道の駅の特徴
道の駅がある三島町は福島県会津地方の中西部に位置。三島町は会津桐の産地として知られており、桐たんすや桐下駄など、さまざまな桐工芸品が作られている。また、町内を只見川沿いに走るJR只見線は、絶景ローカル路線として全国的に有名。冬は積雪が2mを超すこともある豪雪地帯でもある。
『尾瀬街道みしま宿』は只見川沿いを通るR252に面しており、アクセスは抜群。自然豊かな山間の地域にあり、目の前には只見川が流れ、駐車場からは会津の山々を眺められる景観の良い道の駅だ。バイク用の駐輪場は設置なし。
建物内は天井が高く開放的。1階に物産品販売コーナーと食事処、2階に会津桐タンス展示場がある。屋外屋根の下にはテーブルベンチが多めに設置されているので休憩時に利用できる。また、只見線第一只見川橋梁のビューポイントが隣接し、鉄道と橋梁、会津の四季折々の風景を見ることができる絶景スポットとして人気のスポットだ。
物産品販売コーナーには、産直野菜や会津地鶏、特産品などが取り揃えられ、特産の桐製品や伝統工芸品の奥会津編み組細工も展示販売されている。また、ミニコンビニが設置されており、ドリンク類や日用品などの販売も行っている。食事処では、特産の会津地鶏を使った食事や麺類などを提供。桐炭を使用した「桐炭チョコソフトクリーム」も人気がある。営業が16時までと、遅めの昼食利用が可能なので便利である。
新潟県柏崎市と福島県会津若松市を結ぶR252は、ツーリングルートとしても人気の道。国道に並行する只見川と只見線の景観や奥会津の景色を楽しめ、田子倉ダムなどの見所や、新潟・福島県境の六十里越のワインディングなど走りも満喫できる。R252沿いではダントツの眺望の良さと、食事や買い物も楽しめる道の駅なので、ツーリング時の立ち寄りスポットに最適だ。
施設紹介
道の駅施設の1階に物産品販売コーナーと食事処「桐花亭」、2階に会津桐タンス展示場が入る。屋外には展望デッキもある。
名物&名産品
◆会津地鶏
三島町のブランド地鶏で、平家の落人がペットとして会津地方に持ち込んだものが最初といわれている。適度な歯ごたえがある肉質で、旨みとコクのある味わい。食事処では、会津地鶏を使った唐揚げや親子丼、カレーなどを味わえる。唐揚げは、やわらかくジューシーな肉とサクサクの衣で絶品。
◆山菜・キノコの缶詰
三島町で製造される山菜とキノコの缶詰。なめこや舞茸ご飯の素、ワラビなどの山菜と、さまざまな種類があり、サイズも豊富。小さいサイズの缶詰は持ち運びやすく、ツーリングの際のお土産にもピッタリ。レトロな絵柄のラベルがいい感じの缶詰だ。
◆奥会津編み組細工
奥会津編み組細工は奥会津の山間部で採れる、山ブドウ、マタタビ、ヒロロなどなどの素材で作る編み組細工。手さげ籠、抱え籠、肩かけ籠、菓子器、炊事用具などがあり、国の伝統的工芸品に指定されている。農作業ができない積雪時の手仕事として受け継がれている生活のための伝統工芸。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆只見川第一橋梁ビューポイント
只見川に架かる橋梁と通過する列車の絶好の撮影スポット。道の駅駐車場の奥から遊歩道が続いている。第一橋梁は山を登った先の3ヶ所の展望所から望むことができ、上の展望所からは橋の全景が水面に映る光景を見られる。展望所には列車の通過時刻が掲示されているので、鉄橋を走る列車の時刻はここでチェックが可能だ。
◆霧幻峡の渡し
「霧幻峡の渡し」では、昔、住民が只見川を渡るのに使用していた手こぎの渡し船に乗ることができ、昭和39年に裏山の土砂崩壊で廃村になってしまった集落の散策もできる。6~8月の朝夕や、雨上がりには川霧が発生しやすく、幻想的な世界を体験できる。廃村集落は近年、パワースポットとしても注目されている。
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!
ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
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特徴① 走ったツーリングルートに写真をリンクして残せる!
アプリの使い方は至ってシンプル。ツーリングへ出かける時、RidersSquareのアプリを起動し、スタートすれば準備はOK。あとはアプリが走行したルートや時間を記録してくれる。ツーリング途中に撮った写真の場所や情報は、アプリ内のボタンでカメラを起動して撮影するとコメント欄が表示される。撮影した時に残しておきたいコメントなどを記入するから忘れずに残しておけるというわけだ。
また、ナビアプリ等との併用も可能。道案内はナビに任せ、バックグラウンドで同アプリが動き続けツーリングのログや写真のポイントを記録していく。
特徴② ツーリングの思い出を仲間と共有
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SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。