道の駅の特徴
三原市は広島県南部に位置し、市内南部は瀬戸内海に面している。三原市には、大阪府大阪市から福岡県北九州市門司区に至る国道2号、山陽自動車道、山陽新幹線、山陽本線、呉線、三原港、広島空港など主要な交通が整っており、広島県の交通の要衝となっている。
『みはら神明の里』は、R2の三原バイパス沿いにある道の駅で、時広ランプを降りてすぐのところに位置。駐車場にはバイク駐輪場も用意されている。瀬戸内海を見下ろす高台に建ち、R2沿いにある道の駅の中で唯一、瀬戸内海を望むことができる。
赤い屋根の建物内1階には、特産品販売コーナー、レストラン、ファーストフード、パン工房があり、2階に展望デッキや休憩コーナーが備えられている。展望デッキからは瀬戸内海を一望。海と瀬戸内に浮かぶ島々の眺望を楽しめる。建物裏にあるテラス席では、瀬戸内の景色を眺めながらの飲食も可能だ。
三原市といえばタコが特産品で、道の駅ではさまざまなタコメニューを味わえる。
レストランでは、タコのたたき、たこカツ丼定食や、名物タコ天カレーを提供。鮮魚・天ぷらコーナーには、持ち帰り用として三原名物の「たこ天」が並ぶ。ファストフードコーナーでは、「三原やっさタコ」が入ったたこ焼きを販売するなど、さまざまなタコ料理を満喫できる。
特産品販売コーナーには、干しタコや、たこめしの素、たこせんべいなど、タコを使ったお土産品が豊富に揃う。鮮魚コーナーでは、タコや地元で獲れた鮮魚、お刺身や干物など、瀬戸内の海の幸も購入できる。
しまなみ海道の西瀬戸尾道インターまでは、バイパス利用で約15分の距離。道の駅へは三原バイパスがメインのアクセス道路となり、サービスエリアのような立ち位置で利用できる。三原のタコと、瀬戸内の景色を堪能できる道の駅は、移動の際の休憩や食事に最適の道の駅だ。
施設紹介
1階に特産品販売コーナー、レストラン「漁師と農家の台所kitchenルマーダ」、ファーストフード、パン工房「八天堂」、2階に展望デッキが設置されている。
名物&名産品
◆三原のタコ
広島県有数の水揚げ量を誇る。三原市付近で捕れるタコは、漁場の潮が速く、タコの好むエビやカニなどの高級なエサが豊富なので、タコの足が太く短く身が締まり、味が良いのが特徴。道の駅では多彩なタコメニューを味わえるほか、お土産品でタコを使った商品を販売する
◆たこ天
三原漁業組合自慢の「三原やっさタコ」を特製の衣で揚げた一本足のたこ天は、食べごたえのあるぷりぷりの食感。衣にはしっかりと味が付いているので、お酒のつまみにもご飯のおかずにもピッタリ。道の駅内で揚げているので、タイミングによっては揚げたてを買うことができる。レストランでは大きなタコ天がまるまる乗ったタコ天カレーが食べられる。8食限定。
◆見晴らし海鮮丼定食
三原市漁協から直送の朝獲りの瀬戸内海の地魚と、「三原やっさタコ」がのる海鮮丼。タコ刺に加え、甘く煮付けたタコ足も入っていて、三原のタコを堪能できる。三原の魚介、三原の米、三原の酢で作られる、三原尽くしの贅沢などんぶり。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆大久野島
瀬戸内海に浮かぶ周囲4.3kmの小さな島に1000羽以上の野生のうさぎが生息していることから「うさぎの島」と呼ばれている。戦時中は島内で毒ガスの製造が行われており、その当時の資料を展示し事実を伝える「毒ガス資料館」もある。三原市の須波港から高速船で22分、大人1100円。(土日祝、GW、お盆期間のみ運行)須波港に無料の駐車場あり。
◆瀬戸内しまなみ海道
広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ絶景ロードで、西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路からなる全長約60kmの自動車専用道路。瀬戸内海に浮かぶ島々を橋で繋いでいる。125ccを越えるバイクだと自動車専用道を走ることになるが、125cc以下のバイクだと各橋にある原付道を通行でき(新尾道大橋以外)、瀬戸内の景色を眺めながら渡ることができる。しかも全線渡っても通行料が片道500円と格安!のんびりと各島々を回るツーリングがおすすめだ。