道の駅の特徴
淡路島は瀬戸内海東部に位置する島。徳島県と淡路島の間には世界三大潮流のひとつ鳴門海峡があり、世界最大級のうずしおを見れることで全国的にも有名。淡路島の南部にある道の駅は、日本で一番うずしおに近い場所にあり、陸上から観潮をできるスポットとして知られている。うずしおは見頃の時間があるので事前にチェックしてから行くのがおすすめだ。
品揃えが島内最大級だという道の駅の売店には、淡路島玉ねぎ商品やオリジナル商品、海産物など約800種類の商品が所狭しと並んでいる。うずしおや大鳴門橋を眺めながら地魚や淡路牛など地元の旬の食材を堪能できるレストランや、大鳴門橋やうずしおの絶景を見ることができる展望台が設置されていて、グルメ・展望を楽しめる場所となっている。
「あわじ島バーガー」では、全国ご当地バーガーグランプリで1位を獲った「あわじ島オニオンビーフバーガー」と、2位受賞の「あわじ島オニオングラタンバーガー」などご当地バーガーを販売。休日には行列ができる人気店である。
淡路島へ行くには有料の神戸淡路鳴門自動車道に乗る必要があるが、淡路島南IC から道の駅までは約5分とアクセスしやすい。ただし道の駅は県道237号のつき当たりにあり、駐車場の台数がそんなに多くないため、繁忙期になると道の駅まで大渋滞となることも。海沿いはツーリング向きの気持ちのいいシーサイドラインとなっている淡路島。ご当地グルメや絶景が楽しめる道の駅は、淡路島ツーリングの目的地として立ち寄りたい場所のひとつだ。
施設紹介
売店「ショップうずのくに」、うずしおレストラン、あわじ島バーガー淡路島オニオンキッチンの3店舗がある。売店奥には大鳴門橋を一望する展望台が設置されている。
名物&名産品
◆淡路島オニオンビーフバーガー
2013年の全国ご当地バーガーグランプリで1位を受賞したバーガー。厚さ約8mmの淡路島産玉ねぎカツが主役で、玉ねぎカツと甘辛く炊いた淡路牛、濃厚な新プレミアムトマトソースをバンズに挟んでいる。バーガーには5つの食感の淡路島玉ねぎを使用。サクサクの衣で包まれた、とろっとやわらかく甘味のある玉ねぎが絶品。
◆淡路島玉ねぎ
淡路島は玉ねぎの産地として有名で、淡路島玉ねぎは、やわらかくて甘味があり、辛み成分が少ないのが特徴。道の駅では契約農家直送の淡路島玉ねぎや、淡路島玉ねぎまるごとカレー、玉ねぎ和風ドレッシングオイル1/2、オニオンスープなど多種多様な玉ねぎ商品を販売。あわじ島玉ねぎソフトもおすすめ。
◆白い海鮮丼 ~今日のネタなんですか?~
淡路島近海はマグロやカツオなどの赤身の魚はほとんど獲れず、根魚で白身の魚の水揚げが多い。その白身の地魚を使った海鮮丼で、内容はその日獲れた魚によって変わる。最初は刺身で、次はご飯にのせて、最後は特製の鯛味噌と出汁でお茶漬けに。3つの食べ方で楽しめる。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆鳴門岬
道の駅敷地内には遊歩道が整備され、岬まで歩いて行くことができる。階段を降りていけばすぐ目の前に鳴門海峡を見ることができ、潮の流れの速さを実感できる。真下から見る大鳴門橋は圧巻の姿。大鳴門橋内にある展望台は現在工事中のため立ち入りできなくなっている。
◆うずの丘大鳴門橋記念館
1985年の大鳴門橋の開通と同年にオープンした記念館。淡路島の西南の丘の上にあり、たまねぎキャッチャー、巨大たまねぎオブジェ、たまねぎカツラなど、遊べる玉ねぎ要素が盛りだくさん。絶景レストランでは、淡路牛のウニしゃぶや、淡路島のサワラ、しらすなどの海の幸、淡路牛料理など絶品ご当地グルメを味わえる。