道の駅の特徴
垂水市は鹿児島県の中部、大隅半島の北西部に位置する市。垂水市といえば錦江湾に面し、鹿児島市と垂水市を結ぶ垂水フェリーの発着所・垂水港があり、大隅半島の玄関口として知られている。市内には2つの道の駅があり「たるみずはまびら」は2018年にオープンした鹿児島県で22番目の道の駅。国道220号に面しており、垂水港から南に約5分の場所にある。
道の駅は錦江湾に面しており、天気がいい日には桜島と開聞岳を望むことができロケーションが抜群。錦江湾は夕日の絶好スポットでもあり、2階の展望デッキからは薩摩半島に沈む夕日を眺めることができる。
道の駅には、売店、飲食店、マッサージ店など、さまざまな店舗が入る。物産館では、地域の農産物や特産品、お土産品などを販売。魚介類や肉類、地場産品を使った加工品まで、品揃えが豊富だ。食事では、垂水の海の幸を味わえるレストラン、ソフトクリーム店、錦江湾の景色とコーヒーを楽しめる「宮田屋珈琲」があり、食事からちょっとした休憩まで幅広い利用の仕方ができる。隣接する「マリンパークたるみず」では、SUPやカヌー、ウエイクボードなどの体験ができ、アクティビティも充実。
駐車場は広く、バイク用の駐輪場も用意されている。桜島までも近く、本土最南端の佐多岬までのルート上にある道の駅。絶景、買い物、食事と充実の施設なので、ツーリングの途中の立ち寄りスポットに最適だ。
施設紹介
道の駅メイン施設1階には、物産館「マルシェ」、レストラン「Farm to Table TARUMIZU」、海産物・珍味「さつま工房はまびら」、ソフトクリーム販売「MiLK Lab.」、リラクゼーション「まるいちほぐし庵」、2階にはカフェ「宮田屋珈琲」、展望台デッキがある。屋外には子ども広場も用意され、マリンパーク垂水が隣接。また敷地内の民間販売施設では、魚市場と精肉店も営業する。
名物&名産品
◆海の桜勘(おうかん)
垂水ブランドのカンパチ。垂水かんぱちの育つ錦江湾は、ミネラルたっぷりの豊富な湧水と温暖な気候、そして湾の深い地形が豊かな漁場の錦江湾で育つカンパチは、弾力がある身で歯ごたえとプリプリとした食感、クセがなくさっぱりとした味。
◆姫甘えび
錦江湾でしか獲れない甘海老の一種で、垂水市の特産品。体長は大きいもので5cmと甘海老より小さく、色は綺麗なピンク色をしている。濃厚な香りがあり、甘みのある身の味が特徴。希少価値が高く、貴重なエビ。
◆垂水極みスペシャル海鮮丼
垂水のブランド魚「海の桜勘」や「ぶり大将」、ナミクダヒゲエビなど、垂水の海の幸がふんだんに使われたスペシャルな海鮮丼。姫甘エビの唐揚げものった贅沢な一品。ナミクダヒゲエビも錦江湾でしか捕れない希少な赤エビで、甘味がある味わい。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆江之島温泉
源泉100%掛け流しの温泉を楽しめる共同浴場。湯量が豊富で湯口からはドバドバと温泉が出ている。昭和の雰囲気が残る古い建物でレトロ感が漂う。泉質はpH9.3のアルカリ性単純硫黄泉で泉質がいいと評判の湯。入浴料300円。
◆道の駅たるみず
桜島と錦江湾を望むことができる道の駅。屋外には長さ60mの足湯が設置されており、桜島を眺めながら足湯に浸かることができる。びわソフトが人気で、こちらも多くのライダーが立ち寄る道の駅。たるみずはまびらから約20分。