道の駅の特徴
道の駅のある長門市は山口県の北部にある日本海に面した市。下関市と萩市が両隣に接し、下関中心部からは約1時間半、中国自動車道美祢東JCTから小郡萩道路経由で約50分の場所にある。市内には景勝地や名所が豊富で、海上アルプスと呼ばれる青海島や、本州最西北端の川尻岬、棚田100選の東後畑棚田などの絶景スポットや、長門湯本温泉などの温泉地も数多くある。
道の駅は長門市内の仙崎地区に位置。長門市中心部から約10分、仙崎漁港に隣接した場所にある。道の駅からは仙崎湾を眺めることができ、ロケーションも抜群。大型の駐車場を完備し、バイク用の駐輪場も用意されている。
道の駅は施設が充実。「仙崎の台所」をテーマに、海の幸・山の幸と仙崎の味覚を堪能できる場所となっている。キッチン棟とダイニング棟の2つの施設には11の飲食店が入り、寿司、干物、バーベキューなど仙崎の食材を使ったバラエティ豊かな食事を楽しめる。波形をした白い壁で「海の波」「仙崎かまぼこ」などを表したキッチン棟本館にある直売所では、地元産の農産物や魚介類、ジビエ、地場特産品やお惣菜・弁当類などを多彩に販売する。
長門市を東西に横断するR191は、下関市から島根県益田市まで山陰の日本海海岸線沿いを山陰本線と並走するルートで、場所によっては海の景色が美しいシーサイドのツーリングコースとなっている。R191から少し寄り道をすれば、コバルトブルーの海にかかる角島大橋にも行けるので、人気のルートでもある。
「リビング・ダイニング・キッチン」をコンセプトにした道の駅は、食べて遊んでくつろげる場所となっているので、ツーリングの際の立ち寄りスポットとして、目的地や休憩に最適だ。
施設紹介
キッチン棟には、農林水産物直売所、鮮魚・刺身類を販売する「四代目大小」、地産地消レストラン「仙崎本丸」、「ひものや食堂ひだまり」、天然酵母でパンを焼く「ララベーカリー」、「TAKADA COFFEE」、バーベキューコーナー「グリルハウス」が入る。
ダイニング棟では「海鮮丼Ajito(海鮮丼)」、「TURCARRI(カレー)」、「ちくぜん(焼鳥)」、「長七屋(鉄板焼き)」、「はれるや(ラーメン)」、「千石(寿司)」の6店舗が営業する。他、長門おもちゃ美術館が併設する。
名物&名産品
◆瀬つきアジフライ
北浦で捕れた肉厚のアジを使ったフライは、衣はサクサク、ふわふわの身。ひものや食堂では、瀬つきアジフライの定食や、瀬つきアジフライ、塩サバ、鰆メンチカツがセットになったボリュームたっぷりの定食「あさひ」などを味わえる。テイクアウトでは、数量限定で瀬つきアジフライバーガーや単品でアジフライの購入ができる。
◆炭火バーベキュー
センザキッチン内の直売所で買った、魚やサザエなどの魚介類、山口県産の牛豚鳥やジビエなどの肉類をグリルハウスに持ち込んで、セルフで焼いて食べられる。利用料は90分大人200円で、調理器具や箸や皿、タレなども料金に含まれるので手ぶらでOK。
◆仙崎かまぼこ
関東では小田原のかまぼこがメジャーだが、関西では仙崎の「焼きぬきかまぼこ」が有名。山口県ではかまぼこは蒸さずに「焼きぬき」という、杉のかまぼこ板の裏からすり身を加熱する製法で作る。道の駅では、外産の冷凍すり身は使用せず、近海産の生鮮魚のエソだけで作った生かまぼこ『大和 浜千鳥』が売り上げNo.1。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆千畳敷高原キャンプ場
眼下に日本海を見下ろす、標高333mの高台にある絶景のキャンプ場。広々とした芝生のフリーサイトは開放感がある。料金は500円で、乗り入れは不可。海が見える場所は人気があるので、早めのチェックインがおすすめ。強風には注意。
◆元乃隅神社
123基の赤い鳥居が海に向かって100m以上ズラリと並ぶ姿は圧巻。上から海と空をバックに見下ろしても、下から見上げても見事な眺め。山口県屈指の絶景スポットで、フォトジェニックな写真が撮れると人気だ。駐車場にはバイク用の駐車スペースが用意されている。駐車料金は1回100円。