MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!自称「フラットダート専門家」の男、さすライダーです。
北海道には本州では考えられないような、スケールの大きな林道が山ほどありますが…その中でも僕のような「ほぼオフロード初心者」でも恐怖感なく楽しめて、しかも周りの景色を見ながら走れる余裕もあって、なんならオンロードバイクで走る人もいるほどの「極上のフラットダート」があるので、今回はその名も「十勝牧場 白樺並木」の実走レポートをお届けします!
十勝牧場 白樺並木とは?
北海道を代表する人気エリア「十勝」は音更(おとふけ)町にある壮大なスケールの牧場が「十勝牧場」です。
いわゆる観光牧場ではないのですが、敷地内の約5kmのルート(全てフラットダート)を自分のバイクで走ることが可能で、あのNHKの連続ドラマ小説「マッサン」のロケ地として一躍有名になった牧場です!
特にライダーに人気なのは入り口から約1.5km続く美しい白樺並木で、ここで愛車を入れた写真を撮るともれなく「映え〜な写真」が撮れることから、夏のシーズン中は多くのライダーがここを目指してやってきます。
ちなみに十勝牧場は入場料などの料金は一切不要で、誰でも最奥にある「十勝牧場展望台」まで走ることができますが…いくらフラットとはいえあくまでダートなので慎重に運転する必要があります。
なお、冒頭でお伝えしたようにオンロードバイクで走るライダーもいますが、少なくても僕は「オン車で走ろうとは思えない」ことを付け加えておきます(基本はオフ車かアドベンチャーバイクを推奨)
実走レポート:道の駅 おとふけ〜十勝牧場入り口
十勝牧場アタックの拠点となるのが音更町にある「道の駅 おとふけ」で、帯広市内からバイクで15分の好立地な道の駅です。
2022年にリニューアルオープンした、まるで「十勝の食のテーマパーク」のような人気の道の駅で、館内には十勝のありとあらゆる食材を購入できるショップ、それから複数の飲食店やカフェが揃っています!
特におすすめなのが十勝のご当地カレーショップ「インデアン(インディアンじゃない)」と帯広の人気ベーカリーの満寿屋商店の「みちます」で、十勝牧場アタック前の腹ごしらえはこの2店を押さえれば完璧です(食い過ぎには要注意)
なお「道の駅 おとふけ」にはありがたいことにバイク専用の駐輪スペースが設置されており、トイレなどの各種設備も恐ろしいほど綺麗なので、アタック前はもちろん「アフター十勝牧場」として一息入れるスポットとしても優秀です!
ってことで、十勝の食を存分に満喫した後は…もしかしたらお腹が苦しいかもしれませんが…頑張って国道241号線→道道133号線と走り繋ぐと、だいたい10分くらいで十勝牧場の入り口に辿り着きます!
とはいっても分かりやすい看板がど〜んと出ているわけではなく、突如直進先がダートの四叉路(左右は舗装路)が出現するので、そのまま直進すればOK牧場です(牧場だけに)
入り口からいきなりメインの白樺並木が続いているので、ある意味拍子抜けしてしまうかもしれませんが…一応「十勝牧場 白樺並木」と書かれた小さな看板と、ちょっとした駐車スペースはあるので、まずはアタック前の記念撮影を決めておきましょう。
実走レポート:十勝牧場入り口〜十勝牧場展望台(ゴール)
さてさて!ここからは初っ端からハイライト区間がはじまります♪
いかにも北海道らしい道幅が広くてスケールの大きな白樺並木を、極上のフラットダートと共にお楽しみください。
とは言ってもツーリングあるある「このまま走り続けたいけど、一度止まってこの景色を写真に収めたい…でもこのまま止まらず走り続けたい自分もいる。。。」という心の揺らぎが何度も襲ってきますが、そこはうまくコントロールしましょう!
ちなみにここは十勝の有名な観光スポットなので、バイクはもちろん観光客の車も普通に走っていますし…なんなら制限速度も決まっている「ほぼ公道」ですので、くれぐれも景色に見惚れてよそ見運転をしないように注意しましょう。
ハイライトの白樺並木の区間を超えると、今度はゴールの「十勝牧場展望台」を目指して牧場内を走ることになりますが、ちゃんと最後まで案内板(展望台と書いてます)が出てますので、それに従って走れば迷うことはありません。
逆に案内板が示すルート以外は基本的に立ち入り禁止なので、間違った場合はすぐに引き返して本来のルートに復帰しましょう。
基本的には僕のような「ほぼオフロード初心者」でも笑顔で走れる優しいフラットダートですが、ところがゴール直前には「上り坂+やや深い砂利」というスマイルクラッシャーが出現します。。。
しかし、ここまで走ってきたアナタならきっと…いや、多分大丈夫!…そのまま平常心で走ればゴールの十勝牧場展望台は目と鼻の先です!
そして、最後の力を振り絞って坂を上り切ると…突如全面舗装の無駄に広い駐車場が出現するので、おもむろにバイクを止めて辺りを見回すと「北海道!十勝!」と聞いて誰もが思い浮かべるであろう…広がる大草原と日高山脈の絶景がライダーお出迎えしてくれます!
しかも、基本的に北海道シーズン真っ只中でも誰もいないか、もしくはたま〜に他のライダーや観光客が数名来るくらいなので…目の前に広がる素晴らしい絶景を横目に、最高のナルシータイムを満喫することができます(ライダーは例外なくナルシスト)
ちなみに十勝牧場展望台には簡易トイレとちょっとした高台も用意されています…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪