道の駅の特徴
瀬戸内海で2番目の大きさの小豆島は、1年を通して温暖な気候に恵まれている。絶景スポットや、400年の歴史がある醤油作りなど見どころが多く、日本で初めてオリーブの栽培に成功した「オリーブの島」としても知られ、さらには瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっており、多くの観光客が訪れる場所となっている。
小豆島には道の駅が全部で3つあり、小豆島ふるさと村はそのうちのひとつで島の南側に位置。物産館、手延そうめん館、宿泊施設やキャンプ場、カヤック教室、観光いちご園や各種スポーツ施設など、さまざまな施設が集まる複合型の道の駅となっていて、食べる・買う・遊ぶ・泊まる・体験する、全てを楽しむことができる。
道の駅は、円錐型の屋根をした建物が目印。この建物の隣に、物産館と喫茶コーナーがある。物産館にはオリーブやそうめんなど小豆島の特産品が豊富に並び、人気のスモモソフトも販売。喫茶コーナーではそうめんなどの軽食を提供する。目の前に広がる池田湾では、日本の夕陽100選にも選ばれた絶景の夕日を見ることができる。小豆島特産の手延べそうめんの実演や試食を楽しめる「手延べそうめん館」も隣接する。
池田港から道の駅までは約6分、土庄港からも約15分とアクセスが便利。小豆島は海沿いや寒霞渓を通るブルーラインなど、ツーリングを楽しめるルートも多い。
小豆島ふるさと村キャンプ場は高台にあり絶好のロケーション。ソロキャンプ向きのテント専用の少人数サイトは、バイクの乗り入れが可能となっている。丸1日遊べ、最後は瀬戸内海に沈む夕日を見ながらゆっくりと過ごすことができる道の駅だ。
施設紹介
物産販売コーナー、喫茶コーナー、夢想館(2階が美術館)、手延そうめん館、宿泊施設、オートキャンプ場、テニスコート、ファミリープール、体育館など。
名物&名産品
◆手延べそうめん
小豆島のそうめんは日本三大素麺のひとつで、ごま油を使用し手延べするのが特徴。「島の光」は小豆島手延べ素麺共同組合推奨の小麦、瀬戸内海の塩、かどや製油のゴマ油を原料に、400年の伝統の技で製造される手延べそうめんで、喫茶コーナーで味わえる。数量限定の生そうめんは、生麺ならではのもちもち食感と味わいを楽しめる。
◆オリーブ素麺
小豆島特産のオリーブの実をペースト状にして麺に練り込み、表面をオリーブ油で仕上げた手延べ素麺。コシが強く、のど越しがよく、鮮やかなオリーブ色をしていて見た目もきれい。喫茶コーナー、物産館ともに人気の一品。
◆オリーブラーメン
小豆島特産のオリーブオイルを生地に練り込み、手延べそうめん伝統の技で作った、かんすい不使用のラーメン。スープはあっさりとした塩味。喫茶コーナー人気メニューのひとつだ。お土産用に乾麺も販売している。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆寒霞渓
約1300万年前の火山活動でできた奇岩の渓谷で、日本三大渓谷美のひとつといわれている。四季折々の景色を楽しめ、特に秋の紅葉は絶景。麓から山頂を結ぶロープウェイは空中散歩を楽しめるほか、瀬戸内海と渓谷、空を一度に見ることができ眺望が抜群。
◆醤の郷
小豆島は醤油の日本4大産地で、400年の歴史がある。明治の最盛期には400軒もの醤油醸造所があった。現在も白い漆喰壁の醤油蔵や佃煮工場が20軒以上建ち並ぶエリアを「醤の郷」と呼んでいる。周辺には醤油の香りが漂っている。