ありそうでなかったCBのイベント・CB事変
バイク神社認定第一号の安住神社で開催
5月4日は快晴の空が広がり、絶好のツーリング日和に恵まれた中で【CB事変】というイベントが開催された。会場となったバイク神社認定第一号の本家・安住神社の駐車場には開始時刻よりも早くからバイクがやって来る。CBの名を冠した車両のオーナーはもちろん、CBが好きな方なら誰でもウェルカムなイベント。入場無料と気軽に参加できるのもうれしい。よく見ていると、CB750FやCB1100R、CB400Four、CB750 Fourなどの旧車系はもちろんのこと、CB 1100や1300SUPER FOURなど高年式や現行車まで幅広い。そしてCB以外の車種、ホンダ以外のメーカーのバイクまでが来場していた。
イベントを引っ張り盛り上げたブースの数々
CB事変はカッチリと予定を決めているイベントではない。「CBが好き」という気持ちを持ったライダーが集まり、楽しむことがメイン。参加費用は無料で、いつでも入退場が可能なためとても自由なイベントだ。
その中でも見どころなのはブースである。バイク写真家として活動していたチャンプさんと共に中心的に活動したT.T.Rモータースをはじめ、安田商会、Team CB’s、ガレージマーキーズ、SSP Factoryが出展。カスタム車両の展示や製品の展示などもあり、大いに注目を集めていた。
さらに飲食ブースがあり、美味しい料理の数々はツーリングで疲れた身体を癒してくれていた。
CB談義からバイク談義へと発展し、刺激になる
とにかく見て、話し、楽しむ
会場に集まったライダーたちは、アクティブだった。会場へ入って愛車を停めたら、どんどん会場内を歩き回っていく。参加車両を眺めてオーナーさんと出会えればそこでさまざまな談義に花が咲く。同じ車種のオーナー同士でも、違う車種でも、違うメーカーであっても、会話は大いに盛り上がりって楽しめるものなのだ。
ありそうでなかったイベントは、さらにパワーアップしていく
イベントとしては、展示車両を眺めて出展ブースの方と話したり、ユーザー同士の会話で楽しむのがメイン。特に途中のタイムテーブルが決まっているワケではない。それでも終わってみれば500台以上の来場があり、CBに限っても400台は余裕で超えていた。大成功である。
「CB、そしてホンダをターゲットにしたイベントって、意外とないんですよね」というところから始まったこのイベント。名車と呼ばれ、人気が高いだけに本当に意外である。だからこそ「開催してくれてありがとうございます」や「ぜひ続けてください」といった声が多く聞かれるのだ。
主催であるT.T.Rモータースのみなさんとチャンプさんの間で「もっと良いイベントにするために……」という話は活発に行われていた。もっともっと盛り上がるイベントになっている姿がイメージできて、聞いているだけでワクワクした。次回の開催を楽しみにしながら、参加者ライダー達は帰っていった。