カブでSSTR2021に初チャレンジして見事に完走できた『チーム ダートフリーク』。無事ゴールにたどり着いたのは良いけど、行った道は帰らないといけないってことで、帰り道だってしっかりツーリングを楽しんじゃいました~♪
我々がゴールした翌日 10/10日には輪島市にある道の駅 赤神で『赤神カブ祭り』なるカブミーティングが開催されるとの情報が。なんと、あの大人気アニメ『スーパーカブ』の小熊役の声優 夜道雪さんがいらっしゃる!ってことで、『チーム ダートフリーク』のカブ乗り達と会場に向かう事に。
金沢市内のビジネスホテルの駐車場(バイク用の駐輪場がなくギュウギュウにすし詰め状態w何台いるかわかるかな?)から能登半島の輪島市にある『道の駅 赤神』を目指します。その距離 約90㎞ 時間にして1時間30分くらい。もうね、これくらいの距離だったら動じなくなりましたよw これぞSSTRマジック! 完全に距離バカになってますね。
いざ『赤神カブ祭り』向かって出発!
走りやすい平野が続く金沢の道。田園風景が続く山道を走り抜けていきます。
山道を抜けるとその先には日本海がド~ン!この日は気温も高く日中は30度くらい。潮風がとっても気持ちいい~!
途中には『トトロ岩』なる日本海の荒波に削られて浸食されながら自然に出来上がった面白い岩が。良い感じに緑の草が生えててホントにトトロそっくり。
正式名は剱地権現岩(つるぎじごんげんいわ)って言うらしいです。とても有名な観光スポットのようなので、輪島市にツーリングで訪れた際は是非。石川県輪島市門前町、国道249号 沿いにありますよ~。
能登半島の海沿いは景色も最高、自然とアクセルを開けちゃいますね。でもスピードの出しすぎに注意、安全運転でいきますよ~。
『道の駅 赤神』に到着~
『道の駅 赤神』に着いたらすごいバイクの数。SSTRの参加者さんたちが集結していましたよ。赤神カブ祭りという事でしたが、カブよりほかのバイクの方が多かったんじゃないかな?
アニメ『スーパーカブ』は全話みましたよ。スーパーカブ乗りとしては一目見ておかないとね~ってことで、会場ではあの主人公 小熊役の声優 『夜道雪さん』と、初代ミニスカポリス『福山理子さん』がイベントを盛り上げていました。筆者の世代には懐かしいミニスカポリス、福山理子さんもホントおきれいでした~。
道の駅にはこんな看板が。どうやら輪島市は「ライダーを笑顔で歓迎する都市」を宣言していて、市をあげてツーリングライダーを歓迎する街づくりに取り組んでいるそうですよ。また、SSTRを主催する風間深志さんは「輪島モーターサイクル親善大使」として、モーターサイクルによる地域活性化のアドバイスをしているとの事。なんてすばらしい『輪島市』。
『道の駅 赤神』でもう一つの目的
この『道の駅 赤神』のすぐ目の前は海。釣り好きの筆者は事前にこの情報をキャッチして海釣りができないかと目論んでいたのです~。
グーグルマップで調べてみたらテトラポッドがしっかり入っていたので、今回はこんな感じでお手軽な『穴釣り』タックルを仕込んできました!
穴釣りといえば、ジャッカルの『エッグアーム ロンガー』。あの超有名釣り系YOUTUBER『釣りよかでしょう』ともコラボしていたり、見た目もおしゃれだし機能面もバッチリなロッド。これに『ブラクリ』とマルキューの『パワーイソメ』でテトラポットに潜んだ根魚を狙いますよ~。
そんなわけでいざ実釣
太平洋と比べるとやっぱり日本海は水が綺麗。底まで透き通って見えます。なんでこんなに違うんだろう?
テトラの隙間に仕掛けを落としてチョンチョンと誘うと……
ハイ、釣れました~!
開始から5分くらいで魚が掛かりました。穴釣りはホントに簡単でお手軽です!
でも釣れたのは『クサフグ』でした…… 釣り人には嫌われる外道中の外道で、食べられないし、エサ取りの常習犯ですよ。だけど何も釣れないよりは良いよね~と自分に言い聞かせ、時間もないので早々に切り上げました。でもこの辺りはどこでも釣りができそうなポイントがたくさん、また来る機会があったらじっくり釣りしたいな~。輪島はホントに良いところ、ツーリングするのも釣りするのも最高の場所じゃないかな。また釣りしに来たい……
帰りはルートを変えて『能登島』へ
行きと同じルートで帰るのはつまらないってことで、帰りは能登島を経由して富山方面へ。
能登島にある、全長1050mもある石川県 最長の橋『能登島大橋』を渡ってみることに!
橋から見た景色はホントに絶景。潮風がとっても気持ちよく、海と空をこんなに近くに感じることができる橋は中々ないでしょう。ツーリング 万歳!
みんな気になっていた?!あのスポットへ
能登半島をツーリング中に何度も見かけた『すしべん』。金沢では昔からあるなじみ深いお食事チェーン店のようで、みんなもすごく気になっていたらしく昼食がてら立ち寄ってみる事に。
店内にはお弁当やお寿司、お惣菜などの量り売りだけでなく、イートインスペースもあったりしてラーメン、うどん、丼物も食べられます。金沢おでんとローストビーフ弁当をテイクアウト、天気も良かったのでピクニック気分を味わえましたよ♪
まとめ
SSTRの完走は時間との勝負だったので、道の駅に立ち寄るだけが精一杯でしたが、帰路は時間に追われることなく存分にツーリングを楽しむことができました。2日間で行きと帰りの総走行距離が800km以上のロングツーリングでしたが、能登半島の海沿いをオートバイで駆け抜けると気分は爽快、走ったことのない道なりはとても新鮮でわくわくが止まりませんでしたよ。やっぱり帰り道だってSSTRの醍醐味の一つなんですよね!
text&photo RIDE-HUCK
RIDE-HUCK掲載日:2022年6月6日