道の駅の特徴
豊橋市は愛知県南東部にある市で、静岡県の浜松市と湖西市に隣接。渥美半島の付け根部分にあたり、市南部は太平洋に面している。太平洋岸は片浜十三里と呼ばれ、アオウミガメの産卵地として知られている。
道の駅『とよはし』は、R23豊橋東バイパス七根ICに隣接しており、アクセス抜群。交通量の多いバイパス沿いということもあり、大規模な駐車場が用意されている。
道の駅には、食と農にスポットを当てた「Tomate(トマッテ)」と、農産物直売所からなり、「Tomate」内は休憩スペースを囲んで、8店舗の飲食・物販店が営業する。
「Tomate」には、豊橋名物のグルメが目白押し。「ヤマサちくわ」は、目の前で焼きあげる焼きたてのちくわや、ちくわチーズスティックや竹輪うずらフライなど、さまざまな練り製品を販売。豊橋のB級グルメの「豊橋カレーうどん」や、オリジナルの「道の駅セット」などを味わえる「つるあん」、豊橋牛などを中心に豊橋ならではの料理を食べられる「いっしょうめし」は、おにぎりなどのテイクアウトも充実。
地元の人気ジェラート専門店「ジェラートサンタ」では、旬の野菜や果物を使用したフレーバーがそろい、うずら、大葉など、豊橋ならではの食材を使ったジェラートを常時16種類販売する。ベーカリーには店内で手作りする豊橋産の素材を使ったコッペパンやサンドウィッチが並び、中でもカレーパンは売り切れ必至の人気No.1商品だ。
三河地域の特産品が揃う「まるっとみかわ」では、豊橋特産のうずら卵を使ったバームクーヘンや「きゅうりのキューちゃん」とコラボした肉まんも販売する。
道の駅が面するR23は豊橋市から三重県伊勢市まで至る国道。R1とも合流するので、豊橋市は浜松方面と名古屋方面を結ぶ通過点のような場所となっている。地元グルメや農産物が充実し、バイパスインターからすぐの道の駅は、休憩や食事などで立ち寄るのに絶好のスポットだ。
施設紹介
Tomate内に、手巻きとまぶし「いっしょうめし」、和食麺処「つるあん」、ヤマサちくわ、ジェラートサンタ、コッペとサンドオリーブの風、まるっとみかわ、豊橋発コンセプトショップ「temiyo」が入る。隣接して農産物販売所「あぐりパーク食彩村」、花マルシェがある。
名物&名産品
◆ヤマサちくわ
豊橋名物のひとつ。本社が豊橋市にあり、ちくわのほか、はんぺんやかまぼこなどの練り製品を販売する。豊橋ちくわの特徴は、両端は白く、真ん中だけこんがりときつね色の焼き色をつけたもの。道の駅ではその場で焼き上げた、風味豊かな焼きたてちくわを食べられる。
◆豊橋牛まぶし
豊橋産牛肉を使ったひつまぶし。ご飯の上に甘辛く炊かれた牛肉が乗っていて、まずはご飯と牛肉だけで、2杯目は薬味をのせて、3杯目は特産のうずらとトロロを乗せて食べて、最後には出汁でさっぱりとお茶漬け風にしてと、一度に4つの味を楽しめる。ご飯は豊橋産のこしひかりを使用。
◆豊橋カレーうどん
豊橋カレーうどんとは、豊橋市のご当地うどん。自家製麺を使用し、どんぶりの底にとろろご飯を作り、その上からカレーうどんを盛り付けたもの。具には必ず豊橋うずらが入っているなど、条件がある。つるあんの豊橋カレーうどんには、豊橋の手筒花火をイメージしたピングが乗っている。ちくわで手筒を、地場野菜で花火を再現している。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆豊川稲荷
日本三大稲荷のひとつで、商売繁盛のご利益で全国的に知られている。神社と寺院が一体となっており、正式には「妙厳寺」という。大小1000体以上の狐像が並ぶ「霊狐塚」は必見。狐像がぎっしりと並ぶ光景は圧巻だ。門前町では「豊川いなり寿司」をぜひ味わいたい。バイクは豊川稲荷大駐車場に300円で駐車できる。