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バイクツーリングは大型バイクの方がいいの?

バイクのツーリングには、自由と解放感を存分に味わえる魅力があります。風を感じながら自分のペースで走ることで、自然と一体化するような感覚が得られ、車とは異なる直接的な楽しさがあります。特に、山道や海沿いの景色を全身で感じながら走る瞬間は、他にはない爽快感をもたらします。

そんなバイクツーリングの醍醐味を存分に味わうなら、やはり大型バイクが最適なのでしょうか。初めてのツーリングを計画している方や、現在の愛車で十分なのか迷っている方も多いのではないでしょうか。排気量の大小によって、ツーリングの楽しさや快適性がどう変わるのか、気になるところです。

そこで、この記事では、大型バイクと小排気量バイクのツーリングにおける特徴や違いを比較し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。

目次

大型バイクでツーリングするメリット

大型バイクでツーリングを楽しむ魅力は、その圧倒的な走行性能にあります。高速道路を快適に巡航できる安定性は、長距離ツーリングの醍醐味を存分に味わえます。エンジンの余裕ある出力により、急な坂道や追い越しも余裕を持って対応できるため、ストレスなく目的地まで走り抜けることができます。

高速走行時の安定性

高速道路を走行する際、大型バイクは小排気量のバイクと比較して圧倒的に優れた安定性を発揮します。大型バイクの重量は安定性に寄与し、風の影響を受けにくく、路面の凹凸や横風にも動じません。これにより、長時間の高速走行でもライダーの疲労を軽減し、安心して走り続けることができます。

エンジンは低回転でも十分なトルクを発生させるため、高速巡航時でも余裕があります。これにより、急な加速や追い越しの際にも安定した走行が可能です。

一般的に車体が大きいため、ホイールベースが長く、高速走行時の直進安定性に優れています。これは特にロングツーリングで重要な要素となり、ライダーの負担を軽減します。さらに、高性能なサスペンションが装備されていることが多く、高速走行時の路面からの衝撃を効果的に吸収します。これにより、乗り心地が向上し、長距離走行時の快適性が格段に高まります。

長距離走行時の快適性

大型バイクは広いシートと適切なポジションにより、長時間のライディングでも疲労を軽減できます。大型エンジンの低回転域でのトルクの豊かさは、巡航時のストレスを減らし、リラックスした走行を可能にします。また、広い燃料タンク容量により、給油回数を減らせるのも大きなメリットとなります。

風防効果の高いフェアリングやウインドスクリーンは、風圧から身体を守ってくれますし、電子制御サスペンションを搭載したモデルでは、路面状況に応じて減衰力を自動調整し、乗り心地を最適化します。

また、クルーズコントロール機能を搭載している車種の存在も大きな利点となります。一定速度を保ちながら走行できるため、右手や腕の疲労を軽減できます。さらに、ヒーテッドグリップやシートヒーターなどの快適なオプションがあるモデルなら、寒冷地や長時間走行時の体温管理にも役立ちます。

ただし、大型バイクの快適性を最大限に活かすには、適切なライディングポジションの調整や、長距離走行に適したタイヤの選択など、個人に合わせたセッティングが重要です。また、定期的な休憩を取ることで、より安全で快適なツーリングを楽しむことができます。

荷物の積載能力

長距離ツーリングを楽しむ際、十分な装備や着替え、食料を持参することが重要ですが、大型バイクならそれらを余裕を持って積むことができます。サイドケースやトップケース、タンクバッグなど、様々な収納オプションを装着すれば、荷物の配置も効率的に行えます。

例えば、テント泊を含む数日間のツーリングでも、大型バイクなら必要な装備をすべて積載できる可能性が高くなります。キャンプ用品、調理器具、防寒具など、快適なツーリングに欠かせないアイテムを余裕を持って積むことができるのです。

また、大型バイクは車体が大きいため、荷物を積んでも走行安定性への影響が比較的小さいという利点もあります。小排気量のバイクでは、大量の荷物を積むと車体のバランスが崩れやすくなりますが、大型バイクならその心配が少なくなります。

ただし、積載量が増えると燃費が悪化したり、取り回しがより難しくなったりする点には注意が必要です。しかし、十分な積載能力があることで、ツーリングの自由度が格段に広がり、より充実した旅を楽しむことができるのは間違いありません。

大型バイクツーリングの注意点

取り回しの難しさ

大型バイクの魅力的な側面の一つである安定性や快適性とは裏腹に、取り回しの難しさは避けて通れない課題です。特に低速域や停車時、駐車場での操作において、その重量と大きさが顕著に影響します。

例えば、Uターンや狭い道での方向転換時には、バイクの重さと長さが足つきの悪さと相まって、バランスを取るのに苦労することがあります。また、駐車場での出し入れや、ガソリンスタンドでの給油時にも慎重な操作が求められます。

都市部のツーリングでは、信号待ちや渋滞時に足つきの悪さと相まって、バランスを保つのに神経を使う場面も多くなります。特に坂道での発進や後退時には、その重量がライダーの体力と技量を試すことになるでしょう。

結局のところ、大型バイクの取り回しの難しさは、その他の魅力的な特性とのトレードオフと言えるでしょう。ツーリングの醍醐味を存分に味わいたいライダーにとっては、この課題を克服する価値は十分にあると言えます。

初心者には扱いづらい面

大型バイクは低速走行時や停車時の取り回しに慣れが必要で、バランスを取るのに苦労することがあります。また、重量があるため、万が一転倒した際には起こすのに力が必要で、一人では難しい場合もあります。

急な坂道や狭い道での発進時、大型バイクはエンジンの強いトルクと重量のため、不慣れな操作をすると思わぬ挙動を示すことがあります。さらに、駐車場や狭い路地での方向転換も、初心者にとっては難易度が高くなります。

これらの点から、初心者は小排気量のバイクで基本的な運転技術を身につけ、徐々に排気量を上げていくのが安全で楽しいバイクライフへの近道と言えるでしょう。

小排気量バイクとの比較

機動性と取り回し

大型バイクは小回りが利く小排気量バイクと比べると、駐車や低速での操作に慣れが必要です。小排気量バイクは軽量で取り回しが容易なため、狭い道や市街地での走行に適しています。大型バイクと小排気量バイクには、それぞれ独自の魅力があるといえます。

燃費と経済性

大型バイクは重量が重く排気量も大きいため、燃料消費量が多くなります。高速道路での巡航時には比較的燃費が安定しますが、市街地や下道での走行時には燃費が悪化しやすいです。大型バイクと比べ、小排気量のバイクは燃費も良好で、経済的なツーリングが可能です。

大型バイクは、部品代や消耗品の交換費用が高くなる傾向があります。特にタイヤなどの消耗品は、サイズが大きくなるため交換時の費用も増加します。また、車検費用や保険料も排気量に応じて高くなります。小排気量のバイクは部品点数が少なかったり、部品代が安いこともあり、維持費に優れています。

さらに転倒時の修理費用も高額になりやすい点も注意が必要です。

初心者向け度

高速道路での安定性や長距離走行時の快適性など、大型バイクならではの魅力はありますが、初めてのライダーにとっては扱いが難しい面もあります。それに比べ、小排気量バイクであれば、比較的軽量でコンパクトな車体が多いため、初心者に扱いやすく、気軽に楽しめるのが特徴です。

ツーリングスタイルに合わせたバイク選び

ツーリングを楽しむ上で、バイクの選択は非常に重要です。自分のライディングスタイルや目的に合った車両を選ぶことで、より充実した旅を楽しむことができます。

長距離走行を主に考えている場合、高速道路での巡航や山岳路でのパワフルな走りを楽しみたい方には、大排気量モデルがおすすめです。荷物をたくさん積んでツーリングができるというのも、大型バイクは魅力的です。

一方で、街中や細い道を中心に走る場合は、小型・中型バイクの機動性が活きてきます。取り回しのしやすさや燃費の良さは、都市部でのツーリングや短距離の旅行に適しています。

タンデムでの旅を考えている場合は、二人乗りに適した車体の大きさや出力を持つバイクを選ぶことが大切です。パートナーの快適性も考慮に入れる必要があります。

下道中心のツーリング

下道中心のツーリングであれば、狭い道や急カーブ、交差点の多さなど、軽量で取り回しの良い小排気量バイクの機動性が活きてきます。特に都市部や山道では、小回りが利くことで安全性も高まります。

また、景色を楽しむ際も低速での走行や停止の頻度が増えるため、軽いバイクの方が扱いやすいです。加えて高速走行の機会が少ないため、大型バイクの長所である高速安定性を活かしきれません。

下道は高速道路に比べて燃費が悪くなりがちですが、小排気量バイクなら燃費の心配も少なく、給油頻度を抑えられます。これは長距離ツーリングでも大きなメリットとなります。

ただし、下道中心でも長距離を走る場合や、キャンプ道具など多くの荷物を積む必要がある場合は、荷物の積載量や長時間走行時の快適性で大型バイクの方が適しているかもしれません。

高速道路中心のツーリング

高速道路を中心としたツーリングでは、大型エンジンの余裕ある出力により、高速での巡航や追い越しがスムーズになります。長距離移動でも疲労が軽減され、ストレスなく目的地まで快適な旅を楽しめます。

また、フェアリングやウインドスクリーンが充実している大型バイクが多いため、風防効果も高く、長時間の高速走行でも安心感があり、疲れにくいのが特徴です。

さらに、大型バイクはサイドケースやトップケースを装着できるモデルが多く、長期のツーリングでも必要な装備や衣類を十分に積むことができます。高速道路を使った遠距離ツーリングでは、この積載能力の高さが大きな利点となります。

高速道路を中心としたツーリングを楽しみたい場合、大型バイクは魅力的な選択肢となるでしょう。

まとめ:大型バイクツーリングの魅力と適性

大型バイクでのツーリングは、高速走行時の安定性や長距離走行時の快適性、豊富な荷物積載能力など、利点が多くあります。特に高速道路を使用する長距離ツーリングや、二人乗りでのタンデムツーリングには適しています。

しかし、大型バイクは取り回しが難しく、燃費や維持費も高くなる傾向があります。また、初心者にとっては扱いづらい面もあるため、経験や技術が必要です。

一方で、小排気量バイクは機動性が高く、燃費も良好です。下道中心のツーリングや、気軽に楽しみたい初心者には適しているでしょう。

自分のツーリングスタイルや目的、経験レベルを考慮し、それぞれのバイクの特性を理解した上で選択することが大切です。それぞれのライダーに合った最適なバイクで、安全で楽しいツーリングを楽しむことが何より重要です。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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