道の駅の特徴
道の駅のある岬町は、大阪府の最南端にある町で和歌山県との県境に位置。大阪湾に面しており、町には海水浴場や自然海浜など海を楽しめるスポットが充実、海上釣り堀やヨットハーバー、国内唯一のビーチバレー競技場があり、マリンスポーツのメッカとしても知られている。
道の駅は町の北部、R26の淡輪ランプ交差点すぐの、海の望む丘の上に立地。その小高い地形を活用して「みさきの丘の灯台」として、海を眺めながら休憩できる場所となっている。大阪中心部から一般道を使って和歌山方面へ移動する場合、第二阪和国道として和歌山へのメインルートとなっているので、道の駅はリアルタイムの交通・地域情報などを提供する場所にもなっている。
道の駅には展望テラスが設置されており、大阪湾や遠くには淡路島を一望できる。灯台を模した展望室も用意されているので、雨の日でも安心して景色を楽しむことができる。
直売所では水茄子や玉ねぎなどの泉州地域の産直野菜や特産品お土産品などを販売する。中でも、魚の産直コーナーが充実しており、漁師直送の魚介類がお手頃価格で並んでいる。岬町にある淡輪、深日、谷川、小島の4つの漁港から、その日の朝獲れたばかりの魚が入荷するので鮮度が抜群。旬のさまざまな魚を買うことができる。
食堂では、漁港直送のしらす丼などの丼ものや、お隣和歌山の名物、和歌山ラーメンやうどんなどの麺類を提供する。
道の駅としては規模はやや小さめだが、名物しらす丼、大阪や和歌山のお土産品も揃い、食事や買い物には困らない。大阪と和歌山を結ぶ主要国道沿いにあるので、休憩に立ち寄りやすいスポットだ。
施設紹介
建物内には、産直市場よってって、丘の上食堂が入る。展望テラスが設置されている。
名物&名産品
◆生しらす丼
名物の生しらす丼。ドンブリに使われるシラスは漁港から直送。希少な近海産の生シラスを使った「生しらす丼」は、獲れたて新鮮だから食べられる一品。食堂では他にも、獲れたてのシラスをその場で釜揚げした「釜揚げしらす丼」や、生と釜揚げ両方がのった「Wしらす丼」も味わえる。
◆山海天ちらし丼
山の幸・海の幸をふんだんに使ったドンブリ。山海の幸は天ぷらにしてからご飯の上に彩りよくちりばめられており、見た目華やか。天ぷらをぶっかけうどんの上にちりばめた「山海天ちらしうどん」も提供している。
◆新鮮魚介
地元の4漁港から直送される新鮮な魚が道の駅自慢。定置網や底引き網で獲れるタイ、アジ、マコガレイ、タコ、太刀魚やシラスや、季節ごとに旬の魚介類がズラリと並ぶ。魚はお願いすれば、三枚おろしや刺身用に捌いてもらうことができる。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆道の駅とっとパーク小島
全国でも珍しい、海釣り公園を併設する道の駅。関西国際空港の工事の際の埋め立て土砂を積み出すための桟橋を活用した施設。釣り桟橋は有料エリアだが、桟橋の展望デッキは無料で、ここから大阪湾、淡路島、関西国際空港などが一望でき、夕日スポットでもある。休日には多くの釣り客が訪れる人気の釣り場で、休憩スポットというよりも、釣りスポットとして利用するのがおすすめ。
◆友ヶ島
ラピュタの島とも呼ばれる無人島。フェリー料金大人往復2200円で、行くことができる。第2次世界大戦時の砲台跡が点在し、廃墟と自然の風景を見ることができる。島には自然探索コースと名所探訪コースの2種類の散策路が整備されており、島内を巡ることができる。コースはアップダウンが多いので、靴は歩ける靴がおすすめ。展望台や灯台、キャンプ場もあり1日楽しめる。