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【考察】なぜバイク乗りは、難しそうな道を選択してしまうのか?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイク乗りは、一般的な感覚からすれば「なぜわざわざそんなところを?」と思われてしまうような道をわざわざ選択してしまうケースが非常に多い。バイク乗り自身も、時折「こんな険しい道、なぜ選んでしまった・・・」と自問自答してしまう瞬間もあるのだが、それでも吸い寄せられてしまう。実は、これにはバイク乗りの習性が大きく関わっていたのだ。

目次

バイク乗りが難しい道を選ぶ要因

ライディングスキルを磨く(試す)ため

ライディングスキルを磨く(試す)ために、カーブが多い山道、アップダウンの激しい道、舗装が不十分な道、つまり難しい道をあえて選んで走っているバイク乗りも多い。これらの環境では、通常よりも注意力、バランス感覚、ブレーキングやコーナリングの技術が必要であり、バイク乗りはこの技術を磨いたり、その道を走ることで味わえる「バイクを操っている感」を求めているのだ。しかし、一般的にこのような道を好むのは、スーパースポーツバイクやオフロードバイクに乗っているライダーが多い。スーパースポーツバイクとアメリカンバイクの組み合わせでそのような道を走る場合は、アメリカンバイクのライダーが真顔になっているケースが散見されるため、注意が必要である。

逆を選んでしまうため

バイク乗りは、車通りの少ない道を選んでしまうという習性がある。渋滞を避けたい、止まりたくないという気持ちが根底にあるからだ。そのためツーリング先では、みんなが右に行くなら左、左に行くなら右、という逆選択を行って車通りが少ない方へ向かっていくというバイク乗りも中には存在している。その逆選択を繰り返すことで、結果的にそのバイク乗りは、普通の人が行かないような険しい道に誘われてしまっているのだ。つまりそのバイク乗りは、難しい道をあえて選んでいるのではなく、結果的に吸い寄せられてしまっていたのだ。ちなみに、良く知る地元であっても、「いつもと違う道、逆の道」を選択するというバイク乗りも一定数存在する。結果、そのバイク乗りは地元で迷子になってしまうという事象が発生するのだが、これはこのバイク乗りの冒険心多めという気質に起因している。

どうしても含まれてしまうため

一般的には、目的地までの運転は作業であり、そのための「移動時間」はできるだけ短縮したいものだ。普通ならば目的地まで高速道路でワープすればいいところだが、バイク乗りは、そもそも道を走ること自体を目的としている。バイク乗りが、目的地からはるか遠く離れたインターで降りて、わざわざ遠回りしてから目的地に向かうのもそのためだ。バイク乗りは、いかに早く目的地に到達するかではなく、いかに長くバイク乗っていられるかを重要視しているのだ。そのような考えのため、走る道の中には、どうしても難易度の高い道も含まれてしまう。そう、バイク乗りが難しい道を選んでいるように見えるのは、遠回りした結果、難しい道も走らざるを得ない状況をバイク乗り自身が作り出していたのだ。素直に目的地に向かえば、決して険しい道に遭遇することはないのだ。

難しくも楽しいツーリングルートを紹介

バイク乗りに人気のツーリングルートの中から、カーブなどが多く、ライディングが楽しめるスポットをいくつか紹介しよう。

  • ビーナスライン(長野県)
    長野県の美しい景色を楽しめるルートで、特にカーブが多くバイクライディングを楽しむには最適。絶景ポイントや観光名所も多く、初心者から上級者まで楽しめる。
  • 志賀草津道路(長野県、群馬県)
    標高が高く、急勾配や急カーブが多い難しい道。四季折々の自然を堪能できるため、特に春や秋に訪れるのが良だろう。
  • 藤原峠(栃木県、群馬県)
    栃木県と群馬県の県境に位置し、非常に狭く急カーブが続くため、技術が求められるルート。特に晴れた日には、素晴らしい景観が広がる。
  • 奥多摩周遊道路(東京都)
    東京都の西部に位置し、曲がりくねった山道が特徴。走行難易度は高めだが、周囲の自然の美しさが魅力だ。
  • 南アルプススカイライン(山梨県)
    長野県の高い場所に位置し、登山道としても人気がある。カーブが多く、テクニカルな走行が楽しめるルートだ。

これらのルートは、自然の美しさを堪能しながら、運転技術を向上させるには最適だ。安全に配慮した運転を心がけながら、いつもとは違ったルートを選んでみてはいかがだろうか。

ルート選びの重要性

適切なペース配分

難しいルートは平坦な道よりも体力消耗が激しく、集中力も必要になります。そのため、適切なペース配分が重要だ。自分の体力や技術に合ったペースで走行し、休憩を挟むなどの体調管理をしっかり行おう。特に、長距離走行や山岳路走行では、疲労が蓄積しやすいので、こまめな休憩を心がけることが大切だ。

気象条件の確認

雨や雪、強風などの悪天候時は、走行に危険が伴う。出発前に必ず天気予報を確認し、悪天候が予想される場合はルートを変更したり走行を中止したりするなど、安全を第一に考えよう。また、天候は刻々と変化するため、つねに周囲の状況に注意し、安全な走行を心がけることが大切だ。

確認の必要性

初めて通る道は、事前に本やインターネットであらかじめ確認することで、安全性を高めることができる。季節によってそのルートがどう異なるのか、交通量や周辺環境などはどうか、危険箇所がないかなどを把握しておく必要がある。また休憩場所なども事前に調べておくと、より安心してツーリングを楽しむことができるだろう。

まとめ

バイク乗りが難しいルートを選びがちなのは、ライディングスキルの向上や、実は結果的に走ってしまっているケースが多いなど、様々な背景がある。意図せず、あるいは意図的であっても、難しいルートを走る際には、適切なペース配分、気象条件によってはスピードを控えるなど、安全対策をしっかりと行うことが重要だ。

安全に配慮しつつ、いつもとは違ったルートで新たなバイクの楽しみ方を見つけよう。

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