いましょう。

まとめと注意点

冬の間、バイクに乗らない場合は、バッテリーの劣化を防ぎ、錆の発生を抑え、エンジンやタイヤなどの各部品を保護することで、バイクを長く安全に楽しむことができます。この記事で紹介したポイントを参考に、愛車を大切に保管し、春には気持ちよく走り出せるように準備しておきましょう。

注意点として、バイクの保管方法は車種や保管場所によって異なりますので、適切な保管方法を確認しましょう。また、専門知識がない場合は、バイク用品店や整備工場に相談することをおすすめします。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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