道の駅の特徴
四万十町は高知市から南西に約100km、県西南部に位置する。東から西へと流れる四万十川の中流域にあり、東南部は太平洋に面した海の町でもある。四万十川は日本最後の清流ともいわれ、川に架かる沈下橋は四万十川の観光スポットとして有名だ。
道の駅は国道381号沿い「四万十川」流域のど真ん中に位置し、目の前に雄大な四万十川の景色を眺めることができる。特産品販売所、食堂、アイス屋があり、各店舗とも旬の時期の四万十川の幸や農産物にこだわった地産地消の商品を販売。道の駅は屋根付きのバイク用駐輪場も完備し、食事や休憩、買い物に最適な道の駅となっている。
特産品販売所では、季節ごとの地場の新鮮野菜や農産物、お弁当、四万十の特産品などが数多く並ぶ。地場産品としては、栗やお茶、椎茸などの加工品や、地元で製造されたお菓子などが揃っている。
食堂では、四万十川流域の地場食材を使った食事を提供。天然鮎やウナギ、四万十ポークなど四万十の味を楽しめる。毎週木曜日には、十和地区の郷土料理を楽しめる「四万十流域バイキング」を開催している。
アイス屋では、オリジナルのソフトクリームや、四万十や高知産の素材で作る手作りのアイスクリームを販売。
四万十川と並走する国道381号や国道441号は沈下橋が点在し映えスポットも多いルート。ノスタルジックな沈下橋や、雄大な四万十川、のどかな里山風景など、さまざまな景色を楽しめるツーリングコースとなっている。四万十の景色と走りを満喫した後に、四万十のグルメで胃袋も大満足できる道の駅だ。
施設紹介
道の駅の施設としては特産品販売所「とおわ市場」、「とおわ食堂」、「とおわのアイス屋さん」がある。ほかに四万十地栗のスイーツなどを提供する「おちゃくりcafé」、「四万十川ジップライン」が敷地内に隣接する。
名物&名産品
◆十和かご膳
四万十の食材を使った料理を小鉢に盛り付けた「十和かご膳」。四季の旬の食材を使用し、内容は季節ごとに変わる。郷土料理の原木椎茸のたたき、四万十ポーク、四万十町産卵の茶碗蒸しなど、地産地消の料理となっている。「十和」にちなんで10種の料理が楽しめる。
◆四万十川とカリーパン
四万十ポーク100%使用のオリジナルカレーパン。2種類の挽き方をした四万十ポークのミンチ肉をカレーに混ぜ、肉の食感を感じられるようになっている。揚げたてのカレーパンはザクッとしていて、冷めてもおいしい。道の駅限定商品。
◆四万十の天然うな重 ※天然うなぎが入荷時のみ
四万十川で獲れた天然うなぎのうな重。 天然うなぎはお腹が黄色いのが特徴で、余分な脂肪がなく、身がしっかりと引き締まり歯ごたえがある。天然うなぎと四万十町産の養殖うなぎの食べ比べができるお重もある。天然うなぎが入荷時のみ提供される。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆沈下橋
川の水が多くなると川中に沈むように造られた欄干のない橋。四万十川流域には大小合わせて数多くの沈下橋があるので、のんびり沈下橋巡りもおすすめ。道の駅近くには車両の通行が可能な「半家橋」や、二輪車以下のみ通行できる「中半家橋」がある。沈下橋と川の風景は、四万十を代表する景色。
◆川遊び公園ふるさと交流センターキャンプ場
四万十川沿いのキャンプ場で、広々とした芝生のフリーサイトとなっている。トイレやシャワー室、炊事に便利な共同の洗い場も完備。目の前に流れる四万十川の雄大な景色と、夜は満天の星空を見ることができ、四万十の大自然を満喫できる。