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次のツーリング先は、ライダーにおなじみ「あの地図」に頼ってみては?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクの免許を取得しバイクに乗る生活が始まると、最初は目に映る景色すべてが新鮮に感じることでしょう。しかし、ツーリングを繰り返していると、いつか「行き尽くした感の壁」に突き当たることがあります。

ツーリング目的が浮かばないとき、皆さんはいかがされていますか?

目次

あえて言おう「地図」であると。

「WEB検索」は情報過多?

ツーリング先を探す場合「WEB検索」を行うことが常套手段と思います。今の時代、目的を「検索エンジン」に入力すれば、各地の画像や説明、動画といった情報がこと細かく紹介されるので、旅の目的や工程を思い通りに組むことができます。

WEB検索は、ユーザー(ライダー)が知りたい情報を「素早く・詳しく・ピンポイント」で探すことができる反面、「思ってもみない良質な情報や発見」という図る由もない情報が届きにくいという側面もあります。やもすれば、情報を検索し過ぎて様々な画像や動画を見ることで「訪れた気分になってしまった」という感覚を覚えたことはありませんか。

私の小言

現地の情報が手に取るようにわかる時代。「行った気になる」「知ってるつもり」がツーリングの質に影響するのかも……。

ライダーは皆、同じだった。

現代のように、インターネットが普及する以前からライダーだった方は・・・・

① 免許を取る
② バイクを手に入れる
③ 「地図」を買う。

という行動プログラムを自然に組んでいたのではないでしょうか。そして部屋に全国地図を貼り、走った場所にマーカーを引いて旅の思い出に浸る……そして、ボロボロになった地図と共に再びバイク旅へ出かけていたことでしょう。

いつの時代も「ツーリングマップル」で解決

行き当たりばったりの出会いや絶景、ライダーしか知らない名物グルメ、思いもよらないところに「温泉」がある……そんな新鮮さに包まれたツーリングを求める現代のライダーにオススメしたいのが昭文社から出版されている「ツーリングマップル」です

日本地図を7つの地域に分けて発売されているので、お住まいの地域のものを選んでみましょう。バイク歴が長いライダーからすると「定番の地図」であるものの、近年のライダーは知らない人もいると思います。お近くの書店にも並んでいるかもしれません。

ライダー専用「ツーリングマップル」の内容とは?

目的地周辺のライダー向け情報が詰まってる

単なる地図ではありません、ライダー専用というところに注目してください。名所や史跡の表記はもちろん、道路の特徴や通行料金、絶景ポイントや通行の可否などのツーリング計画に役立つ情報や、名物料理や珍スポット、通行におすすめの時間帯や季節に応じた景色の様子を「一言コメント」にまとめて紹介されています。

道路解説の「一言メモ」にニンマリ

ツーリングの目的地選びに行き詰まりを感じたときは、とりあえずツーリングマップルを開いてみましょう。何気なく開いたページに有益な情報があるのかもしれません。ただし、それが名所なのか道路なのか、それとも……あとはユーザー自身の計画次第で決めていきましょう。

写真もなければ動画もない「文字情報」をヒントにツーリング計画を組み立てることで、いつもと違った新鮮な気分や景色に浸れるかもしれません。「行ってみてからのお楽しみ」を盛り込んだツーリングが可能になるかもしれません。

地図のコメント情報は実際に走行したライダーの声を反映!
高い信頼性と安心感が違う

一般的な書籍は莫大な予算をかけ出版されており、幾度となく内容を確認し、校正を重ねているため誤字脱字が極めて少ないとされています。また、すべてのライダーの知識やスキル、バイクのジャンルに対応できる内容に仕上がっているようです。

特に昭文社のツーリングマップは、各地方別に地図のライダー向けの『コメント情報』を収集するライターが決まっていて、実際に担当地域をくまなく走っています。そうして集めた生の情報を地図に落とし込んでいるのです。

だからこそ、ライダーの背中を後押しして「ツーリングに行きたい!」と思わせてくれるような情報が盛りだくさんなのです。

「ワインディング」「快走路」「交通量少ない」

せっかくのツーリングなので、渋滞やスローペースは避けたくなりますが、それについても「ツーリングマップル」で万事解決。あちらこちらに「ワインディング」「快走路」「交通量少ない」と記載されている情報はルート選択の手掛かりとなるでしょう。

林道・ダートの紹介もあり

 オフロードライダー必見の「ダート区間」が紹介されている地図は他では見たことありません。

2024年以降、新型オフロードバイクが各社から続々と発表されており、何やらオフロード界隈が盛り上がりそうな予感。ですが、不確かな情報を頼りに「オフロードツーリング」はリスクが高く、電波が届かず位置関係が解らなくなることが予想されます。万一に備えて「ライダー専用地図」はバッグに忍ばせて起きましょう。

電波の通じにくい林道でスマホの地図が使えないとき、頼りになるのは紙の地図です。
しかも紙の地図であれば、この先の道がどこにつながっていて、どの方向に向かって走れば良いのか、ということを把握しやすく、自分がいる位置が分かりやすいのです。

まとめ

今回紹介したツーリングマップルは全国を7つのエリアに分けて、全7種の地域版に分かれております。まずはお住いエリアの「一冊」を手に取り、よく行く場所のページを開いてみましょう。今まで見落としていた穴場情報やワインディングルートが紹介されているかもしれません。WEBに頼らず、たまには「地図で見つける記憶に残る旅」というのも悪くないとは思うのは、私だけでしょうか。

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