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バイクのタイヤはどうやって選んだらいい?ディアブロマンに聞く!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

目次

教えてディアブロマンVol.1【タイヤってどうやって選ぶんですか?】

サイズで見るとたくさん種類があって、どのタイヤを選んだら良いかわかりません

タイヤは消耗品。だから減ったら交換しないといけないのは知っています。でも愛車に合うサイズをみると種類が多すぎて何を選んだから良いかわからないのが正直なところ。できたら試し履きをしたいくらいだけれど、それは無理。そもそも銘柄による違いなんてわからないと思うんですよ。やっぱり、いちばんリーズナブルなやつにしちゃいますか……

ディアブロマンに質問。そろそろタイヤが減ってきて交換時期みたいなんだけど、どんなタイヤにすれば良いのかわからないんだよね。

そんな時はバイクショップやタイヤショップにしっかり相談して、自分に合っているタイヤを探すのがオススメだね。

ナニを相談すれば良いんだろう? 通勤や街乗りがほとんどで、たまにツーリングに行くくらいだからなぁ……。正直な話、リーズナブルなタイヤならどれでも良い気がしていたんだけど。

タイヤって結構高価だから、そう思うコトもあるし、気持ちもわかる。でも、バイクを通勤に使っているなら、雨の日や寒い季節も乗るよね?

もちろん乗るよ。

そういった条件の悪いときは、スリップする可能性や転ぶリスクが高くなる。そうであれば、そういったシチュエーションでも滑りにくいタイヤが良いんじゃないかな。たしかにタイヤを交換する時はリーズナブル方がお財布に優しいけれど、滑って転んだらバイクは壊れてしまうし、ライダーはケガをしてしまうかもしれない。そうしたら修理代やケガの治療にもお金がかかるよね。

た、たしかにそうだなぁ……。

その辺りもトータルで考えて「自分に必要な性能を備えた上で、できるだけリーズナブルなタイヤ」を選ぶのが良いんじゃないかな。

カワサキZ900RSのタイヤサイズは、フロント:120/70ZR17M/C (58W)、リヤ180/55ZR17M/C (73W)
Z900RSを楽しもうと思うとピレリだけでもこれだけのタイヤを選ぶことができます。他にもサーキットユースを考えるとスーパーコルサシリーズも用意されています。ワインディングなのか?長距離移動なのか?バイクの楽しみ方によって選ぶタイヤは変わりますし、自分の用途にあったタイヤを探し出せるとバイクライフはもっと楽しくなります。

自分に必要な性能かぁ……。でも性能とかにこだわっていないし、たぶん僕にはタイヤの銘柄による違いまではわからないと思うんだよなぁ。

う~ん、乗り心地の違いはきっと分かるよ。そもそも今のタイヤがもう限界だから交換するワケで、それが新品のタイヤになるんだから、違いは絶対にわかるはず。

そうであれば、なおさら新品ならどんなタイヤでも良いんじゃないの? 高価なタイヤを買って損したくないなぁ。そんなに攻めたり、飛ばしたりする走りをするわけではないので、やっぱり性能は必要ないと思う。

もちろん損はしたくないよね。だからこそバイクショップやタイヤショップと、きちんとコミュニケーションを取ることが大事。たとえば通勤で滑りにくいことと、サーキットで滑りにくいことは、かなり条件が違うよね。そこで、ひとくくりに「滑りにくいタイヤ=グリップが良いタイヤ」と言ったら、自分が思っているのと違うタイヤをススメられるかもしれない。確かにそれだと損をしてしまうことになるかもしれない。

そうそう、なんか「良いタイヤだから」って、高価なタイヤをススメられるのが不安なんですよ。

そうだよね。そのタイヤを冬の雨の日の通勤に使ったら……「良いタイヤ」とは思えないと思うよ。もしかしたらそれが原因で不安な思いをするかもしれない。タイヤってそのくらい用途にあったモノを選ぶことができるようになっているだ。特にピレリは細分化していいるから、迷ったらいま自分が履いているカテゴリーからワンランクスポーツよりにしたりツーリングよりにしてみるのがオススメだよ。

なるほど~。

ショップもお客さんにどんな提案ができるのか、お客さんがそれに納得できるのかが大切。お互いがコミュニケーションを取れれば、そのショップやスタッフは貴方に「合っている」し、提案や内容に納得できなければ「合っていないショップ」なるんだと思うよ。

タイヤってよくわからないからリーズナブルであればどれでもいいと思っていたけど、きちんとと選ばないと逆に損をしてしまうモノなんだね。

せっかくのバイクライフ。損したくないし、いっぱい楽しめた方が良いよね!自分に合ったタイヤが見つかればバイクライフはもっと豊かになるから、ぜひこだわって選んでみて!

世界中で人気のアドベンチャーモデルはタイヤ選びがより難しいかもしれません。舗装路と未舗装路を楽しむ割合で選ぶタイヤがまったく変わってきます。
パターンからもその役割の違いがわかりやすいアドベンチャーカテゴリーのタイヤたち。きちんとプロに相談して自分に合ったタイヤを見つけてください。
DIABLOMANのプロフィール
2023年東京モーターサイクルショーより、ピレリジャパンのオフィシャルライダーとして、新車試乗会でのインプレッションやウェブサイトでのワンポイントレッスンなど多彩な広報活動に携わる。ピレリの企画するDIABLOMANコーチングや各種走行会にてコーチングを通じて、バイクを操る楽しさを伝え、タイヤを上手に使っていく指南役である。

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