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【考察】どうしてバイク乗りの朝は早くなりがちなのか?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

朝の新鮮な空気や静かな街並みは、とても気持ち良く、すがすがしい気持ちにさせてくれる。
そんな澄み切った早朝にバイクを走らせるライダーは少なくないのでは?

早朝の街中や、高速道路のサービスエリアなど、さまざまな場所でライダーを見かけると、「この人たちはいったい何時から走り出したのだろう?」と、疑問に思う非ライダーの方も多いはず。

では、バイク乗りが早朝に活動するのはなぜなのか?この記事ではその理由を探ってみたいと思う。

目次

バイク乗りが朝活動する理由は?

静かな時間帯はとても貴重

言わずもがな、街全体がまだ目覚めていない早朝は、人や車が少なく、静かな環境でバイクを楽しむことができる。朝の静寂の中で、エンジン音と風切り音が奏でるハーモニーは、まさに至福のひとときであり、周囲の雑音に邪魔されることなく、バイク本来の走りの楽しさを存分に味わえるのは早朝ならでは。
しかも、時間に余裕のある週末の早朝は、普段よりもゆったりと景色を眺めながら走ることができる。朝の澄み切った空気の中で、バイクと一体になったような感覚を味わえるのは、早朝ツーリングの魅力だし、また、コーヒー好きにとっては目的で飲む一杯のコーヒーの味は格別なのだ。

リスク回避のため

バイク乗りにとっての一番のリスクは渋滞であり、まさに天敵である。車のドライバーが道路を埋め尽くす前に、一歩先んじるための早起きはバイク乗りの「生き残り戦略」なのだ。そのほかにも、日中の太陽とエンジン熱のハーモニーによる拷問のような暑さ(熱さ)、道中でのバイクの故障など、バイク乗りの行く手を阻むトラップの数を上げると枚挙にいとまがない。このままでは目的地に時間内に到着できないと焦った経験をしたライダーは少なくないはず。そういったリスクをライダーたちは経験の上で知っており、その経験がライダーたちの朝を早くしている原因になっているのだ。

負けず嫌いが朝を早くしている可能性も

仲間とバイクツーリングに出かける場合、「明日の朝、何時に集合する?」といった会話は良くある話。仲間が6時集合と言えば、反射的に「あ、負けられない…」といった感情が起こり、5時半集合を提案してしまう場合も。これは、「本当にバイクが好きなら、1分1秒でもバイクに長く乗っていたいよね?」とか、「バイクに乗るためなら、早起きは苦にならないよね?」などといった、ライダーの負けず嫌いといった特質からくるマウント合戦が始まっている可能性があるのだ。「本当はもうちょっと寝ていたい」といった欲望も、この現象の前では無力なのだ。ちなみに、ライダーズハウスで偶然出会い、意気投合して楽しくお酒を共にしたライダーが、朝になって起きるとすでに出発している現象も、「俺はお前よりもバイクに対して本気だぜ」のメッセージである場合もあるとかないとか。

家族への愛情とマナー?

お父さんライダーの場合、早朝に家族を起こさずにこっそりと家を出るパターンも少なくないだろう。万が一、家族に家を出る前に見つかった場合は、「どこに行くの?」と聞かれてしまうのも当然。そもそも目的地を決めていない場合、ライダーはこの質問に答えられないどころか、家族を置いてバイクに乗る後ろめたさから「ちょっとコンビニ行ってくるわ」などと嘘をついてしまう場合もある。そもそも、家族はお父さんライダーがどこに行くのか、そこまで興味がないのにも関わらず、なのだ。そんな虚しい嘘をつかないため、誰も傷つけたくないために、ライダーたちの朝は早くなりがちという話も。そして午後には帰ってきて、家族サービスをしっかり出来るのも、早朝からツーリングに出かけたからこそ出来るメリットなのだ。

早朝にオススメのツーリングスポットもご紹介!

おすすめのツーリングルート

早朝に訪れるととくに美しいツーリングルートを紹介します。

  • 箱根ターンパイク
    早朝の箱根は霧がかかることが多く、幻想的な景色が広がります。富士山を望むビューポイントやワインディングロードが魅力で、朝焼けが山々を染める瞬間は絶景です。ただし、霧が出ている時の走行は視界が悪くなるため、十分注意して走行してください。
  • しまなみ海道(広島県・愛媛県)
    瀬戸内海に架かる橋を巡るルートで、早朝は観光客も少なく静か。海に映る朝日が美しく、島々をつなぐルートは爽快感抜群です。
  • ビーナスライン(長野県)
    高原の中を走るルートで、早朝の澄んだ空気の中で見渡す景色は格別。美しい朝日を背に広がる山々や草原が壮観です。
  • 六甲山(兵庫県)
    関西地方では、六甲山はバイク乗りに人気の定番スポットです。早朝には神戸市街と海を見渡すことができ、空気が澄んでいる時間帯はとくに美しい景色が楽しめます。比較的短い距離ですが、山道のカーブが心地よいルートです。
  • 阿蘇パノラマライン(熊本県)
    九州屈指の絶景ルートで、阿蘇山の雄大な景色を背景に早朝の清々しい空気を楽しめます。草原や火山の風景が広がり、朝日が照らす時間帯はとくに美しく、撮影スポットとしても人気があります。

早朝ならではの静寂と美しさを楽しめる場所で、普段とはちがうツーリングを楽しんでみてはいかがだろうか。

人気のスポット

ライダーたちに人気なスポットで、早朝に訪れるとまたちがった魅力を持つツーリングスポットも紹介します。

  • 宮ヶ瀬ダム(神奈川県)
    丹沢山地のふもとにある大規模なダムで、バイク乗りにも人気のスポット。ダム湖周辺の景色は美しく、特に早朝の澄んだ空気の中で広がる湖の眺めは絶景です。周辺には展望台や遊歩道があり、のんびりと自然を楽しめます。
  • 大井川鐵道と寸又峡(静岡県)
    寸又峡は吊り橋や渓谷の美しい風景が楽しめる観光地で、朝の静けさとともにエメラルドグリーンの川が輝く様子は圧巻。バイクでのんびりツーリングしながら、ダムや川沿いを楽しむことができます。
  • 奥多摩湖(東京都)
    都心から比較的近い位置にあり、バイク乗りにとっても人気のツーリング先。奥多摩湖の周辺には遊歩道が整備されており、湖畔の美しい景色を眺めながら散策が楽しめます。早朝に訪れると、湖面に映る山々の姿が印象的です。
  • 諏訪大社(長野県)
    諏訪湖の近くに位置し、歴史的に有名な神社の一つ。早朝には静かな雰囲気の中で参拝でき、澄んだ空気の中で日本の伝統と自然を感じられます。バイクで湖を巡りながら神社を訪れるルートも魅力的でおすすめです。
  • 三峯神社(埼玉県)
    奥秩父の山中に位置する神社で、標高が高いため、早朝には霧に包まれ神秘的な雰囲気が漂います。歴史ある神社で、山々に囲まれた神聖な空間は、静けさを求めるバイク乗りに最適なスポットといえます。
  • 琵琶湖と白鬚神社(滋賀県)
    琵琶湖の湖畔にある白鬚神社は、湖中に鳥居が立つ景色が印象的。朝日に照らされる鳥居の姿が湖面に映る姿は、美しさと神聖さを兼ね備えていてとても絶景です。琵琶湖周辺をバイクで巡りながら訪れるのもおすすめ。

これらのスポットは、早朝に訪れることで、日中の喧騒とは異なる特別な体験をすることができるだろう。

地元のカフェ巡り

早朝ツーリングの後に地元のカフェでモーニングを楽しむのも一つの醍醐味。美味しいコーヒーと朝食で一日のエネルギーをチャージしよう。それに、早朝ならカフェも比較的空いているので、ゆっくりとくつろぐことが出来る。地元のカフェで、その土地ならではの美味しいコーヒーやパンを味わうのも、早朝ツーリングの楽しみの一つだ。

また、カフェモーニングだけを楽しんで帰路につく”早朝ツーリングのみ”を楽しむライダーも意外と多く、午後の時間帯は別の趣味や用事に使うという方も少なくない。
もちろん早朝ツーリングを楽しむ人たちは、カフェだけに限らず、山道や海沿いを走ることを楽しんだり、お気に入りの場所まで軽く走りに行ったりと、早朝の時間を自分なりに楽しんでいる。

まとめ

バイク乗りが早朝に活動する理由は、静けさや涼しい気温、そして効率的な時間の使い方など多岐にわたる。それぞれのメリットを活かして、快適で充実したバイクライフを送ろう。

そして、早朝ツーリングは、ライダーにとって特別な時間であり、日々の生活に活力を与えてくれる。静寂の中でバイクと一体になる感覚や、清々しい朝の空気を胸いっぱいに吸い込む喜びなど、いつもとは違うバイクの楽しみ方を体感してみてはいかがだろうか。

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