バイク人口ナンバーワンの県。それが沖縄!
お久しぶりです、くどぅちゃんです。いきなりですが私、沖縄に住んでます。沖縄といえばトロピカルな雰囲気で、マリンアクティビティが盛んなイメージが強いですよね。確かにそういう傾向もあるんですが…スゴイんですよ、バイクも! 2015年のデータになるんですが、人口1,000人あたりのバイク保有台数は38.0台で、何と全国1位だそうです。毎週末になると沖縄のメインストリートとなる国道58号線はバイクでいっぱいになり、皆さん思い思いのスタイルでツーリングを楽しんでいるようです。
レンタルバイカーよ! 道の駅グルメを存分に堪能せよ!!
観光客向けのレンタルバイクショップもたくさんあり、原付からハーレーまで、予算や趣向に合った車両が豊富に揃っています。そこで、今回は『レンタルバイカー』の皆さんに向けて、『食』をテーマにしたツーリングプランをご紹介いたします。舞台となるのは国道58号線沿いに点在する『道の駅』です。
ただ、沖縄そばとか海ブドウとか、いかにも沖縄らしい食は考えないでいただきたい! それでも一応『名物』と謳われているモノばかりを揃えてみましたので、チョットだけでもイイんで期待してくださいませ。それでは、沖縄の『北の玄関口』とも言える嘉手納(かでな)ロータリーからスタートしましょう!
【第一目的地】おんなの駅(恩納村)
嘉手納ロータリーから国道58号線を北上し、嘉手納町から恩納村(おんなそん)に入って左側に青い海が広がると、右手に見えてくるのが最初の目的地である『おんなの駅』。到着したのは土曜日の朝10時過ぎなんですが、すでに駐車場はイッパイです!
【おんなの駅】
●住所:沖縄県恩納村字仲泊1656-9
●電話:098-964-1188
●営業時間:10時~17時(2022年3月現在)
オトナの甘さがイイ味出してる!『ウニソース焼き』
さて、景気付けともなる一発目の名物が…『ウニソース焼き』です。「…え? 沖縄でウニ??」なんて声が聞こえて来そうですが、正直私もそう思ってました。ところが調べてみると、北部の橋で渡れる離島の古宇利島ではウニ丼が名物だったり、県内の漁協では養殖をしていたりと、けっこう力を入れているんです。ウニといえば北海道というイメージが強いだけに、真逆の沖縄で食べられるとは!
インパクト強すぎ!? のヤバイ『看板』を発見!!
さてさて、朝っぱらから酒のツマミみたいな名物でエネルギーチャージもしたことだし、次の道の駅へと向かいましょう。第二の目的地である『道の駅 許田(きょだ)』までには2本のバイパスがありますが、今回は海沿いの国道58号本線をトコトコ走って向かいます。その道中、何やらキナ臭い?看板が目に飛び込んできました…!
【第二目的地】道の駅 許田(名護市)
尾行されてないだろうか?…冷や汗をかきながら辿り着いたのが『道の駅 許田』。全国の道の駅人気ランキングでナンバーワンに選ばれたこともある、沖縄北部の有名スポットです。昨年大きなリニューアルを行い、反対車線にも駐車場ができたり、青い海を臨める展望施設ができたりと、さらにグレードアップしています。
【道の駅 許田】
●住所:沖縄県名護市許田17-1
●電話:0980-54-0880
●営業時間:8時30分~19時(2022年3月現在)
『10円まんじゅう』と呼ばれているのに…実際は15円!?
んで、早速名物チェックです…ありました、『えびすまんじゅう』。500円玉よりチョット大きいくらいのひと口サイズで、通称“10円まんじゅう”と呼ばれています。沖縄のお菓子と言えば“ちんすこう”や“紅芋タルト”などが有名ですが、実はまんじゅうの類も結構たくさんあるのです。(※試しに『のまんじゅう 沖縄』で検索してみてください)
沖縄で一番有名な宝くじ売り場で買ったら…当たっちゃったよ!
【第三目的地】羽地の駅(名護市)
1,000円儲かって浮かれ気分になりそうなトコロをグッと抑えて、安全運転に徹しつつさらに北上して向かったのが、前半戦のラストとなる『羽地(はねじ)の駅』。前述の2つの道の駅と比べるとコンパクトな印象ですが、ココでもいきなりブッ飛んだ看板でのお出迎えです。
【羽地の駅】
●住所:沖縄県名護市字真喜屋763-1
●電話:0980-58-2358
●営業時間:9時~18時(2022年3月現在)
目に入ったら思わず惹き寄せられる…魅惑の『ニューハーフ』
微笑みの国・タイのレディボーイは世界的にも有名ですが、沖縄の北部でそんな文化があったという話は聞いたことがありません。しかし、ピンク地にハートが散りばめられた看板『ニューハーフ』は、否が応でも何かを期待せずにはいられません…。
食を徹底的に追求する58号線の旅は、後半へと進む…
嘉手納から羽地まで駆け抜けた前半戦、いかがだったでしょうか。いずれも小腹が空いたときにはピッタリの量&価格なだけに、私のように脆弱な胃袋&懐具合の若輩者でも、まだまだイケそうです。後半戦も国道58号線をさらに北上し、スイーツやガッツリ系も喰らってまいりますので、お腹を空かせて待っていてください!
文&写真:工藤日高