MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!バイクでグルッと日本を2周済みの男、さすライダーです。
北海道にはいわゆる「難読地名」と呼ばれる「え?これってこんな読み方するの?」ってな一瞬頭がフリーズしそうになる地名が多いですが…これは先住民のアイヌ語由来の地名が多いからと言われています(諸説あり)
そして、今回紹介する「城岱スカイライン」もまた、初見殺しの難読地名が含まれる道ですが…果たして「城岱」とはなんと読むのでしょうか?…その答えは記事の中で(ニヤリ)
城岱スカイラインとは?
城岱スカイラインとは函館を中心とした北海道の「道南エリア」に位置するワイディングロードで「しろたい」スカイラインと読みます。
活火山の駒ヶ岳をバックに広がる「大沼国定公園」と、北海道屈指のリンゴの産地の「七飯町」を結ぶ全長約15kmの観光道路で、あくまで天候次第ですが…頂上の「城岱牧場展望台」から100万ドルの夜景で有名な「函館山」を望むことができます!
ちなみに展望台付近をバイクで走っている時も函館山が見えるので、ここがライダー的には最大のハイライトです。
なお、城岱スカイラインは嬉しいことに通行料も展望台の駐車スペースの利用も無料ですが、北海道ですので例年11月中旬〜4月下旬までは冬季閉鎖となっております。
実走レポート:大沼国定公園〜城岱スカイライン入り口
今回は城岱スカイラインの北から南(函館方面)へと抜ける実走レポートをお届けしますが、この場合は「大沼国定公園」が拠点となります。
大沼国定公園は道南エリア屈指の人気観光スポットで、その昔駒ヶ岳の噴火によって形成されたその名も「大沼・小沼・蓴菜(じゅんさい)沼」を中心とした一大景勝地です!
特に大沼越しに見える駒ヶ岳と秋の紅葉が見事で、公園内には散策を楽しめるコースが複数用意されています。
ちなみにバイクは「大沼公園南駐車場」なら無料で駐輪可能で(有料駐車場もあり)敷地内には公衆トイレや複数の飲食店、それから各種ショップもあるので、ここで大沼の絶景を堪能した上で「城岱アタック」の準備を整えておきましょう。
大沼の素晴らしい景色を堪能したあとは「道道43号線」を10分くらい走ると城岱スカイラインとの分岐点が見えてきます。
しかし道路上にデカデカと「城岱スカイライン」と書かれた案内板があるわけではなく…小さく細々と「城岱牧場」と書かれた看板が道路脇に立っているだけなので…ぶっちゃけ北海道のアベレージスピードで走っていると、そのまま分岐点を見逃す可能性が高いです(汗)
加えて城岱スカイラインはあくまで国道でも道道(本州なら県道)でもない「ただの道」なので、あらかじめGoogleMapなどで「城岱牧場展望台」までのルートを検索しておくのが無難です。
実走レポート:城岱スカイライン入り口〜城岱牧場展望台
城岱スカイラインに入ると、これまでの北海道らしい道幅の広い道路ではなく、まるで本州のような道幅の道路(狭いわけではない)になるので、まずはスピードを落としましょう。
ぶっちゃけ入り口から展望台付近までの展望はイマイチですが、それでも北海道では貴重なカーブが連続するワインディングを楽しむことができます!
そして、ある程度進むと一気に視界が開けると同時に牧歌的風景が広がり、天気が良ければ遠くに函館山が見えたところで展望台の入り口が出現します。
城岱牧場展望台は北に駒ヶ岳、それから南に函館山を望める絶景スポットで、綺麗な駐車場とトイレ完備の無料休憩所が設置されています。
ちなみに道南エリアのライダーの溜まり場でもあるので、特に週末はライダーの姿が目立ちます!
とにかく晴れていると本当に気持ちの良い場所なので、ここはぜひ立ち寄ることをおすすめします。
実走レポート:城岱牧場展望台〜ラッキーピエロ 峠下総本店(ゴール)
城岱牧場展望台を出て暫くは展望の良いハイライト区間が続くので、景色とワイディングを同時に楽しめちゃいます♪
そして、峠を下り終えると高規格無料バイパス「函館新道」の「七飯本町IC」があるので、今度はそれに乗って北を目指します。
するとたった5分程でまるでテーマパークのような出立ちの「ラッキーピエロ 峠下総本店」が出現するので…もちろんテーマパークのように入場料なんてかかりませんので、臆せず入店しましょう!
ラッキーピエロとは函館生まれのご当地ファストフードチェーン店で、ド派手な店舗とボリューム満点かつコスパの良いメニューの数々で、地元民にも観光客にも、そしてライダーにも大人気のお店です!
そして、峠下総本店はラッキーピエロのフラグシップ店舗で、なんと敷地内にメリーゴーランドまである(!)もはや函館エリアの観光名所のような場所です。
ちなみにラッキーピエロの名物メニューは「チャイニーズチキンバーガー・ラキポテ・ラッキーガラナ」の3点なので、はじめて訪れる際はこの3点セットを頼めばもれなく幸せになれます…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪